〇草食系
魔物二人がジパングについて話している。
魔物1「ジパングの男は草食系って言われてるけど、あれウソよね?」
魔物2「わかる」
魔物1(スキュラ)
「あいつら私を見るとヨダレたらしそうな目つきでじっと見てくるもの」
魔物2(クラーケン)
「私もこの前“君、美味しそうだね”って声かけられた」
─────────────────────────
〇慎ましい
男二人がジパングについて話している。
男1「ジパングの女がつつましいってウソだよな?」
男2(ジパング人)「斬り捨て御免って知ってる?」
男1「だって見ろよコレ。コレでつつましいなんて言えるか?」
そう言って男1はジョロウグモの挿絵を見せた。男2はため息をつき、
男2「あのな・・・それは夜、夫の前でだけ見せる姿だから」
男1「えっ!? 昼間、旦那がいないところではしぼむのか!?」
─────────────────────────
〇48の殺人技
ジパングには魔物を殺す48の秘伝があるという。
教団はその秘伝を学ぶため、凄腕の剣士を送り込んだ。
秘伝の48手を目の当たりにした剣士はすぐに自分たちの間違いを悟り、本国に手紙を書いた。
『我々は大変な思い違いをしていました
剣士ではなく格闘家を送って下さい』
─────────────────────────
〇トウキョー生まれ ブループラム育ち
時は現代、ジパング最大の都市トウキョー。
人々曰く、
『トウキョーは人が冷たい』
『人間の住むところじゃない』
雪女「やっとみんな、わたすがトウキョー生まれのシテーガールだって気づいたみてえだな」
♪野山の動物 だいたい友達
─────────────────────────
〇いま何してる?
龍の彼女に電話したけど出ないので、電話を切ったら少したってメールが来た。
『ごめん、お風呂入ってた。いま神と化してるから終わったら電話するね』
─────────────────────────
〇それが一番大事
Q.あなたが人生で一番影響を受けた本はなんですか?
形部狸「預金通帳」
〇それで一大事
Q.旦那さんは?
狸の夫「預金通帳」
─────────────────────────
〇Knock Knock タヌキ
―Knock Knock―
刑部狸「どちらさん?」
夫『あなたがもっとも愛する者です』
刑部狸「アホか。金は喋らんわ」
〇Knock Out タヌキ
さすがに金の方が大事と言われ腹が立った夫は、妻をギャフンと言わせようと頭をひねった。
―Knock Knock―
刑部狸「誰や」
夫『あなたをこの世で最も愛する者です』
刑部狸「アホか。そんなもんおらん」
夫『え?』
刑部狸「ウチは、一番大事な人ですら札ビラで頬ひっぱたいて言うこと聞かすような女や・・・そんな女、誰が愛するっていうねん・・・」
このあと滅茶苦茶ポンポコした。
─────────────────────────
〇虹の彼方には
―コンコン―
「はい、どなた?」
『となりの稲荷です』
「はて、なんの御用で?」
扉を開けると白無垢姿の稲荷。
「嫁入りに来ました」
「なんで!?」
「お天気雨が降ったので♪」
〇雨あがる
〜稲荷との事後〜
―コンコン―
「はい、どなた・・・?」
『従姉妹の妖狐です』
─────────────────────────
〇稲荷と妖狐の見分け方?
稲荷「語尾にアルとつけたら妖狐」
妖狐「語尾にドスとつけたら稲荷」
クロスカウンターが炸裂した。
─────────────────────────
〇稲荷と妖狐の見分け方・・・
稲荷「豊穣を司るのが稲荷」
妖狐「欲情を司るのが妖狐」
―もうちょっと具体的にお願いします―
二人「子作りが得意なのが{稲荷・妖狐}」
─────────────────────────
〇稲荷と妖狐の見分け方ァ!
稲荷と妖狐を見分けるなら、炒飯を作らせればいい。
炒飯をうまく作れなければ稲荷、
炒飯をうまく作れたら稲荷。
―妖狐は?―
妖狐は料理を作らない。
〇稲荷と妖狐の手料理
手料理を食べたいと頼んで、
「はい、いなり寿司です♪」
炭水化物を出すのが稲荷。
「で、できたわよ」
炭化物を出すのが妖狐。
─────────────────────────
〇王権神授説
二人の魔物が喧嘩した。
ファラオ「我こそが王だ!神がそう定めたのだ!」
龍「私はそんなこと言ってません!」
─────────────────────────
〇ペンは拳より強し
二人の魔物が喧嘩した。
[3]
次へ
ページ移動[1
2 3 4]
[7]
TOP [9]
目次[0]
投票 [*]
感想[#]
メール登録