「フハハッ!!今日も人の不幸でゴハンがうまいっ!!マガマガしくマオウ参上ですぞ!!」
「前回から大分空いてしまいましたが破壊神様の腕が鈍っていないことを祈るばかりです、あとこれを見ている破壊神様も展開をお忘れでは?」
「まぁ前回のあらすじなんていうものはこの作品にはないですからわからない方は前の話をもう一度見てみるといいですぞ、どこぞのひげが泣いて喜ぶと思うんで。」
「さてさて、メタな話はここまでにしておいて…今日の破壊神様はどちらに―」
…。(後ろで佇むツルハシ)
「はわっ?!そんな近くにおられたのですか、なんか意外ですね…私はてっきりまた魔物たちと戯れているものかと…。」
ザクッ!(魔王を間引こうとするツルハシ)
「はうわッ?!…な、何をするのです破壊神様?!私のおしりが割れてしまうところでしたぞ!!」
…。
「は、破壊神様…?」
「もしや…何か怒ってらっしゃる?」
「自分のしたことにまだ気がつかないとはな…おめでたい魔王だ。」
「やや、貴様は前回のリザードマンではないか。では貴様はなぜ破壊神様がお怒りかわかるのか?」
「…これを見てもそんな口が叩けるのか?」
リザードマンハ マオウニ 『ある紙』 ヲ ミセタ!
「む、なんだこれは?…使用堀パワー?…おぉ、前回のリザルトではないか、これがなんだと?」
「ちょっと上から読んでみろ。」
「まったく、破壊神様に気に入られたからって調子に乗りおって…なぬなぬ?」
―――――――――――
使用堀パワー
特殊能力仕様…700
フロア制作…400
電気代…100
――――――――
『電気代…100』
「これはいったいどういうことだ、魔王よ?」
「ぬぐッ?!…ワ、ワガハイは知りませんな、ダンジョンなんかに電気なんて必要ないですし…これはきっとあの黄色い電気ネズミが充電を―」
「ほほぅ、シラを切るのだな?…ならば仕方ない。」
「む、貴様何をするつもりなのだ?!」
リザードマンハ 『線に繋がれた丸みのある黒い物体』 ヲ トリダシタ!
「ギョエー?!そ、それは私のP〇3!!」
「我が主よ、心置きなくするがいい。」
…スッ。(ツルハシが構える)
「ちょ、おま?!」
…ザクッ!!
『…お気の毒ですが、本体のデータは全て消えてしまいました。』(あの音楽とともに)
「ゴハッ?!!!!…ワガハイの努力の結晶が…ヒドイ…。」orz
「これに懲りたら真面目に世界征服を目指すのだな。」
…♪(スッキリ)
―――――――――――。
「さ、さぁ…気を取り直して、ダンジョンの方を増築していきますぞ。」
「因みに先程のは勇者にも適応できますぞ、奴らはこのダンジョンで生意気にもセーブをしてくるので放っておくと何度でもコンテニューしてきます。」
「ツルハシでセーブポイントを潰せば勇者は復活できなくなります、勇者がセーブしてきたらこまめに消していきましょう。」
「むしろもうジャンジャン消して行っちゃってください、憎き勇者にもこの喪失感を味あわせてやりましょうぞ!!!」
「…とまぁそれは置いといてダンジョンの方を見てみましょうか、いろいろと変わっているとこもありますしね。」
…?
「そう、例えば前回レベルアップした魔物がいます…ハーピーとフェアリーですな。」
「るんるんるん♪」
「男の人来ないかなー♪」
「フェアリーはゴーストと同じで魔力を運んでくれますがその他に勇者に出会うと道に迷わせる魔法を掛けます。」
「ダメージはありませんが多少の時間稼ぎにはなるでしょう、その間に体制を整えれたらベストですな。」
「続いてハーピーの方ですが前回のラージマウスとほとんど能力は一緒です、ただ常に飛行しているので勇者に奇襲をかけやすくなっていますな。」
「油断しているところを上から襲いかかり勇者に跨ってそこから…おお、ひわいひわい、破壊神様も好きですね〜。」
「まぁそれはさておき、他にも新しい魔物が増えたんで見てみましょうか。」
…?
「お忘れですか?…前回の勇者たちの中に女勇者がいたじゃありませんか。」
…!
「フフフ、その女勇者の成れの果てが…コイツです!!」
ババーン!!(スケルトンが驚いたように棒立ちしている。)
「私は…死んだはずじゃ…どうして生きてるの?」
「まっ、お前は本質的には死んではおるがな!!正確にはアンデットのスケルトンに生まれ変わったのだ。」
「嘘…いやよ、私が魔物なんかに、私をひと思いに殺しなさい!!」
「だまらっしゃい!?男を二人も弄んだ罰だ、これから貴様は我が下僕となり勇者をあの手この手でイかせるのだ!!生前より綺
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