こんにちは!
僕は親魔物領の村に住んでるマークって言います
この村には色んな魔物さんがいっぱい住んでるんだ
みんな仲良しで毎日とっても楽しいんだ!
今日も僕は森の中に探検ごっこをしに行くぞー!
僕は森の中を歩き続ける
途中でグリズリーさんや ホーネットのおねぇさんとおいかけごっこして遊びながら進んで行きいつも遊んでいる小さな川についた
とてもきれいな川で 精霊のウンディーネさんがここに住んでいる
川の水を飲み喉を潤す
ふぅ
今日はどうしようかな? しばらく悩んで いいことを思いついた
そうだ!今日はこの川を行けるところまで行ってみよう!
いや、川の始まりをみるんだ!
小さい時は途中で怖くなって引き返した思い出があるけど
僕ももう10才、怖くなんかないぞ!
僕は自分で自分を奮い立たせ 川の上流へ進んでいった
進んでいくごとに どんどん人の気配、それどころか 魔物の気配さえなくなっていく
「怖くない、怖くないぞ!」
僕は恐怖心に負けないよう 強い言葉を口にした
森の中は日を遮って昼間でも薄暗い
「うぅ やっぱりちょっと怖いかも…」
もう帰ろうかと弱い心と もうちょっと進もうかと強い心がせめぎあいながらも
僕は少しずつ進んでいったが
『ギャーギャー!』
川の上流に入った所で突然鳥が気持ち悪い鳴き声を上げた
「うわぁ!こ、こわいよぉだ、誰かぁ! 帰りたいよぉ 」
僕はパニックになりめちゃくちゃに走り回り とうとう迷子になってしまった
「う、うわぁん ここどこ? お父さぁん!お母さぁん!」
泣いても誰も来なかった 帰り道を探したがわからず、
僕は疲れて木にもたれ座りこんでしまった
「僕このまま帰れないのかな…?」
いやだ いやだよう
早く帰りたいよぅ
力なくうなだれていると
「はぁん
#9829; 」
そう遠くない所で 誰かの声が聞こえた
「誰?誰かいるの!?」
諦めかけた心に希望の灯がともる
僕は声がした方へ 元気よく駆け出していった
そこにはカニの姿をした女の子がいた
「あっ!エリスおねぇちゃんだ!」
おねぇちゃんは僕んちの隣のお風呂屋さんの子で僕より3つ上のお姉さんだ
おねぇちゃんはあんまりしゃべったりしないけど、とっても優しくて
僕のことをきれいに洗ってくれたり優しくシャンプーもしてくれるんだ!
踊りもとっても上手で 僕にだけ見せてくれた シャボン玉と一緒に踊るおねぇちゃんはとってもキレイだったなぁ
僕はほっと肩をなでおろした
もう帰れないと思っていたところに優しいおねぇちゃんの顔が見えたので力が抜けてしまった
「おねぇ…」
僕はおねぇちゃんに声を掛けようとしてやめた
何故ならおねぇちゃんの様子がおかしかったからだ
顔が赤くなっていたし 息も荒くなって 体をもじもじとすり寄せていた
「あぁあん
#9829; 」
と苦しそうな声を出していた
その声を聞くと何故だか僕の心が高まった
僕はいけないことだと思いながらも おねぇちゃんがこれから何をするのか覗き見しようと思った
「はぁはぁああん
#9829; いっやぁぁあはんひゃああ
#9829; 」
おねぇちゃんは息を荒げながら身悶えしていた
僕の心ははその声と姿にどんどん昂っていき おねぇちゃんを瞬きも忘れて見つめていた いつしか僕の息づかいもハアハァと荒いものになっていく
「ああぁぁあ!」
おねぇちゃんが腰をくねらせ叫んだとき異変が起こった
なんとおねぇちゃんのカニ部分の背中の後ろ側が割れ始めた
「!!!」
僕はビックリしたけど、声を抑え そのままおねぇちゃんを観察した
そして、おねぇちゃんはまた身をよじりはじめた
「あっ!あっ!やぁっくぅ
#9829; 」
おねぇちゃんのドキドキする声と共に カニ部分の甲羅がずれはじめた
僕はこれを知っている
脱皮だ
川で遊んでいるとき 見たことがある
面白くてずっと見てたけどおねぇちゃんもやっぱりカニだから脱皮があるんだなぁ
僕はホゥと感心して改めて、またおねぇちゃんを観察し続けた
「はあはぁあぁんはぁぁ
#9829; 」
そしてまた苦しそうな声をあげ 身悶えしながら脱皮していく
脱皮していくおねぇちゃんの姿はとても興奮した
ダンスもキレイだったけど こっちはなんだろうドキドキする
体をくねらすごとに 少しずつ古い甲殻を脱いでいくおねぇちゃん
ズッズッズ コパァ
「あぁん!
#9829; 」
クチュ ズチュ カパッ
「んんっん
#9829; 」
ズリュクチュズボォ
「いひぃい
#9829; 」
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