第四レース『昆虫魔物娘障害物クロスカントリーレース』！
読んでレース名のごとく、昆虫魔物娘たちが走り、競います！
出場権的には、昆虫型なら結構！飛行、陸上走行は問いません！ただし！どちらにしても、コースから一歩、１mmでも出ると失格になります！
肝心のコースですが！
他のレースは会場内部にありましたが、今回は会場外部に設置された屋外コースから始まります！
屋外コースは約1.2km。
すべて森に囲まれた森林コースで、一定距離ごとに障害が設置されています！
さらにその後、会場特設入り口から入り、大観衆見守る、あの第一レースでのラスト800m直線を通って、ゴールです！つまり合計２kmを走ってもらいます！
障害物ですが、選手たちには障害物の場所、種類、個数などは一切知らせておりません！果たして、どんな障害物が彼女たちを待っているのでしょうか！！
優勝者には賞金100万が与えられます！
さぁ、今回はまとも、いや、げふん。ちゃんとしたレースをお届けできることを、切に願う私です。
では、選手紹介と参りましょう！
１番！蜜を求めてどこへやら。今回狙うは金の山！
ハニービー選手です！
いつも特定種族に襲われる彼女ですが、おかげで逃げ足、いや、逃げ羽は早そうだ！ちなみに今回、その襲われる要因の蜜は持ってませんが。
ハニービー選手、一言よろしいですか？
「ホーネットも出るんだよね？絶対負けないんだから！」
おや、なんだか今回は対抗意識を持たれているようで。ありがとうございました！
２番！黄と黒のストライプにはご用心！
ホーネット選手です！
森の中での羽音は男には軽い恐怖音ですね。まぁ、逆にテンション上がる人もいるらしいですが。普段の狩りによる鍛錬を活かせるのか？
先程、挑戦をされてましたが、答えは？
「あたいが勝つに決まってんじゃん！あいつはあたいのもんだからね！」
ん？あいつとは？え？ハニービーと彼氏を取り合ってる？今回負けたやつが、諦めると。それぐらい争うくらいもてたいですねチクショウ！
３番！森林ならばホームグラウンド！圧勝となるか！？
マンティス選手です！
クーデレ！美乳！太腿！あと、鎌。様々な凶器をもつ彼女ですが「森のアサシン」と呼ばれるからには、森林コースは独壇場となるのでしょうか！？
マンティス選手、一言、どうぞ！
「・・・・・・八本足には、負けない」
はい？え、ちょ、八本足って・・・あ、待って、まだ行かないで！
・・・無視されたよ・・・えー、次の選手は・・・あ、こいつか？
４番！こちらは砂漠の暗殺者！音もなくゴールテープを切れるのか！？
ギルタブリル選手です！
多くのアラクネ種が出場規制を行われた中、唯一の出場者です！アラビアンな服と肌！嗜虐的な目つきと性格！知らず知らずと女王様と呼んでしまいそうですね！
ではギルタブリル選手、ひとｋ
「三下なんかには負けないわ。あと、アンタ司会下手くそ」
うるさいやい！ん？三下？
「・・・誰が三下ですって？」
「あら、被害妄想かしら？」
・・・えーと・・・？
なんかマンティス選手とギルタブリル選手の空気がヤバめなんですが？
「・・・・殺す」
「受けて立つわ」
ちょっ、まっ、ファイティングポーズ取らないで！ケンカ、駄目、絶対！
前回のレースから、レース前、レース中の妨害、コンビ技などは禁止となりました！失格になりますよ！？
「「・・・ふんっ」」
・・・危なかった・・・マジやばかった・・・大丈夫か、このレース？
ちなみに反則をした場合、魔術により強制退去となります。
えー、次、５番！
働き者は得をする！毎日毎日仕事に疲れて旦那に甘える！
ジャイアントアント選手です！
毎日、伊達に巣作りの土木工事、日々のエサの運搬業、そして夜のハッスルしてないはず！足腰の強さは突出してるでしょう！
では、頬を赤らめながら、一言！
「えっと、夫のために、頑張ります♪」
ありがとうございます！ではギルタブリル選手の隣へ・・・うわ、背ちっさ・・・いえ、何も。
６番！魔物史上最高の臭いフェチ！変態共も彼女の前じゃ中学生レベル！
ベルゼブブ選手です！
って、うぉあ！？なんで私にしがみつく！？え、なに？汗臭さがイイ？いや、やめて！離れて！舐めないで！首すじはらめぇぇぇぇぇっ！
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ーーーしばらくお待ちくださいーーー
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申し訳ありません。放送事故です。まさか私の汗っかきがこんなとこに影響するとは・・・
さぁ、ベルゼブブ選手、私の腕から離れてから、一言。
「んべっ、れるぅ・・・んう？お前の汗ウマすww」
やめろっつぅに！だれか！こいつ引き剥がして！係員！かーかーりーいーんーっ！！
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