四つん這いテンタクルちゃんっ!
ここは触手の森、奇妙で淫らな触手植物が生息する ちょっと変わった森
触手達は 魔物娘とその旦那のエッチの手助けをして その魔力のおこぼれをもらう
今日も森は嬌声と淫らな水音が響く
その中で森を駆けていく 二つの影
こんにちは、ボクの名前はみどりっ!テンタクルさっ!
ボクはもともとはテンタクル・ブレインっていう小さな小さな触手だったんだっ!
その時ずっと見てたんだっ エッチしている男の人と女の人がとっても気持ち良さそうな顔をしてるのを
ボクもあんなふうになってみたいっ!
そう思ったら ある日突然 こんな姿になっちゃったんだっ!
ボクはもう小躍りしたねっ!
これであの憧れのあの体験ができるぞって! そのあとはびっくりする位トントン拍子で ダーリンと出会って はじめての…はじめての… エッチ
#9829;
はぁ
#9829;あの時の感動と喜びは忘れられないよぉ
#9829;
で、魔物娘になって、ダーリンも見つかって満足?
いやいやいやいや
やっぱり魔物娘になったら欲望がどんどん湧き上がるよね
次は…次は…やっぱり…
赤ちゃんっ!
#9829;
はぁ〜
#9829;赤ちゃん欲しいよぉ〜
#9829;赤ちゃん欲しいよぉ〜
#9829;プニプニでかわいいダーリンとの愛の結晶っ
#9829;
ダーリンとの赤ちゃんなら何人でもポロポロ産んであげたいっ!ん〜赤ちゃん〜
#9829;
で、今ボク達はこの森の奥 子宝宝樹様
の所へ向かっているんだっ!
実はなんと 子宝宝樹様の粘液にはある効果があって 粘液を飲んだあとエッチすると なんとっ
妊娠率100パーセントっ!
触手時代でも子宝宝樹様目当てで森に来る カップルはたくさんいた
まぁでもだいたいがドロドロのぐっちょぐちょで帰ってきたけどね
入り口に送り返すの手伝ったよ うん みんなすごいドロドロだったよ
まぁそんな感じで子宝宝樹様の所に辿りつけなかった人達が多かった訳だけど…
ボク達は違うっ!
何故なら そうっ!ボクはっ!
元触手だからなのさっ!
そうボクは元触手だよ? 他の触手達の言葉もわかるし、この森に住んでる触手なんてみんな兄弟だよ!みんな ボク達に赤ちゃんができることを 泣いて喜んでくれるに違いない
子宝宝樹様の所まで 余裕でゴールだよっ!
そしたら 赤ちゃん…赤ちゃん… うへへへへへっ…
「ハァハァ ねぇ ねぇちょっと速いよ 速いったらっ みどりっ! 」
ハッ!
ダーリンに言われて 触手をとめる
「ごめんごめん ダーリン ちょっと興奮しちゃって…」
「もう…みどりったら…」
「ごめんね 早くダーリンとの赤ちゃん欲しくって…」
ボクがそう言うと 顔を赤らめ 俯く シャイな青年、この人がボクのダーリン ロレンツさっ!
ダーリンは元教団の兵士で 触手の森に迷いこんで 困っている所をボクが声を掛けたんだ
はじめはボクのこと怖がっていたんだけど 緊張をほぐしてあげようとボクの触手で色々とマッサージしてあげたら とても仲良しになれたんだっ!
ダーリンがボクの触手で 戸惑いながらも 快感を我慢している表情は とっても可愛くって ボクのハートはキュンキュン急成長さっ! はぁ うっとり…
そしてボクに“みどり”って名前をつけてくれたのもダーリンなんだ! ボクの体の色をジパングの言葉でそう言うみたい ジパングにも詳しくなんて さすがボクのダーリン シャレオツだねっ
ボクの世界で一番大切な人…
#9829;
「じゃあ ちょっと休憩しよっか」
まわりの触手達に頼んで 飲み水を用意してもらう
キュッと絞ると溢れ出す天然水を自分の触手をコップの様に変化させて受ける
「はいっ! ダーリン
#9829;」
「あっ ありがとう…」
ごくごく ふぅー
一息ついて休憩する
「ねぇ みどり… 大丈夫かなぁ なんだか暗くなってきて 怖くなってきたんだけど…」
「ふふっ ダーリンは怖がりだなぁ 大丈夫だよ! この森の触手達はみんなボクの兄弟だって知ってるだろ? 絶対にボクたちに危害を加えないんだから 安心して?」
「う、うん…わかったよ」
怖がりなダーリン
#9829; 気弱な所も可愛いホントもう守ってあげたいって気持ちでキュンキュンだよ こんなに優しくて気が弱いダーリンなのに なんで兵士なんかしてたんだろう? まぁいいかボクは過去にそれほどこだわらないよ 今 ダーリンといる事が重要なんだ
「さて、じゃあいこっか」
「うん」
そして、また森の奥深くに進んでいった
…
……
………
ふぅ ボク達が住んでるとこから だいぶ遠くまで来たなぁ
随分と薄暗くなって来たし 触手達も
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