男「えーと佐藤学園さんの初等部だから、さ行さ行…」
ア「魔物向けの生産も多くなったから忙しいわね。」
男「そりゃまあ学生服の生産量日本一のこの街ですからねえ。生産の拡大と殆どの魔物に対応できるように設備改修して、従業員も増員したけど。」
ア「最近はなんちゃって制服の注文も増えてるわね。」
男「年頃の女の子が制服をお洒落の一つとして認識してるって事か。ま、他県の学校で制服回帰の話はよくあるしな。」
ア「魔物の女の子からの注文も少なくないわ。ま、その場合主だった用途は知れてるけどね。」
男「たはは……」
ア「あ、FAX届いてるわよ。」
男「っと、どれどれ。あ、西純さんとこのデザイン最終案か。また変わったデザインのブレザーだな。」
ア「でもこういう変化球もいいんじゃない?」
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