魔女達の朝は早い

「お掃除お掃除〜っと☆」

D「広いから大変でしょう?」

「そんなことはないですよー、綺麗にするのは好きですから。」

彼女は見習い魔女のミーシャ、魔女になってまだ3ヶ月の新米である。

D「魔女になろうとしたきっかけは?」

「元々人間の時に魔術の研究が好きでして色々と研究してきたんですけどやはり人間だと寿命とか魔力とかの限界があったので・・・。」

D「人間をやめたことに後悔は?」

「後悔はしてません。むしろ前よりも高度な魔術の勉強とかができるので感謝しています。」

D「入信してからはどのようなお仕事を?」

「今はまだ見習いですので主に雑用ばかりですけど、他にサバト思想や魔術の講義等を受けてます。」

D「ありがとうございました。ではお仕事頑張ってください。」




ここは大食堂、信者全員の食事を一挙に賄っているところだ。
そこで料理長を務めるのが彼女、クイナだ。彼女は大ベテランで100年も前から料理長を務めている。

D「この人数の食事を管理するのは大変ですか?」

「いやーそうでもないよ、あたしゃ元々人間だったときに港町で食堂をやってたんで今でもその感覚でやってるから大したことないよ。」

なるほど、人間だった時の経験がそのまま生きているのであるならば確かに楽なのであろう。

「それに全員が全員ここで食事するわけじゃないからね。」

D「と言いますと?」

「学生班は全員ここで食事するのが原則だけど一般職や非番の娘達なんかは街へ出かけたりもするんで外で食事したり、各自自室で料理したりして食事するから全員ここで食事してる訳でもないんだよ。」

D「なるほど。」

「まあわかりやすく言えば本当に店開いてるモンだと考えれば良いよ。」

そう言って彼女は本日のメニュー作りに調理場へ戻っていった。
ここで食事をとっている学生達に話を聞いてみよう。

D「食事は美味しい?」

「とても美味しいですよ。ボリュームもあって食べ応えがあります。」

D「メニューは色々あるの?」

「そうですね、定食やパスタ、パン等様々ありますね。これは噂なんですけど調理班の方々は賄い食を食べてるみたいなんですけどそれがすごく美味しいとの話なんで一度は食べてみたいですね。」

我々スタッフも取材の間はここで食事を取っていたが確かに美味しかった。是非とも通いたいくらいだった。



さて所変わってここは教育部門というところだ。ここは主に学生へのサバト思想や魔術の教育、より高度な魔術の研究、信者獲得の為の広報活動等をしている部門だ。

D「学生への教育とありますが主にどういった内容を?」

「はい、教育内容としてはまず基本として人間では扱うことのできない魔術の教育、他にサバト思想として『幼い少女への背徳と魅力』について教育しております。男性への誘惑の仕方や少女であることの利点、そして性行為についての教育を行っております。」

D「なるほど、様々な教育を行って一人前の魔女になっていくのですね。」

「性行為の授業も講習だけではなく実習を交えてますので皆さん上達が早いです。」

D「実習となりますと男性を呼ぶのですか?」

「はい、我々の思想に賛同してくださる方々が協会を設立してくださいまして、実習や黒ミサの際に男性を派遣してくださるのでこっちらとしても嬉しい限りです。」

D「広報活動についてはどんな事を?」

「街へ出ての勧誘活動や催し物等を企画して信者獲得に努めています。」

D「これまでにどんなイベントを行いましたか?」

「代表的なのがサバトのメンバーでユニットを作ってコンサートをやったんです。最初はある企業に対抗してコンサートをひらいたんですけど、これがなかなか反響が大きくてもっとやってほしいという声がありましたのでプロジェクトを立ち上げてユニットを作りました。今では人気も高まって定期的にコンサートをひらいてます。」

D「なるほど、それが今大人気のユニット『SBT666』なんですね。」

「あ、そうそう今度全国ツアーが決まりましたのでより多くのファン(信者)の方々にお楽しみいただけると思います。」

D「ありがとうございました、是非とも頑張ってください。」




昼下がりのカフェテラス、ここは彼女たちの憩いの場であり交流を深める場所でもある。各々仲のよい者同士でテーブルを囲いガールズトークに華を咲かせている。

「でさー、ウチのお兄ちゃんがさー・・・・・・・。」

「うっそー、てゆーかさー・・・・・。」

「でもね、でもね?そんなところが大好きで一緒になったんだぁ。」


何気ない会話を楽しんでる姿を見ていると、彼女たちもまた一人の少女であるというのを感じさせられる。

「でもさー、ぶっちゃけキモいよねー。」

「いくらロリ好きでも匂い
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