僕には"妹"がいる。どんな妹かって?
じゃあ聞いてくれる?ちょっと長くなるかもだけど……
これから話すのは僕と妹のある日の話。
僕達がいかに仲が良くて、愛し合っているかってお話だよ。
「みんな
#12316;、今日はオイラ達のステージ、楽しんで行ってね
#12316;♪」
ステージの上でウインクをして、ライブ客達にアピールする少女。
僕はステージ脇からその少女に見惚れていた。
いつもの様に。
ステージの照明に照らされてキラキラと輝く金髪。
ツインテールの髪型が活発で可愛い彼女に似合ってる。
頭にちょこんと乗せられたミニシルクハットもとっても愛らしい。
頭部に生えたヤギの角と我々人間のモノとは違うケモノの様な耳は彼女が"バフォメット"である証。
自信に溢れた表情に小悪魔っぽい笑みを浮かべて、彼女はその場でクルッとターンする。
ジパング、という国の伝統的な装束を大胆にアレンジした服の袖がブワッと舞う。
袖の先に着いた大きな鈴がシャラン……! と音を立てると同時にステージからスモークが噴き上がって、ライブの開演を告げる。
正面を向いた彼女の手には巨大な鎌が握られていた。
真っ白な光沢を放つ不思議な素材で構成されたその鎌は、刃の部分がピアノの鍵盤状になっている。
彼女が鎌から手を離すと髪がシュルッと柄に巻きつき、腰の辺りで鎌の位置を固定する。
そして彼女のモフモフの指が鍵盤に触れた時、ライブ会場全体に魅惑的な"音"が響き渡る。
幼いセイレーンとマーメイドがマイクを握り、美しい歌声を披露する。
その後ろではやはり幼いガンダルヴァとサンダーバードがギターとベースを弾き、グレムリンがドラムを叩く。
様々な音が混ざり合い、一つになって熱狂を生み出す。
それが彼女達"音楽サバト"のライブ。
"電音"と呼ばれる全く新しい技術を使った未知の興奮に、ライブ客達はかつてない盛り上がりを見せていた。
そんな熱狂の中、僕はひたすら"彼女"に見惚れる。
ステージ中央でピアノを弾くバフォメット……"伊吹比奈子(いぶき ひなこ)"ちゃんに僕は夢中だった。
ケモノの様な手を器用に使ってピアノの鍵盤を叩く彼女は心底楽しそうで……
そんな比奈子ちゃんの姿はいつも僕を魅了するのだ。
ふと、彼女と目が合う。ステージ脇に控える僕を流し目で見るその視線に、背筋がゾクゾクする。
チロリ、と舌舐めずりする彼女の目はこう言っている様に感じる。
(ライブが終わったら、覚悟しててね♪ ダーリン
#9829;)
生唾をゴクリと飲む。ライブが終わったら僕は……彼女に……!
股間の疼きを感じながら、僕は彼女に見惚れ続ける。
ライブが終わるのが待ち遠しい様な、もっと楽しそうな彼女を見ていたい様な、そんな葛藤を抱えながら……
「今日はありがとう
#12316;♪ とっても楽しかったよ
#12316;
#9829;」
数回のアンコールの後、ライブは無事終了した。
ステージ脇に戻って来た彼女達に、サバトの"お兄ちゃん"達が駆け寄る。
みんな愛しい"妹"達を抱きしめ労っている。
もちろん僕も……
「お疲れ様、比奈子ちゃん!
とっても素敵なライブだったよ」
そう言ってタオルとドリンクを手渡すと、彼女は不満げに頬を膨らませる。
「う
#12316;っ、ダーリンの意地悪! 皆みたいにハグしてよぉっ!
そんな意地悪なダーリンにはオイラから抱きついちゃう!
ぎゅーっ♪」
そう言って、僕の腰に飛び付き脇を突いて来る比奈子ちゃん。
ああ……怒った比奈子ちゃんの顔も可愛い……
後モフモフの指先に付いてる爪でツンツンされるのも気持ちいい……
僕が鼻の下を伸ばしていると、比奈子ちゃんがニタリと笑う。
「ふ
#12316;ん……ダーリンってこうされるのが気持ちいいんだぁ……
#9829;
オイラの爪でツンツン♪ ってされるのが好きなんだね
#9829;
なら後でたぁっぷりシてあげるね♪
ダーリンのぉ、ぶっといオチンポの先っちょ……ツンツンした後にぃ
#9829;
お口でジュポジュポしゃぶってあげる
#9829;」
彼女は可愛らしいお口を開いて舌を出すと、その前で手を前後に動かすジェスチャーを僕に見せて来る。
そんな淫らな光景を見せられたら、僕の股間はたちまち熱を持ってしまう。
それをめざとく見抜いた比奈子ちゃんは僕の太ももを撫で回して来る。
「ああっ……比奈子ちゃん、ダメだよ……!
まだみんな周りにいるのにそんなっ……」
彼女の手の平の肉球がプニプニと僕の太ももに当たって来る。
僕の反応に気を良くしたのか、比奈子ちゃんの手が僕のズボンのジッパーを素早く下ろす……!
既に勃起してしまっていたペニスが勢いよく飛び出してしまう。
「あはっ
#9829; こんなにオチンポ硬くしちゃってダメと
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