従者クライブの視点 【著作:zeno】

とある森の奥にひっそりと建てられた屋敷。
そこには高貴なるヴァンパイアと忠実な僕が住んでいた。

その下僕というのは俺のことである。

街で普通に生活していた頃から一転……月が綺麗な夜、一人で散歩をしていたら彼女が突然目の前に現れて、私の従者をやらないか? 

……多分そんな感じのことを言われたんだ。


なんでそれを引き受けてしまったのかは、今となっては覚えていない。
何せその俺の人生の転機があったのはおおよそ見積もっても100年ほど前だ……


何はともあれ、俺はここで彼女の従者としての毎日を過ごしていた。

従者らしく言葉遣いもすっかり矯正され、今ではすっかり従者としての生活に満足している。

と、言うが従者というのは割りと名ばかりだった。
と言うのも彼女はどうやら元人間らしく、よくは覚えてないが毒キノコを食べてヴァンパイアになったらしい。

そんなこともあってか彼女は人間由来の部分が多く、主であろうと尊大な口調で話すが俺にはべったりだった。

つまりは従者兼恋人みたいな関係である。


そして俺も、そんな彼女のことが好きだ。
愛している……彼女ともっと愛を語らいたい……





そんな悶々した日々。
彼女もヴァンパイアとしてのプライドの壁というのがあり、体を重ねたことは何度もある。
だが、困ったことにプライドの高い彼女はそんなことしてなかったと言う風に振る舞うのだ。



そんなある日……食事後に彼女の部屋に呼ばれた。

「・・・ク、クライブ…早く、来なさい…あふぅ
#10084;」

部屋のベッドで待機していた彼女は、顔から玉のような汗を噴出し、いつもの口調も全く力がない……むしろ甘えとか、媚びとか……そんな声色を含んでいた。

アラクネの糸で作った高級のネグリジェとTバック……いずれも彼女の魅力を引き立たせるものだ……

そういえば、さっきの夕食の時に妙に頬を紅潮させながら食べていた気がする……

「お、御嬢様……一体何をお食べになったのですか……? 主ともあろうお方がそんな情けない声を出して……」

彼女の汗を胸ポケットの手拭きで拭く。、
ここでの従者の生活を何年もやってるためか、彼女に対する言葉遣いも板についてきたものだと思う。

まあ、今はそんなことを言っている状況ではないか……とにかく、扇情的な彼女の姿は……正直目の保養……あ、いやいや。たとえそう思っても顔に出してはいけないな……

「ひぅ…わ、わからないわよぉ・・・何でクライブはそんなにしっかりしてるのぉ…?///」

「しっかりしている……私がですか……? そういえば知らない食材が入っていたような……まさかそれが原因……」

食事に何かを入れたのか……
たしかにさっきから体が温まってるような気がするが……彼女も同じ症状がでてるのか、汗をだらだらと流して、息を荒げている……
過去の情事においても、ここまでする前から興奮することはなかった。
とにかく、彼女を落ち着かせて症状の詳細を知るために近づくと……

「……すんすん……ふぁ……何か……いい匂い
#10084;」

いきなり俺の下腹部に顔を埋め、聞こえるほどに淫らに鼻で呼吸している……
こんなことをする彼女では少なくともない……


「お、おじょうさま何をしているんですか!!」

主にこんなことをさせては従者の面目が(元々ないけれど)丸潰れだ……
とにかく、彼女の頭を押さえて跳ね除けようとする。

「ふぁっあぁ……キノコ…キノコぉ……
#10084;」

しかし、まだ人間の俺と……ヴァンパイアである彼女との力の差は歴然……

まるで無意味……
逆に俺の手は跳ね除けられて……彼女は俺のズボンと下着を剥ぎ取ってしまった。

そこから出るのは、まだかろうじて勃起していない俺の愚息なんだが……これ以上刺激されたら……


「あぁ……クライブのきのこちんぽぉ……可愛いよぉ…はむぅっ
#10084;」

俺の肉棒をきのこと呼称し、蕩けた笑みを浮かべて咥えてくる主人……
その時、俺の中でも何か熱いものが駆け巡った……
俺も料理を食べていたのだから当然だ。

ただ効きが遅かっただけ……彼女の口内の感触と、送られてくる微量の魔力が引き金となって今、全身に巡った……

「お、御嬢様……! いつもの情事でしたら、そのおかしな症状が治って…か……」

ぐらりと……頭が揺れる……欲望が湧き上がる……
気がつけば、肉棒が今までとは桁違いなほどに雄々しく勃起していた……

「・・・んぶぅっ!?
#10084;んふぁぁぁっふぁぅぅ
#10084;んくっじゅるじゅる・・・じゅぷじゅぷ・・・
#10084;」

その大きくなった肉棒を彼女は嬉々と受け入れ、下品な音を立てて吸いたててくる……

気持ちよすぎる……!

あの……普段は高貴で
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