なんて晴々とした青空だろう・・・。
さっきの出来事がまるで夢のようだ!
自由っていいな・・・・。
てかあんなドッキリねーよ!大体普通の人間が魅了の魔法喰らって正気でいられるわけねーよ。
あーしかしホントびっくりした・・・。スペシャルでアレってことは他はどんな感じなんだろうな?てかあの2人は無事なのか?多分内容は違うだろうけどドッキリの具合はすごいだろうから・・・・お、出てきた出てきた。
「おーい、大丈夫かお前ら?」
「…」ガタガタ
「―」ブルブル
「あーダメだなこりゃ、しょうがない、ホラそこのベンチに座って、なんか気の安らぐのもでも買ってきてやるから待ってろ。」
「コワイノジャ、コワイノジャ…」ガタガタ
「イヤナノデス、ヘンタイナノデス、チカヨルナデス」ブルブル
「さーて、気分も落ち着いたようだな。何があったかはあえて聞かないでおく。」
「・・・のう、魔女よ。アレは先月のサバネットで86支部からの報告にあったやつじゃよな?」
「確かそーなのです。特徴が一致なのです。」
「ならば帰ったら報告を入れておいた方がよかろうの?」
「賢明なのです。」
「ん?何の話してるんだお前ら?」
「な、なんでもないのじゃ。ちょっとした身内の話なのじゃ。」
「そーなのです、がーるずとーくなのです!」
「???」
「と、とりあえずそんなことより次のに行くのじゃー!」
「なのですー!」
「次はこれに乗るのじゃー☆」
「お馬さんなのですー☆」
「メリーゴーランド?お前らが乗る分には構わんが俺は乗らんぞ恥ずかしい。」
「えー、何故なのじゃー?」
「そーなのです!」
「あのね、これは子供が乗ってキャッキャワイワイするモンなの。大の大人が乗るようなモンじゃないの。」
「兄様も乗るのじゃ〜」
「なーのーでーすーぅ!」
「ダメダメダメ、絶対乗らん!」
「兄様・・・・・・」
「ダメなものはダメ、・・・・・ん?」
「乗るのじゃ・・・・兄様」スチャ
「お兄ちゃんは乗るのかな?かな?」
「ヒィッ・・・・の、乗ります!乗りますから鎌と鉈は仕舞って下さい勘弁してください!」
「よし、ならばいいのじゃ。」
「ホラホラ早く行くのです〜☆」
「………ナンカモウヤダ」
「お客さんすいません、今ちょうどそちらの子供さん2人で定員なんですよー。」
「おお、そうですかそうですか。いや実に残念だ、定員ならば仕方がない。ホラ2人で楽しんできなさい☆」
「ぶー、裏切り者なのじゃー!」
「卑怯なのですー!」
「はいはい文句言ってないで、楽しんでらっしゃい。」
「はい、それでは始まりま〜す。」
おーおーおー、あんなにまあ無邪気な顔ではしゃいじゃって・・・。上へ下へとおんまさんが揺れるってか。しかしなんだこりゃ?なんか観てると揺れるスピードが速くなってきてないか?他の子供らも顔色がおかしくなってきたぞ?あの2人だって赤くなって俯いて今にも吐き・・・・・・・赤く?
「だ…めええ…な…ぁ…っの…………ぉじゃぁ……、そん………っなぁ…っにぃぃ…ぃっ激…しいぃぃいくうぅうううっ突…っきいい上…っげえぇちゃ………ぁ…っ」
「らめらのれすぅ…、らぁぁめえぇ…!らあぁぁ…の……ぉぉれえ…えぇえすう…っ!」
「ストオオオォオオオオォオオォォォオオオップっ!それはそんなことするモノじゃありません!普通の子供も居るんだからアウトー!停めろ!係員トメローッ!!!」
「楽しかったのじゃ〜☆」
「なのです〜☆」
「まったく・・・・少しはいやおもいっきり自重しなさい!」
「では次なのです☆」
「そうなのじゃ☆」
「人の話聞け!」
「「兄様(お兄ちゃん)の番なのじゃ(です)」」
「へ?」
「さっきは定員の乗れなかったけど今度は乗れるのです」
「さっさと乗ってこいなのじゃ」
「え?乗ってこいって、1人で?」
「行け!」スチャ
「YES,Mam!」
あんにゃろめ・・・・・・・・・こうなったら(ニタリ
「わはは〜愉快なのじゃ愉快なのじゃ〜」
「お兄ちゃん顔真っ赤っ赤なのです〜」
「確かにこれは恥ずかしいのじゃ〜、晒し者なのじゃわはわははははっは〜」
「あれ?バフォ様あれ見てなのです、お兄ちゃんが手を振ってるのです」
「HA!HA!HA!お〜いバフォちゃ〜ん☆見て見て〜、お馬さんだよ〜〜〜〜〜☆」
「あ・・・・・ぅ、止めるんじゃ兄様!こっち向くななのじゃ、ワシを呼ぶななのじゃ!」
「そ〜ら可愛い可愛いバッフォちゃ〜ん★白馬に乗ったお兄さんが迎えに逝っちゃうぞ〜★」
「すごいのです・・・・・お兄ちゃんが満
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