魔法のオナホール/変わるもの、変わらぬ想い

―――――人生の行く末を決める分かれ道はいつも突然訪れる。分かれ道は選択肢、二つを同時に選ぶことなどできはせず、選択するということは別な何かを選ばないということ。

―――――僕にとってのその選択は・・・フィーネを選ぶか、主神様を選ぶかの2択であり・・・謙遜な神の僕であるのならば迷うことのない選択のはずだった。

―――――――

僕は第8主神教会の司祭たるエドガー・フラテリー、17歳の男の子だ。

隣で僕と身を寄せ合うように抱き締めあっているのは同じ教会の司祭であるフィーネ・グレイス、17歳の女の子だ。

今日僕らは出張祈願のため第8主神教会を離れ、馬車で走ること5時間程の遠く離れた山間の町まで向かう途中であるという訳だ。

祈願日の予定は明後日なのだけど、明日からかなり雪が降るとの予報を受けて前入りすることになったのだ。

時の流れは早いもので、フィーネが第8主神教会に来てから既に1年の時が過ぎていた。フィーネのお陰で勉強する時間を確保出来た僕らは弱冠17歳ながら1人前の司祭として認められたのだ。

それはとても誇らしい事で、フィーネと2人でささやかなお祝いをしたのもいい思い出だ。

そして先輩たちは狭い教会の世界だけではなく広い世界を見る機会を設けてくれた。だから僕とフィーネは主に出張祈願のために第8主神教会を離れることが増えた。

ガタゴトと揺れる馬車の座席の上で、乗客は僕ら2人だけ。

山間の道だからか気温が低く、お互いに防寒着は着ていてもフィーネは寒そうに身を縮めており、見かねた僕がせめて少しでも暖かくなればと抱き合うことを提案したのだけど。

「えへへ・・・エドガーって温かいね・・・」
「どういたしましてフィーネ、最初はヒンヤリしてたけどだいぶ温まってきたね・・・」

そう返しながらも僕は他所を向いている。僕から提案したことながら彼女の温もりと柔らかさ、鼻に抜ける彼女の香りが胸を高鳴らせて・・・照れくさくてフィーネの方を伺い見れないから。

「ホント助かったよエドガー!寒くて仕方なかったもん・・・だから今夜のご褒美・・・いっぱいサービスしてあげるからね
#9829;」

相変わらず甘ったるく脳髄に響く声で耳元をくすぐられるように告げられた「ご褒美」・・・その一言で情けなくもおちんちんがビクンと反応してしまう。

「あっ
#9829;もうエドガーったら・・・私だって待ちきれないんだから宿に着くまでの辛抱だからね
#9829;」

おちんちんの反応を悟られてしまったがフィーネはむしろ嬉しそうに微笑みかけてくれた。

それもそのはず、この出立に向けた準備がいろいろ難航したり、特別修練室の予約と自身の仕事の合間が全然合わない程に忙し過ぎたのもあったりして・・・実は最近3日ほどフィーネにおちんちんを洗ってもらっていない。

・・・有り体に言って僕とフィーネは欲求不満状態だったのだ。

ちなみにおさらいするが「ご褒美」とは「ピンク色の柔筒でおちんちんをキレイになるまで洗って貰う」ことだ。ピンク色の柔筒でおちんちんを洗うと物凄く気持ちが良くて、何時も僕はおちんちんを洗い終わる前に・・・必死に頑張ってはいるのだけれど、我慢出来ずに射精してしまう。

よってその度におちんちんが汚れてしまうから・・・もう1回洗い直す事になる。特別修練室でのおちんちん洗いは1時間という制限があるものの、今回のような出先でのおちんちん洗いは制限時間は無制限・・・だからこそ僕はこの筒に対して欲望に溺れすぎてしまわないように自戒の意味を込めて回数制限を設けることにしたのだ。

具体的に言えば・・・善業をこなせば、その回数に応じてフィーネにおちんちんを洗って貰えるというもの。しかしその取り決めも段々と意味をなさなくなりつつあった・・・ちょっとした事、何気ない仕事の成果ですらフィーネはご褒美カウントをするようになったのだ。

結局甘々なご褒美カウントは僕が満足できるだけの回数を超えるだけの数を毎度のごとく付与されており、それ以上の枷をかけることが僕はできずに・・・日々満足いくまでしっかりとおちんちんを洗ってもらっていた・・・しかも今日は3日ぶりのおちんちん洗い、お互いが期待に胸を高鳴らせてしまうのも無理はなかった。

おちんちんを洗うのは合法・・・射精してしまうのはあくまでも偶然。だから僕がおちんちんを洗われる度に射精してしまっているのは2人だけの秘密。

「むやみに子種を漏らしてはならない」という教えはもう2人にとって何ら関係の無い話であり、もう数え切れないほどに秘密は加算し続けた僕らはお互いにもう何でこの事を秘密にしていたのかを忘れつつあった。

「あっ!エドガー!雪がチラついてるよ!寒いわけだよね!」
「ホントだ!・・・早く町で温まりたいねぇ」

雪が綺
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