朝の日差しに意識を取り戻すと、俺はベッドに寝転がっていた。
そして、知らない女が俺に覆い被さっていた。
青紫の目にショートヘア。前髪が目にかかっている。髪色もそうだが、一番気になったのはそこじゃない。頭。髪色と同じ柔らかそうな、まるで馬かなにかの耳のようなものがあった。ピクピクとそれは震え、取り着けたものではないとわかる。
誰だ、こいつは……。なんで俺の上に。
「って、裸!?っ、俺もか!?」
女が瞼を開いて、欠伸をしながら起き上がる。神々しささえある白い肌に華奢な身体つき。しかし、胸は手で覆えないほどに豊満なもの。俺はそのあまりの美しさと卑猥さに目を奪われたのだが、すぐに我に帰る。腹部から下。つまりは下半身。そこが人間のものではなかったからだ。
例えるなら馬。闇を駆ける黒紫の馬と言うべきか。その足が俺の股間に股がっていた。
「ああ、起きたんだ。おはよう」
「おはよう……ってお前は誰だよ!」
俺の問いに、女は薄く笑う。微笑みというよりは、闇をたたえた笑みのような。瞳に光の宿らないこの笑みを、俺は見たことがあるような。そう、あのストーカー女……。
「私だよ、芽亜(めあ)だよ。もう、寝惚けてるの?私の愛しの、だ・ん・な・さ・ま」
こいつ。なにを言って……なにを……なに……を……。
……。
俺はなにを言っているんだ。そうだよ。芽亜だよ。俺の愛しの嫁さんじゃないか。はは、なに寝惚けてるんだか。あー、頭痛い。そうそう、昨日遅くまでセックスしまくったんだった。酒も呑んでたしなぁ。
あれ?でも、なんで俺の嫁さんは人間じゃないんだ。
「私はナイトメアだよ。魔物娘。ちょっとぉ、本当に大丈夫?」
芽亜が心配げに俺の顔を覗いてくる。
可愛らしい俺の嫁さんの顔を見た瞬間、そうだったと思い出した。
そう、俺の嫁さん芽亜は魔物娘だったのだ。ナイトメアという種族だ。全くなんで俺はこんなことも忘れてたんだ?
「ああ、大丈夫。なんか、いやな夢見ちゃってさ。それで頭が混乱してた」
「いやな夢?」
「んー、よくは覚えてないけど……怖い夢だったような、んむっ!?」
俺がセツメイしようと深く考えていると、芽亜にキスされた。
「んちゅ、れろれろ、んー、んむ、ちゅるる」
唇が重なるだけでなく、舌も絡める濃厚なキス。唾液を混ぜてこねて交換しあって飲みあう。淫らなキス。
頭がピンク色に染まって、蕩けた。怖い夢のことなんてどうでもよくなった。今は芽亜と愛を確かめる。それが全てだった。
「んちゅ、ぷはっ、ああ。ふふ、私は夢を司る魔物娘だよ?そんな怖い夢、忘れさせて、覚めることのないイイ夢見させてあげる」
そう言って、芽亜は俺の手を自身の胸に持っていく。誘われるがままその豊満な胸を。おっぱいを揉む。
「んん、ああん、あ、あん、い、イイよよぉ」
まるでトリモチのように沈みこんで絡み付いて吸い付いて離れない。指がおっぱいに包まれるこの感触。まるで、指が性器になったかのような快楽をもたらしてくれる。
「んん、こっちも触ってぇ」
芽亜が視線で示した先は、人の上半身と馬の下半身のちょうど間。毛のないツルツルな、秘唇に隠された秘密の園。男の精を受け、子を孕むための子袋の入口。オマンコだ。
「すごいびしょびしょ……おっぱい揉まれただけで感じちゃった?」
秘唇から涎みたいに半透明なとろみのある液体を垂らしている。それは不規則にこぽっこぽっと微かな音立てていた。
「んん、だってぇ、あなたにぃ、揉まれるの、すごい気持ちいいんだもん、んん」
「芽亜はエロいなぁ」
「そうだよぉ、芽亜はエッチぃ魔物娘だもん。あなただけのエッチな魔物娘だもん」
やっべぇ、可愛すぎる。芽亜可愛すぎる。俺の芽亜。俺だけの芽亜。他の誰のでもない。俺だけの俺のためだけの芽亜。
「あはっ、オチンポおっきくなったぁ。まだ前戯の途中なのに。慌てんぼさんなんだから」
俺のペニスが硬くなり勃とうとするも、芽亜が乗りかかっているので、馬の下半身のオマンコの下辺りに当たる。
こう芽亜の身体にペニスが押し潰されているという状況も堪らない。
「芽亜が。芽亜が可愛すぎるから悪いんだ。芽亜が俺だけのって言って来るから」
「だから興奮しちゃったんだ?ふふ、いいよぉ。じゃあ、もう挿入れちゃおっか。ここに……」
芽亜はそう言って、オマンコの秘唇を摘まんで拡げる。同時に、溜まっていた愛液をたっぷりと吐き出しながら、その恥部が晒された。
淡いピンク色の、肉厚なオマンコ。オマンコ穴はヒクヒクキューキューと、なにかを欲しているかのように蠢き震えている。
クリトリスはもうすでに皮が剥かれ、準備万端と言いたげに、ピンっとそそり勃っていた。
「これが芽亜のオマンコ……」
俺が感嘆のため息をつくと、
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