四つん這いドラゴンっ!

高く険しい山、何人たりとも寄せ付けない神域
そこにはドラゴンの住処があると言う

その山の頂上で二つの影が相対していた



「悪しきドラゴンよ! 今日こそ貴様を倒して見せる!」

一つの影、汚れを知らぬ白銀の鎧と剣を装備した聖騎士が叫ぶ

「ふんっ!またやられにきたかっ!愚かなる人間よっ!」

もう一方の影、紅い鱗のドラゴンが返す

「なめるなっ!行くぞぉぉぉおっ!」

聖騎士は剣を振りかざしドラゴンに斬りかかった

「フンっ!」
「がはっ!」
あっさりと剣撃を避けられ蹴りを入れられ吹き飛ぶ


「ふんっ!人間よ この程度かっ!? 」
ドラゴンは膝をつき蹲る聖騎士を見下しながら言った

「くっ!まだだっ!主神様の教えを守っている善良な村人達の為に 私は逃げるわけにはいかないんだぁぁぁあっ!」

聖騎士は力を振り絞り再び立ち上がり ドラゴンに真っ向から向かって行った

ガキィン ガキィン

聖騎士の剣とドラゴンの鱗が激しくぶつかり合う

聖騎士の熟練の剣技はそれはもう素晴らしいものであったが
ドラゴンの鱗は聖騎士の剣を上回る硬さを誇り 傷一つつくことはなかった

「ふふんっ! これではいつもと一緒ではないか人間っ!!! 何度もやられているのに進歩がないぞ! そろそろ何か策でも小細工でも拵えてくればいいものを」

「うるさいっ!私は正々堂々と貴様を倒すっ!」

「進歩がないかどうか見て見るがいい」

聖騎士は剣を天にかざし 呪文を唱えた

「バーニングセイバー!」
聖騎士の剣から真っ赤な炎が吹き上がる
魔法と剣を合わせた高等技術である

そのまま聖騎士は剣を振る

ゴウッ

燃え盛る火焔の剣技がドラゴンを襲うが

ガッ

炎をものともせず、ドラゴンは剣を受け止めた

「ぬるいぬるいっ! 炎と言うものは」

「こう使うのだっ!」

ドラゴンは大きく息を吸い込みーー

ボォゥォオオオオオオ

聖騎士の魔法剣をも上回る火炎
“ドラゴンブレス”が聖騎士を襲う

「うっ うわぁあぁぁぁああっ!」


聖騎士はぷすぷすと丸焦げになった
「うぅっ くそぅっ!」
聖騎士は膝をつきドラゴンを睨む

「勝負は着いたな 弱き人間よ さぁ尻尾を巻いて逃げ帰るがいいっ!」

「くぅ まだだっ!」












その時 たまたま散歩をしていた過激派デビルがあらわれました

「カゲキ カゲキ カゲッーキッキッキィッ 過激じゃなければエロスじゃないじゃん! 過激じゃなければセックスじゃないじゃん! 過激じゃなければ 魔物じゃないじゃん! カゲキっ!カゲキっ!カゲキぃ!」

「んっ!? なんだあいつらは セックスもしないで 全然過激じゃないじゃないか!!! ちっくっしょおーーーー!!! くらえっ!タケリダケっ!!!」

ひゅーん

「私は弱き人々を守るためっ…(パク) 辛っ!」

「うううっ」

「おっおい… 急にどうした?どっか痛めたのか? ちょっと休んでいくか?とっ特別に許可するぞ? 」
(え〜!?ちゃんと手加減したのになぁ 大丈夫かなぁ?)

「ふぉぉおおおおおおおおぉぉおおお!!!!」

「ひやぁっ! 鎧が弾け飛んだ!? むっコホンっ なるほど…それが貴様の本当の奥の手か せいぜい策を弄するがいい…かかってこいっ!」
(はっはじめてパパ以外の男の人の体見た…ドキドキ)

「ふぉぉおおおおおおおっ!」

(なんだ?正気を失ってるのか?裸で突撃してくるぞ どうしよどうしよ)

「あっ速っ!」

ガッシィ
(わわわわ 裸の聖騎士と抱き合っちゃってるよぉ ぷしゅぅ〜)

「きっ貴様ドラゴンを相手に力比べとは愚かにも程があるぞ ってあれぇ?」

ドサリ

(はへぇっ?簡単に押し倒されちゃった なんでなんで???んっ でもまだまだ)

「おのれっ! ならばもう一度どくらうが良い 至近距離の“ドラゴンブレス”だ!」

スゥ〜 コォオォオオ!!

カポっ

「んぐっ!?」
ゴクン

「ケホケホっ!なんだ!?何か口に入って… ふぁぁあん
#9829;」

「やっ なに?なにこれ? 全身がむず痒くって あっあんっ
#9829;」

(いやぁん
#9829; どうしよぉ 鱗なんてつけてられないよぉ
#9829; でも今はバトル中だし…え〜ん )

「はぁはぁはぁっ!」

グイグイ

「くぅ うぅん
#9829; やっダメぇ
#9829;」

(やぁん
#9829;聖騎士が動く度に 鱗が擦れて 変な気持ちになっちゃうん
#9829; もうこうなったら!)

パァァ

「どうだ これで変な気持ちには あひゃあん
#9829;」

(やだぁ 聖騎士と直に肌と肌が触れ合って 聖騎士の体温感じまくりで逆効果だよぉ〜
#9829; それに見られてる 私の体隅
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