「封鎖していたルーシーの研究所の魔力が異常に高くなってきている、このままでは封印を破壊し高濃度の魔力が溢れでてしまう
この街は代々明緑魔界として栄えている 暗黒魔界も悪くないが領民達が選挙で決めた事を守らなければならない そこで魔術に長けたバフォメット達サバトで原因を調査 解決をして欲しい」領主エリザベート
と言う依頼を受けたバフォメット達サバトチーム
その長バフォメットは苦虫を噛み潰した表情をしながら手紙を読んでいた
「うーむ、ルーシーの所かぁ 儂が直々に封印を施したのに、まさかたった五年やそこらで破れるとは思わなんだのぅ」
最後にルーシーを見たあの日 儂は直感的に感付いた あぁルーシー、経箱壊れてしまったんじゃなと
本能のままに快感を貪り 愛情を与え合う獣達 ルーシーをみて魔物娘として羨ましいと思いながらも、もうあやつとエロを語り合うこともなくなるのじゃなと少し淋しい気持ちにもなった
せめて誰にも二人の邪魔をさせないために魔力を通さない結界を張ったのじゃが…
儂は依頼の手紙をしまい 一人の魔女を呼び寄せた
魔女
「はい!バフォさま、なんでしょうか?」
こやつの名前はリリア、少々そそっかしい所はあるがうちのサバトでは一番魔術が上手い
「領主様からの依頼じゃ、ルーシーの屋敷に今から向かうぞ準備せい」
そうして儂らはルーシーの屋敷へと出発した
ルーシーの屋敷に近づくと やはり魔力濃度が高くなっているのがわかるのぅ 今まででも明緑魔界なので甘ったる空気が漂っているのじゃが ここらへんは段違いだ 空は暗いし 暗黒魔界の植物もチラホラしておる
屋敷の中はさらに濃い魔力を感じるわぃ
「ふっ、こんな所に入ったらたちまち理性などぶっ飛んでイヤッフー♪しちゃうのう よしリリア これを装着するのじゃ!」
「魔力遮断マスク〜なのじゃ♪これさえあればどんなに魔力が濃い場所でも理性を保ったままいられるのじゃ♪」
リアルな、なにも可愛くないガスマスクを押しつける
「えっ?こ、これって…か、かわいくない… もっとデザインにも力を入れた方がよろしかったのでは…」
「…………………………」
「…これってロリっ子的にどうなんでしょ?お兄ちゃんに愛してもらえますかねぇ…」
「…言うでない効果はあるんだから、それにもしかしたら欲情してくれるお兄様も…」
「高レベルなお兄様ですね」
グチグチと文句を垂れながら儂らは屋敷の中を探索した
あちこちと埃がたまり汚れているが、あの当時そのままである
そして、儂がルーシーを最後にみた部屋の前に辿り着いた
「この部屋じゃのう」
部屋の前に立つとさらに高濃度魔力がねっとりと二人を包み込む、もしマスクをしていなければ即ハイパーなケダモノじゃ!
この部屋にいることは間違いないようだのう
「では開けるぞ、リリア、細心の注意を払うのじゃ」
そして扉をゆっくり開け―――
「あんっ!
#9829; あんっ!
#9829; あん!
#9829; あんっ!
#9829; あん!
#9829; 」
バタンっ!
「「ふぃーーー」」
「凄かったのぅ?」
「ええ、想像以上でしたね」
そこにはあらゆる汁をまき散らしながら夫とまぐわいあっているライバル、
ルーシーがいた
こやつとは長いからのぅ色々あったのぅ前時代には殺されかけたこともあったのにのぅ
こんな姿を見ることになるとはのぅ
時の移ろいを感じ、つい遠い目をしてしまう
まったく近所迷惑にならんからと言って好き放題大声で喘ぎよって
羨ましい
さてここで躊躇している暇もないの、
意を決して 扉をあける 盛大な喘ぎ声と魔力が儂らを歓迎するが 気にしない気にしない
そして、ルーシー達の前に立つ
もう、熱気がすごい
「おぉ〜ルーシーや ちょっと話を聞いてくれんかのう?」
「あっ、あっはぁん
#9829; 」
…喘ぎで返事するでない…
「お〜い」
「あ゛ーーっ!」
やはり予想通りダメじゃな 儂らのこと全然見えておらん
しかたない
「リリア、あれを持ってくるのじゃ」
「わかりました」
そうしてリリアがもってきたものはストイックラブと呼ばれる魔界ハーブ 効能は愛し合ってる最中でも本能に流されず、理性的に愛し合える代物なのじゃ
そうしてハーブを焚く なにやらすっきりとする香りが部屋中を漂いはじめる
しばらくするとーーー
「はぁはぁ、どうやら久しぶりにお客様が来たようだよルーシー」
「あぁん、もう!愛し合う二人の邪魔するとは無粋な人たちね」
「ふふっでもこうやって人に見られながらするエッチもたまにはいいかもね そら!僕達が繋がっているところをこの人達に見せつけてあげよう!」
グィ
「あぁ〜見ちゃダメェ、
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