コンビニって、便利だよな。
いつでもあなたの街と一緒に、家族商店。チキンがうまい。
だがオレは今はそんなチャチなチキンで腹がいっぱいになるわけがない。ガッツリと大型焼肉チェーン店の「牛ツノ」で焼肉でも食べたい気分だ。主に豚肉を。
しかし、今のオレの所持金わずか213円。買える物と言ったら安い弁当か惣菜、もしくは駄菓子菓子。正直わびしいッス・・・。
いっそのこと食べないという選択肢さえも存在している。だがオレは今何かを猛烈に食べたい気分だ。ふらりと入った定食屋でアームロックも出来ちゃいそうな気分だ。うおォン。まぁそんなことできっこないけどね、てへぺろ。
てな訳で安い弁当を求めて近場のコンビにまで足を運んだわけだが、コンビニに入ってびっくり。かわいい女の子がレジをやっているではありませんか。
見栄を張って高い酒でも買って「仕事終わったら一杯、やらないか?」とでも声をかけたかったが、酒なんてわからないし、まず213円じゃカップ酒も怪しいところだな。素直に諦めた。
残る選択肢は安物弁当を買って、あわよくばお釣りをもらう時に手と手が触れ合って「あ・・・///」なんて感じになったら幸せだなと淡い期待に賭ける。分の悪い賭けは嫌いじゃない・・・!
右腕に弁当を持って、それを腰に構えてレジに特攻。このままあのかわいい女の子(のハート)を打ち貫く!
だが必中熱血をかけていざ攻撃したが戦慄の一言。
「あやのちゃ〜ん、もう上がっていいわよ〜。」
奥から野太い男の声。「わかりました。では、お先に失礼しますね。」と言って奥に行くオレのラブリーマイエンジェル。そして入れ替わりに出てきたのは筋肉隆々のウホッ!いい乙漢(おとめ)・・・。
ガチムチなその乙漢(おとめ)がレジに立った瞬間、オレのステーク(弁当)が前に突き出された。
「あら、そんなに慌てて・・・。もしかして、おねえさんが出てくるの待ってたのカ・シ・ラ?」
敵の反撃。クリティカル!
「いいわよ
#9829;おねえさんがお家で朝までかわいがってア・ゲ・ル
#9829;」
敵の追撃!クリティカル!
オレは撃墜された。(心が)
−−−−−−オレはコンビニを後にした。
乙漢(おとめ)からはオレのセクシースマイル(一般的に言うゲス顔)をして乙漢(おとめ)を振り切った。大切なものを失った気がした。
満身創痍でコンビニから出たが、神はオレを見捨てちゃいなかった。
コンビニの入り口にラブリーマイエンジェルあやのタソがいたのだ。
「・・・・・・?」
こっち見たーーーーーーーーーー!FOOOOOOOO!目が合ったーーーーーー!
(目と目が合う〜♪CV:今井○美)
ここでキメるぜ、オレのいかした一言ッ!
「っべー。オレ安い弁当しか口に合わないんだよなー。」
オ レ の 人 生 終 了
たしかに高級な弁当って食った事ないけどさ!意味わかんないよ!知らねーよ高級な弁当食ったかなんて!もうここから走って逃げ出したい。でも恥ずかしさあまりに足が生まれたての子鹿みたいにプルプル震えてるんだよね。一歩もうごかねぇ誰かボスケテ。
オレの顔がクリムゾンで足が生まれたての小鹿状態でいたらまさかの所から助け舟。
「安物のお弁当でもおいしいと思います。」
まさかのラブリーマイエンジェルあやのタソからでした。
普通乗るかこの話に。今の状況考えようぜ?
現在時刻午後10時30分。片田舎のコンビニ。このコンビニはあの乙漢(おとめ)の店員のせいでヤンキーも寄り付かない。
(アッー♂な事をされるから)
そんな人気もないコンビニ(いろんな意味で)にこの変人のこの言葉である。笑えよベ○ータ。
でもラブリーマイエンジェルあやのタソは真剣かつ真っ直ぐできれいな瞳でオレを見つめている。ま、まぶしすぎる・・・オレの(いろいろな意味で)汚れた心にはそのピュアな瞳は直視できない・・・!
目をきょろきょろさせながらチラチラとラブリーマイエンジェルあやのタソを見る。
整ってはいるが、どこか幼さを残す顔立ちによく似合うショートボブの髪形。髪色は栗色でよく手入れされていてどこぞのCMにも出てきそうな感じだ。
小柄な身体は出来れば愛でたい抱きしめたい。おっぱおは控えめだが、オレはでかけりゃいいってモンじゃないことを肝に免じておいているのでどちらかといえば小学生って最高だよな。
服装については・・・オレはそんなに詳しくないので、生足が見えるリボンがポイントの空色のワンピース。とだけ言っておこう。べ、べつに服装を書いたら筆者が顔真っ赤になるからとかそう言う意味は無いんだからねっ!とりあえずあやのタソマジ天使。フヒッ
そんな気持ちの悪いゲス顔ダブルピースを脳内でしていたらあやのタソがオレの目の前まで来ていた。こ、このリ○クの目を持ってしても見切
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