12月24日クリスマス・イブ……
この日は恋人や家族と過ごすとびっきり楽しくて甘くて幸せな1日。
しかし一緒に過ごす恋人も家族も居ない俺にとっては、他の日と何も変わらぬ日に過ぎず、道行くカップルや家族連れを見てても別に空しくも無いし、寒い事も平気だし心も身体も、何故自分はサンタの仮装なぞして果実と生クリームとスポンジ生地で構成された甘味を街頭販売しているのだ、と葛藤する時間を強いられるだけの1日でしか無かった。
そんな時間もようやく終わりを告げ、なけなしの金銭を受け取った俺は1人寂しく帰路につく。
すっかり暗くなってそろそろ日付も変わろうかという時間に夜の街をトボトボと歩いているとグゥーッ……と腹の虫が鳴く。
寒いし腹減ったな……今日はバイトが忙しくてろくに食事もしてなかったし。
帰りにどっか寄って温かい物でも買うか……
なんてぼんやり考えながら24時間営業のスーパーに足を向けると、入口に異様な光景が広がっていた。
端的に言うと
#8212;
#8212;女性が居た。
しかしながら、その、何というか。
「全て」がおかしかったのだ、その女性は。
まず第一に格好がおかしい。
黒いサンタのフードを被って、白いレオタードみたいな露出度高すぎるコスチュームを纏ってて、スカートも破滅的にミニで痴女っぽい出で立ち。
背はめちゃくちゃ高い。ひょっとしなくても俺より身長高い。
髪は長くて外側に向かって毛先が跳ねてるワイルドなロングヘアー。
髪色は焦茶だが前髪を中心に白のメッシュが入ってて、毛先は灰色のグラデーションになってるしで超オシャレさん。
肌は濃い褐色で実にセクシー。
日サロで焼いた、とかそんな不自然な感じが一切ない天然エロエロ褐色で好きだ。
目は細い吊り目で瞳の色は金。
俺の事をジーッと見つめるその視線に晒されていると、胸がドキドキしてちんちんもズキズキして来る。
側頭部からは捻れたゴツい角が生えててカッコいいし、ところどころにあるドクロの意匠もファンキーだし、ケモ耳っぽいアクセサリーもついてて可愛いし、何かフサフサ動いてる尻尾も手脚もモフモフケモノ仕様で良くできたコスプレ衣装だと思ってときめきました。
後、何よりも。
おっぱいが、デカい。
何だコレ、マジでメロンよりデカいっ……!
しかも彼女の呼吸に合わせてタプンタプン、フヨンフヨンと揺れててレオタード越しでも分かる柔らかさアピールしてるし、首元から伸びた鎖の先についたベルが乳揺れに合わせてジャラッ、チリンッ……って鳴ってて耳でおっぱい振動を感じられるし、おっぱいのすぐ下を締めつけてるベルトがまた良い感じに乳を強調してて、見てるだけでキンタマの中で精子がいっぱい作られている感覚にカラダとちんちんが熱くなって来る……!
明らかに日本語がおかしくなってしまったが、まぁ何だ。
それくらいにこの女性が俺の好みにどストライクだ、と言う事だったのだ。
俺がそのおっぱい、もとい女性に見惚れていると彼女はおもむろにニィッ……と笑ってこちらに声をかけてきた。
「いらっしゃいませ、お客様
#10084;
#65039;
タイヘン幸運な事に、お客様は本日千人目の来店者というキリ番を踏みやがりました。
つきましては、特別に福引きをガラガラ回して豪華景品をゲット出来るキャンペーンに参加できる、って寸法です。
さぁ、どうぞこちらへ……
#10084;
#65039;」
俺の手をそのモフモフハンドで取って入口の隅にある福引きコーナーに連れて行く彼女の尻は、髪と尻尾に隠れて見えそうで見えない絶妙アングルを固持しててエロいなぁと見惚れてたら、尻が遠ざかって回転ドアの様に鼠蹊部丸見えのエグい食い込みレオタードが視界に飛び込んで来た。
……いかん、さっきから脳内の言語が彼女のえっちなカラダに反応して混乱している!
彼女は普通に振り返っただけなのに変な感じに翻訳してしまう……
後、彼女のモフモフハンドは着ぐるみとは思えない程ポカポカしてて暖かった。
いやマジですごいな、最近のコスプレ衣装。
「ではどうぞお客様
#10084;
#65039;
存分にガラガラ、回してくださりやがりませ。
どんな景品が当たるのか……楽しみだなぁ、ええオイ
#10084;
#65039;」
さっきまでとは違って、ニコニコ笑顔で両手を広げて俺に福引きのガラガラ回す事を促して来るえっちな黒サンタ。
いちいち仕草とかも可愛い。
おっぱいもブルンブルン揺れて大変エロい。
しかし何か変な喋り方だな、この娘……
丁寧なのか乱暴なのかどっちなんだよ。
まあ低くてセクシーな声だし、乱暴な言葉遣いとは裏腹に優しい感じの声色なのであんまり気にならないけども。
……とにかく回してみるか、ガラガラ。
タダでこんなえっちで可愛い娘と手を繋げて、福引きできるんだし、
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