窓から射し込めてくる日射しと五月蝿いぐらいの鳥の声で俺は目を覚ます。
窓を開けると離れた家から赤い頭巾をかぶった女の子。フレナがスキップをしながら森の方へと向かっていった。
「・・・そろそろ俺も行くとしますか」
その光景を見た俺は、軽く身支度を整えると玄関の横に置いてある銃を持って外に出る。
「あら猟師さん。お待ちしてました」
「どうも奥さん。お邪魔しますよ」
俺はフレナが出てきた場所、つまり彼女の家に着くと軽くノックをして在中者を呼び出す。出てきたのはフレナの母親で名はクリス。旦那が数年前に亡くなってからフレナと二人で暮らしている。俺がここに来るのは訳があるからだ。
「んお
#10084;おくっ
#10084;もっと、もっと突いてぇ
#10084;」
彼女の言うとおり腰を打ち付ける速度を速める。さっきとは違ってまさに欲情した雌だ。何故こんな事をしているのかというと、結構前に遡る。
俺は、いつものように猟の為にこの家を通りかかったときに旦那を亡くしていたクリスが自分を慰めている光景を目にしたからである。
気が付くと俺とクリスは裸になりながらベッドの上で寝ていたのだ。流石にヤバイと思ったのだがクリスからまたお願いと言われてこういう関係になった。
「猟師さん。もしどこかでフレナに会ったら狼に気を付けてと言って貰えるかしら」
行為を終えた後、身支度をしている俺にクリスが心配そうに話しかけてくる。
無理もない。最近は狼の姿がよく見掛けられると聞いている。子を思う親ならば当然だろう、俺はその頼みを聞き入れて森へ向かった。
「こんな鬱蒼とした森に住むなんて考えられんな」
そう言いながら俺は道無き道を歩いている。目的は巡回を兼ねてフレナのお婆さんの家にむかう為だ。 しばらく歩くと目の前に一軒の家が見えてきた。あそこで間違いないだろう。
「カトリーナさん。居ますか?猟師です」
ドアをノックするも返答がない。疑問に思いながらも扉をゆっくりと開いた。
「ああぁ
#10084;イク
#10084;フレナ、またイッちゃう
#10084;」
「いいよフレナ
#10084;おばあちゃんと一緒にイこう
#10084;」
「わふん
#10084;見てるだけでアタイもイキそうだ
#10084;」
『イックぅぅ
#10084;
#10084;
#10084;
#10084;』
一体何が起こっているのだろうか、見慣れない女の子と二人の女性が愛し合っていたのだ。しかも、片方はフレナと言って片方はおばあちゃんと言っている。というかカトリーナさんとフレナの姿が見えない。
「目の前にいる二人がお探しの相手だよ」
気付けばすでに遅し、俺はもう一人の女の下に倒されてしまった。強ばる俺に対して女は歓喜と期待の混じった笑みで俺を見てくる。
「それじゃ、いたただきます
#10084;」
「あら、猟師さん。どうしましたこんな遅くに。それよりもフレナがまだ帰ってこないんですが・・・。えぇっ?おばあちゃんの家に泊まって明日来るんですか?そうですか、・・・・あの、後ろの方は一体?・・・いや、やめてっ、誰か、助け・・・・」
『アオォォォォン
#10084;
#10084;
#10084;
#10084;
#10084;
#10084;
#10084;』
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