プシューッ!
『えー、魔塩ヶ浜(マシオガハマ)ー。魔塩ヶ浜ー。魔物カップルのみ下車可能でございーます。時系列、舞台無視の駅でございーます。お忘れ物のないよう、お降りくだーさい・・・』
[ 見えない彼女シリーズ、乗客者 ]
シェリー
「わぁ!海よ、海!きゃー♪」
フォン
「ちょ、シェリー、引っ張りすぎだよ」
リディア
「全く、子供だねぇ。海だけで」
親方
「と言いつつ、お前も頭の蛇が喜んで・・・あいだだだだ!?」
[ ある湖畔の蟷螂の話、乗客者]
マコト
「ファング、早く」
ファング
「ちょ、マコト?荷物、全部、俺持ちとか、キツいんだが・・・」
願いを叶えるモノ(以降、モノ)
『貴様ら、我を持ち出して旅行とか、無粋なことを考えよって・・・ちょ、こら、我で遊ぶな、ミコトよ』
ミコト(マコト・ファングの娘)
「いいじゃん、モノー。遊ぼうよー」
[ドジなドッペルたんシリーズ、乗客者]
護之宮 貞春(以降、貞春)
「夏だ!」
成竜 清(以降、成竜)
「海だ!」
貞春・成竜
「真闇・あーたんの水着だ、ヤッホーゥ!」
真闇
「う、海に入る前から言わなくても////」
天河
「うふふ♪」
[ 神主の一日、乗客者 ]
九重
「空鈴丸、大丈夫?重くない?」
狐臣
「大丈夫だ。伊達に鍛えていない。というか、お前がひっついてるのが一番キツいんだが・・・」
[ とある団長の一日、乗客者 ]
イズナ
「アナタァ♪んふふー♪」
団長
「はっはっはっ!電車の中での駅弁プレイはちと疲れたな!はっはっはっ!」
[ 悪の戦隊シリーズ、乗客者 ]
メイドたち
「お嬢様、私たちは下車できませんので。よい夏休みの一日を・・・」
リリィ
「ありがとう。アレク、行くわよ」
アレク
「は、はい、お嬢様」
プシューッ!
『えー、魔導列車、タイムスリッパー号、出発しまーす』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
[着替えタイム]
ーーーーーーーー
シェリー「うーん・・・」
リディア「・・・なによ?」
シェリー「なんでママはそんなあるのに、あたしは・・・」
リディア「坊やにもっと揉んでもらったら?」
シェリー「ちょ、ママ!?」
マコト(・・・ちょっと大胆かな、コレ)
九重「こ、こんにちわ・・・」
(わ、私より胸ある妖狐!?・・・くそぅ・・・!
イズナ「ど、どーも・・・」
(私よりハリのあるお尻・・・く、悔しい・・・!)
リリィ「うむむ・・・アレクを悩殺できる水着は・・・やっぱこれ?いや、こっちかな?」
真闇・天河「・・・・・・」
『ぼいーん』(九重)
『ぼいーん!』(イズナ)
『ばいーん!!』(リリィ)
『どどーん!!』(リディア)
真闇・天河「・・・・・・」
『つるーん』(真闇)
『ぺたーん』(天河)
『ちょびっ』(シェリー)
真闇「心中お察しします」
天河「・・・同類」
シェリー「な、なによ、あんたたち?」
ーーーーーーーーー
[お披露目タイム]
ーーーーーーーーー
リディア「ア・ナ・タ♪お待たせ♪」
親方「おぉ、おぉぉっ!生きているうちにリディアの水着姿をまた拝めるとは!あぁ、リディア!やはりお前は美しいな!」
リディア「やぁん、アナタったら♪アナタこそ、海パン姿がカッコいいわぁ♪まさに、筋骨隆々、漢の中の漢ね♪」
親方「お前こそ!素晴らしい肌の美しさと言い表せないそのバスト!あぁ!俺は世界一の嫁をもらったんだと改めて思うぞ!」
リディア「もう!アナタったら♪」
シェリー「ごめんね、フォン。待った?」
フォン「うぅん。親方と、今来たとこだよ」
シェリー「そう・・・ごめんね、フォン。あの馬鹿親がイチャイチャして・・・」
フォン「?なんで謝るのさ?」
シェリー「・・・だって、フォンは私の姿が見えないし・・・」
フォン「あはは。なんだ、そんなこと?僕はシェリーが海に連れて来てくれて、水着でいてくれるってだけで、すごい嬉しいんだよ」
シェリー「・・・フォン♪」
フォン「それに、シェリーは実は泳げなくて、僕とずっと一緒に浜にいてくれるだろうってリディアさんが言ってたし」
シェリー「ママァ!?カナヅチのこと黙っててって言ったじゃない!?」
マコト「どう?ファング?」
ファング「・・・うーむ」
マコト「似合わない?」
ファング「いやー・・・不老とはいえウン十年生きてるお前がビキニってちょっと・・・待てまてマテ!悪い!悪かった!謝るから斬刑はやめてアーッ!?」
ミコト「あーぁ。パパったら無神経なんだから・・・ねー?モノー?」
モノ『・・・我には分からぬ』
天河「・・・おまたせ、ダーリン」
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