熱くて気持ち良くて蕩けてしまいそうなご奉仕

微睡みの中で唇に感じる温かくて柔らかな感触

寝ぼけた頭がゆっくりと覚醒してゆく、真っ白とオレンジ色だったぼやけた焦点が合わさり始める。

ちゅうっ
#9829;ちゅっ
#9829;ちゅっ
#9829;ちゅうっ
#9829;

愛しい顔、大好きな顔が目の前いっぱいに広がる。

「おはよう・・・コーデリア」
「おはようございます、愛しき私の素敵な旦那様」

あれからコーデリアは僕に対して目覚めのキスで起こしてくるようになった。

最高に穏やかで、幸せで温かな目覚め。最高の一日の始まりを告げるキス・・・そして今日は土曜日、コーデリアと隣町へ買い物デートをする予定だ。

今日の朝食メニューはこんがりトーストされた食パンにベーコンエッグ、昨日の晩御飯のミネストローネの残り・・・このミネストローネ滅茶苦茶美味しかったから大好物として近日中のリクエストを要望している。

―――――たまのご褒美に愛しい伴侶の玉を揉みませんか?おちんちん専用マッサージオイルはラブリーオイルでお買い求めを!!

何気なくつけたテレビからとんでもないコマーシャルが強く興味を引き受けた。毎日お風呂で使っているおちんちん専用のマッサージオイルの宣伝だ。

地方のテレビ局とはいえ放送倫理検証委員会は何をして・・・ついこの間魔物娘達の襲撃でトップがすげ替えられたってニュースになってたっけ。

おかげで最近のテレビは下品にならない程度にエロティックなコマーシャルが流れるようになったのだが・・・

「愛しき私の素敵な旦那様、ちょうど今日隣町でこの店舗が新装開店するそうなのです、こちらにも行ってみませんか?」
「そういえばあのオイルは普段は取り寄せてたんだっけか・・・うん、行ってみよう」

そうしてやってきた隣町、新装開店したラブリーオイルはオイル専門店と銘打っているだけあって落ち着いた雰囲気の店内だった。

「いらっしゃいませ、どのようなオイルをお求めでしょうか?」

サキュバスの店員さんが優雅に礼をしてスマイルを1つ、こちらに近寄ってきた

「おちんちん専用の物とボディ用のマッサージオイル、それからキャンドルガイスト用のメンテナンスオイルを探しています」
「商品棚手前からおちんちん専用、中ほど辺りがボディ用、奥まったところにキャンドルガイスト用のオイルがありますので、また必要になりましたら何時でもお呼びくださいませ」

優雅に一礼して店員さんが去っていった。干渉しすぎない絶妙なバランスの接客だった。

手前側の陳列棚にズラリと並ぶおちんちん専用オイル達、近くに簡単な紹介文が書かれていて非常に親切なお店だ。

ーーーーーホホバ、スクワラン、アーモンドにグレープシードにヒマワリなどのベースオイルにアルラウネの蜜をふんだんに配合し、乾きづらく滑りの良い仕上がりとなっています。デリケートな部位も滑らかな指通りでマッサージ出来るおちんちん専用オイルで伴侶をメロメロにしてみませんか?

分かりやすい説明文の最後にはちょうど睾丸辺りを優しくマッサージされているモデルさんが極上の心地良さに涎を垂らしかけている写真が添えられていた。

その感触を思わず想像してしまいちょっとだけおちんちんがヒクンと震えてしまったのを・・・きちんとコーデリアには見られてしまった。

「・・・コホン、ベース事に効能が違うんだねぇ・・・ウチが使ってるのは・・・」
「ホホバベースのオイルです、ここでお試しになりますか?」
「・・・今夜のお楽しみに取っとくよ」

魅惑の御奉仕の提案に一瞬ぐらつきかけたが何とか堪える。

続いてボディ用オイルもホホバベースを選択し最後はキャンドルガイスト用のメンテナンスオイルだ。

「このメンテナンスオイルって使ってるところ見た事ないけど、コーデリアの燭台の部分に使うの?」
「その通りです。私たちの燭台部分は水に濡れても錆ることは無いのですが、身だしなみとして定期的にメンテナンスをしております」
「そうだったんだね、それは僕がやってもいいの?」
「少々デリケートな部位故に・・・お控え頂ければ幸いです・・・そうですね、上手い例えでは無いかもしれませんが・・・鼻をほじっている姿を真正面から眺められている様なものですので」
「そうだったんだ・・・今まで何気なく燭台部分も撫でちゃってたけど・・・気を悪くさせちゃってたのかな」
「愛撫の範疇であれば大丈夫ですよ、燭台の隙間から指を差し込むなどは控えて頂ければ・・・といった所でしょうか」

無自覚にデリカシーのない行為まではしてなかったと胸を撫で下ろし商品カゴへメンテナンスオイルを1つ入れる。

―――――お会計2万六千円となります

目の端で見ていたが1番値段の高かったのは・・・僕に使うおちんちん専用オイルだった。

店を後にした僕らは安くてイタ
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