『カラン、カラン』
いらっしゃいませ。
私が魔物娘専門奴隷商、ヴォドホッグにございます。
えぇ、えぇ。その通りにございます。
注文があれば、スライムからドラゴンまで多種多様な魔物娘を奴隷として連れてまいります。
昨今は魔物娘を愛し、魔物娘に愛されることが必然で、虐げ、苛めるなど、一部の特殊な魔物娘を除いてもっての他。
その特殊な魔物娘にも、愛のこもった虐めという矛盾の孕んだ行為しか許されません。
私はそんな良識に唾を吐き、魔物娘を程の良い性欲の掃き溜めとして扱いたい、自分の加虐心を満たしたい、お客様のような方に、秘密裏に奴隷を売り渡す仕事をしております。
ただし、私と取引する際は4つ、守っていただきたいことがございます。
ひとつ、魔物娘の殺害は行わぬこと。
魔物娘の死体は色々と面倒で、証拠の隠滅が難しいが故です。お客様も魔物の殺害で一生を棒に振りたくはないでしょう?ご協力願います。
ふたつ、魔物娘が病気の際は私に連絡を。
病気というものは感染るのが世の常。早期治療をせねばどこからか漏れて奴隷の存在がばれます。それの防止のためです。ご協力願います。
みっつ、月に一度、奴隷に安息日を作ること。
自殺などは私たちも止めようがないので、精神の安定ために必要です。あぁ、お渡しする首輪に逃亡防止の呪術を仕込みます故、逃亡や告発の危険はありません。ご協力願います。
よっつ、奴隷の多頭飼いはおやめください。
徒党を組めば、人ですらドラゴンに打ち勝てます。いくら弱体化しているからといって、魔物娘の奴隷を複数買えば・・・わかりますね?ご協力願います。
あぁそれと、これらの決まりをひとつでも破った場合、私との関係を破棄させていただきます。
要はお客様の我儘で私がお縄につくのは御免こうむる、という話です。その際には証拠・証人の抹消はもちろん、私は知らぬ存ぜぬを通します故、ご協力願います。
以上となりますが、よろしいですか?
・・・構わない?では、こちらの誓約書にサインを・・・
・・・はい、では、ビジネスに移りましょう。
此度は如何なる奴隷をご所望で?
ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー
大富豪の下に買われたバジリスクの少女、アウラの朝は早い。
主人を起こすために早起きし、自分では外すことのできない首輪と目を覆う仮面がちゃんとついているのを確認してから起き上がり、最初の仕事を始める。それは広大な屋敷のあちらこちらを回り、クリーニングされたばかりの主人の服やモーニングコーヒーを主人の部屋へと運ぶことだった。
ただし、首から下は何も身につけてはいない。形のよい美乳を揺らし、ぴったり閉じた女陰を晒しながら様々な部屋へと向かう。途中、他の使用人の熱い視線やクスクス笑う声を聞いて顔を赤らめながら、しかし主人の命を守って隠すことなく進む。
着替えを用意し、コーヒーの乗った盆を持って主人の部屋へとたどり着くと、アウラはノックをしてから部屋へと入る。
「し、失礼します・・・」
恥ずかしさで消え入りそうな声とともに入ると、アウラの鼻にツンとした葉巻の臭いが突き刺さった。
ベッドで横になっているバスローブ姿の男、アウラの主人であるガレムは、咥えていた葉巻を灰皿に置いて煙を吐いた。
「遅いぞ、なにをしていた。もう俺様は10分も前に起きていたぞ」
「も、申し訳ありま・・・」
「謝って許されるとでも思ってるのか。仕置きだ、こっちへ来い」
アウラは着替えと盆を扉の近くにある机に置いて、ベッドに腰かけるガレムのもとへ行く。
ガレムはアウラが言われずとも自分の足の間へ頭を持ってきたのを見て下卑た笑いを浮かべながら、アウラの頭を掴んで股間に押し当てた。
「あぅっ!?」
「俺様のモノを口で取り出して奉仕しろ、手は使うなよ、いいな?」
「うっ、うぅ・・・」
アウラはすでにトランクス越しに感じる熱と臭いに頭がクラクラしながらも、言われたように口でトランクスをずり下げ、ガレムのモノを出した。
それはすでに朝勃ちしており、ギンギンに張り詰めていた。しかしそれだけでなく、敏感なアウラの鼻には乾いているはずの精臭が突き刺さった。アウラはびくりと体を震わせるが、それをガレムが嘲笑った。
「ふっふっふっ・・・昨日散々可愛がってやったことを思い出したか?」
「そ、そんな、こと、ない、です・・・」
「んん?ならこれはなんだ?」
ガレムは右足の先をアウラの割れ目に押し当てた。ぷちゅりという音がして、すでにそこが秘蜜で濡れそぼっているのがわかった。「腰をひくなよ」という命令とともに、ガレムが足を動かすと、割れ目からどんどん蜜が溢れ、アウラの口から喘ぎ声が流れた。
「ふっふっふっ・・・おい、奉仕できてないぞ。このまま勝手
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