#3

なんて晴々とした青空だろう・・・。

さっきの出来事がまるで夢のようだ!

自由っていいな・・・・。







てかあんなドッキリねーよ!大体普通の人間が魅了の魔法喰らって正気でいられるわけねーよ。
あーしかしホントびっくりした・・・。スペシャルでアレってことは他はどんな感じなんだろうな?てかあの2人は無事なのか?多分内容は違うだろうけどドッキリの具合はすごいだろうから・・・・お、出てきた出てきた。

「おーい、大丈夫かお前ら?」

「…」ガタガタ

「―」ブルブル

「あーダメだなこりゃ、しょうがない、ホラそこのベンチに座って、なんか気の安らぐのもでも買ってきてやるから待ってろ。」

「コワイノジャ、コワイノジャ…」ガタガタ

「イヤナノデス、ヘンタイナノデス、チカヨルナデス」ブルブル





「さーて、気分も落ち着いたようだな。何があったかはあえて聞かないでおく。」

「・・・のう、魔女よ。アレは先月のサバネットで86支部からの報告にあったやつじゃよな?」

「確かそーなのです。特徴が一致なのです。」

「ならば帰ったら報告を入れておいた方がよかろうの?」

「賢明なのです。」

「ん?何の話してるんだお前ら?」

「な、なんでもないのじゃ。ちょっとした身内の話なのじゃ。」

「そーなのです、がーるずとーくなのです!」

「???」

「と、とりあえずそんなことより次のに行くのじゃー!」

「なのですー!」








「次はこれに乗るのじゃー☆」

「お馬さんなのですー☆」

「メリーゴーランド?お前らが乗る分には構わんが俺は乗らんぞ恥ずかしい。」

「えー、何故なのじゃー?」

「そーなのです!」

「あのね、これは子供が乗ってキャッキャワイワイするモンなの。大の大人が乗るようなモンじゃないの。」

「兄様も乗るのじゃ〜」

「なーのーでーすーぅ!」

「ダメダメダメ、絶対乗らん!」

「兄様・・・・・・」

「ダメなものはダメ、・・・・・ん?」

「乗るのじゃ・・・・兄様」スチャ

「お兄ちゃんは乗るのかな?かな?」

「ヒィッ・・・・の、乗ります!乗りますから鎌と鉈は仕舞って下さい勘弁してください!」

「よし、ならばいいのじゃ。」

「ホラホラ早く行くのです〜☆」

「………ナンカモウヤダ」




「お客さんすいません、今ちょうどそちらの子供さん2人で定員なんですよー。」

「おお、そうですかそうですか。いや実に残念だ、定員ならば仕方がない。ホラ2人で楽しんできなさい☆」

「ぶー、裏切り者なのじゃー!」

「卑怯なのですー!」

「はいはい文句言ってないで、楽しんでらっしゃい。」

「はい、それでは始まりま〜す。」






おーおーおー、あんなにまあ無邪気な顔ではしゃいじゃって・・・。上へ下へとおんまさんが揺れるってか。しかしなんだこりゃ?なんか観てると揺れるスピードが速くなってきてないか?他の子供らも顔色がおかしくなってきたぞ?あの2人だって赤くなって俯いて今にも吐き・・・・・・・赤く?

「だ…めええ…な…ぁ…っの…………ぉじゃぁ……、そん………っなぁ…っにぃぃ…ぃっ激…しいぃぃいくうぅうううっ突…っきいい上…っげえぇちゃ………ぁ…っ」

「らめらのれすぅ…、らぁぁめえぇ…!らあぁぁ…の……ぉぉれえ…えぇえすう…っ!」

「ストオオオォオオオオォオオォォォオオオップっ!それはそんなことするモノじゃありません!普通の子供も居るんだからアウトー!停めろ!係員トメローッ!!!」



「楽しかったのじゃ〜☆」

「なのです〜☆」

「まったく・・・・少しはいやおもいっきり自重しなさい!」

「では次なのです☆」

「そうなのじゃ☆」

「人の話聞け!」

「「兄様(お兄ちゃん)の番なのじゃ(です)」」

「へ?」

「さっきは定員の乗れなかったけど今度は乗れるのです」

「さっさと乗ってこいなのじゃ」

「え?乗ってこいって、1人で?」

「行け!」スチャ

「YES,Mam!」




あんにゃろめ・・・・・・・・・こうなったら(ニタリ







「わはは〜愉快なのじゃ愉快なのじゃ〜」

「お兄ちゃん顔真っ赤っ赤なのです〜」

「確かにこれは恥ずかしいのじゃ〜、晒し者なのじゃわはわははははっは〜」

「あれ?バフォ様あれ見てなのです、お兄ちゃんが手を振ってるのです」


「HA!HA!HA!お〜いバフォちゃ〜ん☆見て見て〜、お馬さんだよ〜〜〜〜〜☆」


「あ・・・・・ぅ、止めるんじゃ兄様!こっち向くななのじゃ、ワシを呼ぶななのじゃ!」

「そ〜ら可愛い可愛いバッフォちゃ〜ん★白馬に乗ったお兄さんが迎えに逝っちゃうぞ〜★」

「すごいのです・・・・・お兄ちゃんが満
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