「夏君、どうかしら?」
セックスビーチのコテージで、白いビキニを身に着けて夏に見せつけていた。
チューブトップのように肩紐がなく、乳首周辺を覆っている四角い布を上下二本の細い紐で結んでいる、眼帯ビキニというタイプの水着だ。
「すっごくエッチです……!」
「ふふ、ありがとうっ」
言いながら潮里は腕を組み、その上に胸を乗せる。両側から二の腕に挟まれて乳房が寄せられて大きさと形が強調されて、ますます夏の視線が巨乳に集中していた。股間の一物は、身に着けている海パンを突き抜けそうなほど強く勃起している。
そんな年下の恋人の反応に、潮里は楽しそうに笑みを浮かべる。
「最近忙しくて、イチャイチャできなくてごめんね?」
「いえ、お仕事なら仕方ないです」
今日から三日間は完全なフリーだが、つい昨日まで潮里は貿易業の仕事が立て込んでおり、ここ最近は夏と触れ合うことすらできていなかった。お互い溜まっている欲求を解消するために、二人は思い出深いセックスビーチのコテージを訪れたのだ。
「ふふ。だから今日は、たっぷりイチャイチャしましょう。夏君のお願い、何でも聞くから」
蠱惑的な赤い唇を舌で舐めつつ、誘惑する潮里。夏がごくりと生唾を呑み込んだ。
「なんでも、いいんですか?」
「ええ、もちろん」
なら、と夏が言葉を切る。
「ちょっとソファに座ってもらえます?」
「ええ、いいわ」
言われるがまま、リビングの大きなソファに潮里が腰かけると、夏がその後ろに回り込んだ。
これから何をされるのか期待して身じろぎしている潮里の肩に、夏が手を置いてそのまま揉み始めた。
「ん、夏君?」
「最近、潮里さんお疲れみたいでしたし、何かできないかなと思ってマッサージ練習してみたんです」
「んっ、そうなの?」
「はい」
夏は撫でるように手を動かし、潮里の肩全体を擦っていく。ゆっくりと肩を温めた後、首の付け根に親指を宛がって円を描くようにゆっくりと揉み解す。
「んんっ、エッチは、いいのっ?」
「もちろんしたいですけど、その前に潮里さんに癒されてほしいなって。休みはまだありますし、初日くらいはゆっくりのんびりしませんか?」
「ん、んんっ」
肩だけでなく、二の腕や背中までもマッサージしていく夏。手のひらが肌に触れるたび、潮里の唇から声が漏れる。
「ちょっと、寝転んでもらえます?」
「ん、ええ……」
言われるがままソファにうつ伏せになる潮里。その背中や腰、首やふとももを夏の両手が包み込む。
「ん、は、んん、ふぅっ」
「痛いですか?」
「ううん、だいじょうぶ、きもちいい、から……」
夏の言葉に、蕩け切った声で答える潮里。いつの間にかその顔は赤くなっており、肌に手が触れるたびに熱い吐息が漏れる。
しばらくセックスもできず愛欲が溜まっていたところに、最愛の恋人に全身をじっくりと触られたこと、潮里のサキュバスの本能に完全に火がついていた。
「ん、は、あ、ん、ふぅ……」
手が肌を撫でるたびに潮里の体にはマッサージ以外の快感が奔り、秘所から愛液が染み出している。しかしそれに気づいていないのか、夏は際どい部分にも触れて揉み解していく。何度も体を重ねて愛し合ってきた関係だからこそ、極上の女体を撫で回すその手つきには遠慮が一切なかった。
「ん、あ、ぁっ、ふぅっ……」
「潮里さん、前も触りますね」
「う、ん……」
緩慢な動作で仰向けになる潮里。正面に回った夏が、その脚を抱えてゆっくりと曲げて筋肉を伸ばしていく。その際、秘所に指がかすった。
「ふあんっ!」
「潮里さん?」
「ゆ、びぃ……!」
「あ、ごめんなさい!」
咄嗟に手を離す夏を、潮里は見つめる。
「ごめんね、夏君……!」
「ん、んっ!」
潮里が強引に夏を抱き寄せてそ唇を奪い、口内に舌をねじ入れた。
「潮里さん、あの……!」
「もっと、触って……!」
夏の手をとり、自らの秘所に触れさせる潮里。すでに愛液は大量に溢れており、ソファをずぶ濡れにしていた。
「すっごく、濡れてます……!」
「夏君の手、すごくきもちよくて、濡れちゃったの……、お願い、夏君のおち〇ち〇、ちょうだい……?」
「そんな、エッチな顔されたら……俺も我慢できません!」
潮里にねだられるがまま、夏は自らの肉棒を最奥まで一気にねじ込んだ。
待ち望んでいた最愛の恋人とのセックスに、潮里の心と体が歓喜とともに絶頂を迎える。
「あはぁっ、夏君のおち〇ち〇、きもちいい……もっと、もっとぉっ!」
「潮里さんの中、もうトロトロですよ……!」
両脚をがっしりと腰に絡ませてくる潮里に、夏も辛抱堪らずに激しく動いて突き上げる。
「あ、ん、ああ、そこぉ、もっと、もっとして……!」
「は、あ、ぅ、あ……!」
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