おはようございます。
腰が痛いです。
いい加減ちゃんとしたベットで寝たいです。
というわけで今日はベットの材料を探しに行きたいと思います。
わーわーどんどんぱふぱふー。
では、もはや恒例になってきた朝の体操から。
いーあるさんすー。
うーりうちーぱー。
うし子は胸をばいんばいんさせながら体操をする。
ゾン子は木陰でのそのそ体操をする。
わたしは体をごきごき言わせながら体操をする。
かなり痛い。
腰が特に痛い。
今日から朝ごはんは家の中ではなく外で食べる。
家の中にそんなスペースがなくなったのが原因である。
そのうち改装したい。
朝ごはんはわたしはりんご。
うし子は雑草。
ゾン子は。
ゾンビって何を食べるんだろうか。
首をかしげているとゾン子がわたしの所までぺたぺた歩いてきた。
ちゅー。
ちゅーされた。
ちゅぽん。とゾン子が唇を離す。
満足そうにうなずいて家の中に入っていった。
もしかしてこれが朝食なのだろうか。
そんなばかな。
しかし、本人は満足そうにしていたのでそうなのだろう。
ゾン子に関してはまだわからないことが多い。
首をかしげているとくいくいっと服をつままれる。
隣にうし子が立っていた。
そしてわたしにちゅーをしてきた。
ちゅー。
静かに唇を離すとうし子も満足げに笑っている。
なんでや。
・ ・ ・ ・ ・ ・
ベットを作るために必要だと思われる材料は最低二つ。
木材と布、もしくは布に代わる材料だ。
木材はすでに手元にあるのでクリアー。
問題は布だ。
そもそも布の在処がどこかまずわからない。
また、布の作り方はおぼろげにだが覚えている。
しかし、布を作るために必要な機織り機という道具の作り方が分からない。
困った。
もしかしたらこの世界には布というものが存在していないのかもしれない。
いや、布はある。
わたしを除いた約二名がぬののふくを着ている。
ということは、入手法は。
追いはぎか。
>ないわー
天啓が聞こえたような気がしなくもないのでこの案は却下で。
とにかく材料がないことには始まらない。
糸を手に入れてそれから考えるというのも悪くはないかもしれない。
とりあえず出かける準備をする。
うし子とゾン子はお留守番。
出かけようとするとゾン子が服を引っ張ってくる。
うし子も便乗して服を掴んでくる。
頭を撫でてあげるとおとなしくなった。
どうやらお留守番してくれるようだ。
いってきまーす。
・ ・ ・ ・ ・ ・
今日も聞こえる。
家を出ると近くに誰かがいるような気配。
しゅー。
木の陰あたりから聞こえる。
その木の陰に行ってみることにする。
・・・。
誰もいない。
気のせいだったのか。
そう思って木陰に背を向ける。
と見せかけて振り返る。
誰もいない。
・・・と思ったら遠くの木の陰に緑色の何かが見えた。
小さな女の子のようなそんな影だ。
緑の服に長い金色の髪。
慌てて走り去っていったようだ。
一体なんだったのだろう。
足は非常に早く、足音もしない。
追跡するのは難しそうだ。
逃げるということは危害を加えてくるようなものではないだろう。
>そっとしておこう
・ ・ ・ ・ ・ ・
昨日の洞窟にやってくる。
相変わらず真っ暗だ。
昨日石炭と棒切れで作った松明と石のつるはしを持って洞窟に入る。
とりあえず昨日石を採掘していたところまで行ってみよう。
糸を手に入れるためなのになぜ洞窟に来ているのか。
今日は蜘蛛を探しに来た。
蜘蛛の糸を加工して布にしようとゾン子が出かける前に片言で言い出したのだ。
片言でもしゃべり出したので思わず。
キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!
と絶叫してしまった。
恥ずかしい。
蜘蛛の糸を固めて布にする。
すごく意味不明な知識だ。
しかし、布の入手法が分からなかったわたしにはありがたい情報だ。
というわけでさっそく蜘蛛を探して洞窟を掘り進んでいこうと思う。
あわよくば鉄とかとれたらいいな。
かーん。かーん。かーん。
かーん。かーん。かーん。
ぼこっ。
穴が開いた。
手をかざしてみると空気が通っている感触がする。
大きな空洞だろうか。
周りの石を掘って確かめてみることにする。
人二人分くらい通れる穴をあけて先を確認してみる。
がらがら。
足元の小石が落ちた。
下を見て見ると断崖絶壁。
ながーく続いている崖。
どうやら地下渓谷に出てしまったようだ。
おーまいがー。
どうやって下に降りようか。
左右を見渡すと、少し掘れば下りられそうな段差を発見した。
とりあえ
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