[夏期間特別バイト!、の巻]
<真闇視点>
『カランカラ〜ン♪』
いらっしゃいませー、お客様。
客A「ん?おぉ。メイドの服装が変わってるぜ」
客B「ほんとだ!麦藁帽子に、黒のワンピースメイド服!かわえぇ!!」
あ、ありがとうございます。
天河「・・・お客様、すいませんが、早く席におつき下さい」
客A「あ、すんませ・・・うほぉっ♪おい、コッチはスク水だぜ!?」
客B「し、しかも旧スク・・・そしてメイドエプロン・・・た、たまんねぇ・・・ハァハァ」
天河「・・・・・・キモッ」
あーちゃん!シーッ!
そ、それではこちらへどうぞ。
客A「はいはーい・・・かわえぇなぁ」
客B「ロリハァハァ、ロリハァハァ・・・」
あははは・・・
(ひ、久しぶりだなぁ・・・こんなお客様・・・)
茜「いらっしゃいませー。こちら、メニューになりまーす」
客A「・・・」
客B「・・・」
茜「・・・?いかがなさいました、お客様?」
客二人「短パン、タンクトップ・・・ガキ大将?」
茜「・・・ビキッ・・・」
(メニューとる機械にヒビ)
客A「ひっ!?」
客B「うっ!?」
茜「なにか言いましたか?お客様?」
客A「・・・ちゅ、注文お願いします・・・」
客B「・・・お、俺も・・・」
茜「はーい♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
店長『オーゥ、お久しぶりだなみんな!一週間も休日が伸びてしまったからな。今日からバリッバリに働いてもらうぞ!あ、ちなみにお客様サービスとして、夏休みの間、みんなには特別コスチュームを着てもらうからなー!』
・・・って、言ってたけど・・・
茜「なんでアタシはこんな少年スタイルなんだよッ!?」
天河「・・・そういえば前に店長、『男の娘って、いいよね!』って言っててキモかった」
茜「アタシで実験すんじゃねぇぇぇっ!!!」
あ、茜さん、落ち着いて・・・
天河「・・・それにしても、暇だね」
そうだね。なんでだろ?
茜「貞春のやつが追い返したりしてんじゃねぇの?」
天河「・・・流石にさだちんもそんなことは・・・」
三人『・・・・・・』
(やりそうだなぁ・・・)
・・・ちょっと見てくる。
茜「いてらー」
天河「いってら」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと貞春!?お客様追い返したりなんかしてな・・・なにその服?
貞春「・・・わかんねぇ。なんかこの青いツナギ着て、こんな風にベンチに座っとけって筋肉ダルマが・・・」
へー・・・
客?「ウホッ、いい男!」
あ、い、いらっしゃいませ。メイド喫茶、パーラーへようこそ・・・
(店の外だと、恥ずかしいなぁ・・・///)
客?「ん?メイド喫茶?いや、それよりも貴方、僕とやらな」
貞春「断る」
客?「残念だ・・・」
あ、ちょっと・・・行っちゃった・・・
貞春「さっきからあんなんばっかなんだよ・・・なんなんだ・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<閉店後>
店長「うーむ・・・あんまり売り上げが良くなかったな・・・ちょいとコスチュームの選択をミスったかな?」
茜・貞春「確実にアタシ(俺)のはな」
店長「ぬぁぜだ!?男の娘コスチュームに、ABEコスチュームだぞ!?男ならホイホイされるのが自然だろう!?」
茜・貞春「知らん知らん知らん」
じゃあ、みんなで考えてみようよ!
天河「・・・いいね」
店長「なるほど・・・確かにひとりで考えるよりいいかもだな!」
茜・貞春(俺らの意思無視かよ・・・)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんなのどう?
茜「アタシも真闇と同じ、麦藁帽子とワンピースか。ワンピースもピンクと赤基調か。可愛いな!」
天河「・・・茜ちゃんはいいけど、さだちんはこれでいいの?」
貞春「いやよかねぇよ!この時期になんで着ぐるみなんだよ!?しかもなんで熊のプ○さん!?」
だって可愛いから・・・
貞春「真闇?お前着ぐるみの中身がどんだけ暑いか知ってんのか?俺、ずっと店の外にいるんだぞ?死ぬぞ?軽く死ぬぞ?」
店長「うーむ・・・お店的にも着ぐるみはアウトだなぁ・・・」
え〜・・・がっかり・・・
天河「・・・じゃ、私の案はさだちんのだけでいいね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天河「・・・これ、どう?」
わぁっ。可愛い!
茜「うっ、ぷぷっ・・・いひひひひ・・・」
貞春「お前ら時期考えて服の案出してるのか!?なんでピエロなんだよ!!?あと茜は笑いすぎだ!」
天河「夏休み→なんか遊ぶ→サーカス→ピエロ。ほら。時期的にもok」
貞春「いや微妙だぞ!
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