夫「おーい。こいつ見てくれー。」
壺「どうしたの!そんな立派な壺!?」
夫「ダチの唐津焼職人がさ、早い出産祝いだっつって作ってくれたんだよ。」
壷「凄い!うわぐすりのかけ方も最高じゃない!……でもいいの?こんなの貰っちゃって。」
夫「あいつさ、焼き物の街に暮らす壺一族の壺がお粗末じゃダメだってよ。
ったく俺を嫁の為に壺一つ買えない甲斐性なしみたいな言い方しやがって。」
壺「ふふ、でもこんないいの作ってくれたんだから、親友の事祝ってくれてるんじゃない。あ、お腹動いた♪」
夫「(妻のお腹に触って)おーい。お父さんだぞー。」
壺「もう、貴方ったら♪」
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