モゲロ・タモミロ/そっくりボックス

モゲロ・タモミロ

うた:西部方面第六軍・魔物小娘合唱団


ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ・ラン
オレ!

敵はミノタウロス すごい鼻息
4人蹴散らし やってきたが オレ!
俺と戦う 男はどこだ
牝牛は吠える
“早く出て来い!”
オレ! オレ! オレ!

その名高き モゲロ・タモミロ
男の中の男だけど
モゲロ・タモミロ 嫁はワーシープ
日が昇っても寝床の中
 
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ・ラン
オレ!


モゲロ・タモミロ あくびしながら
闘技場まで 出ては来たが オレ!
受付嬢にすがりつかれて
“おねがい今すぐここで抱いて”
オレ! オレ! オレ!
  
その名高き モゲロ・タモミロ
戦士の中の戦士だけど
モゲロ・タモミロ ジゴロ体質
戦いよりも 女性が好き

ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ・ラン
オレ!


牛はカンカン 角をふりあげ
モゲロめがけて 突いてきたが オレ!
片手でちょいと 牛を転がし
“こいつはすてきな 肉のベッド”
オレ! オレ! オレ!

その名高き モゲロ・タモミロ
勇者の中の勇者だけど
モゲロ・タモミロ すでにインキュバス
戦いよりも セックスが好き


その名高き モゲロ・タモミロ
男の中の男だけど
モゲロ・タモミロ 妻はバイコーン
うちに帰れば 嫁が6人

ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ
ランララ・ランララ・ランララ・ラ・ラ・ラン
オレ!

折れ! 折れ! 折れ!
オレ!


* * * * * * * * *


そっくりボックス

うた:水底尋子


真夜中目が覚めた
お部屋の真ん中に
小さな宝箱ありました

私の住んでいるおうちとよく似てる
ふたも 模様も 鍵の穴も

そっくりボックス どこから来た
そっくりボックス ここにある
そっくりボックス ちょっと違うけどよく似た小箱


鍵穴のぞいたら 小さな女の子
小さな寝息をたてている
ずっと小さいけど 私とよく似てる
髪も リボンも 足の裏も

そっくりボックス 明かりをつけた
そっくりボックス 彼を呼ぶ
そっくりボックス 寝ぼけまなこの大切な人


小さな寝室で 大きな男の子
私とおんなじパジャマを着て
私に背を向けて 鍵穴のぞいてる
ほんとに小さな 小さな穴を

そっくりボックス 箱の中には
そっくりボックス 箱がある
そっくりボックス ちょっと違うけどよく似た少女

そっくりボックス 箱の外には
そっくりボックス 箱がある
そっくりボックス 宝を抱いた小さな少女


* * * * * * * * *


曲解説

「モゲロ・タモミロ」
もげろ。禿げろ。取れろ。
※タイトルについて
モゲロ:人名(男性)に付く尊称。西方古語で「爆発しろ」「氏ね」の意。
タモミロ:大陸西南部によくある男性人名。言葉としてはtamomir(掴む)の男性形で“掴む者”“握力強き男”程度の意味。原語の発音は“タモミッロ”に近い。

「そっくりボックス」
ミミックの出産をファンタジックに描いた歌。なお放送後、『私だって妊婦プレイぐらい出来る!』といった内容の抗議が数件寄せられたという。


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■作者メッセージ
おまけ? ありませんよ。本文だけで1000文字越えましたからね。






















































ある妻が残した記録

○月×日(紫)
今日もあの人は一人も捕まえてこなかった。
ラテンの男はもっと軽薄だと思ったのに、とんだ見込み違い。
「君との時間をもっと大切にしたいんだ」なんて、
そういう歯の浮くようなセリフは妻にではなく道端の女に言ってほしい。
今のメンバーはみんな私の紹介だし・・・
バイコーンの夫たるもの、もっと精力的になってもらわないと。

○月△日(ピンク)
あの人の試合の日が決まった。いつもは紳士的なあの人も、試合のときは緊張と興奮で荒っぽくなるから新規参入に期待大。
とはいえ相応の準備は必要だと思う。さっそく皆と作戦会議だ。

○月□日(黒)
皆と相談した結果、今日明日から試合の日までセックス禁止、オナニーも禁止。
というわけで今日はこれからヤリ収めックス。全員突撃ー!

○月▽日(無)
腰が痛くて起き上がれない。さすがに私の体型で種付けプレスは無茶だったか・・・
ベッドの周りでは死屍累々
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