「ただいま戻りました、潮里さん」
「おかえりなさい、夏君」
マンションへ戻ってきた夏を、お揃いのセーターを着た潮里が出迎える。
暖房のきいた部屋の暖かさに人心地つきながら夏がソファに座ると、その隣に潮里も座りそのままぎゅっと抱きしめた。
「外、寒かったでしょう?」
「はい、さすがに寒いです。潮里さんはあったかいですね」
「部屋にいたからね」
抱きしめ合い、温め合っている二人。そうしてすりすりと体をすり合わせながら潮里が言う。
「夏君も体冷えちゃってると思ったから、お風呂いれてあるわ。一緒に入りましょう?」
「はいっ!」
潮里の言葉に、興奮気味に夏が大きく頷いた。
そのまま浴室へと移動して脱衣場でお互いの服を脱がし合っていき、互いに身に着けているのは下着のみになったところで夏が口を開く。
「あ、潮里さん。そのランジェリー見たことないですけど」
「夏君がたくさん触ってくれるから、また胸が大きくなっちゃって、新しいの買ったの。似合う?」
「はい、可愛いと思います。脱がしてもいいですか?」
「ええ、もちろん」
淡い白に青いワンポイントがついたブラのホックを、手慣れた様子で夏が脱がしていく。ショーツも手間取ることなく脱がされたところで、潮里が楽しげに笑った。
「ふふ、夏君も脱がすの上手くなったわよね」
「いつまでも手間取ってるのも格好悪いですし」
全裸の潮里を見つめながらそう言う夏。
その言葉にさらにくすくすと楽しげに笑いながら、潮里も夏のトランクスを脱がしていった。
「こっちはもう大きくなってるわね」
すでに硬くなっている夏の肉棒を見つめながらそう言う潮里。揃って浴室に入る。
「そうそう、今日はちょっと趣向を変えてみたの」
「へえ、どんなのです?」
浴室に入った夏が見たのは、バスタブいっぱいに入っている白く濁ったお湯。手で掬うと、ヌルヌルと滑るように手から零れていった。
「ローションみたいですね」
「まさしくローション系の入浴剤なの。こういうのもいいでしょう?」
そう話しながら、二人は向かい合うようにしてバスタブに肩まで浸かる。
どちらかともなく、ふう、を息を吐いた。
「はあ、あったかい」
「よかったわ」
夏に覆いかぶさるように密着しながら、嬉しげにそう言う潮里。
「うぁっ」
すりすり、ずりずりとその肉感的な体を自らの恋人に擦り付けていく潮里。ぬるぬると滑るお湯が動きをサポートし、いつもより滑らかな動きになっていた。
「きもちいい?」
「は、はい、ぬるぬるしてて、いつもとは違う感じで……」
「私もよ。なんだか楽しいわ」
未知の感覚に翻弄される夏を見下ろして笑う潮里。
そんな潮里へお返しといわんばかりに、夏は巨乳を下から鷲掴んだ。
「きゃっ、あんっ」
「潮里さんも、きもちいいですか?」
「ん、ええ、きもちいいわ」
「そうですか」
「ぁんっ」
ぬるぬるとしたお湯を活用してリズミカルに巨乳を揉みしだく夏。時折指で乳首を擦ってやると、潮里の体が快感で震える。
「ん、んん……」
快感に翻弄されながらも、潮里はゆっくりと腰を浮かすとそのまま夏に跨ってそのまま秘所を肉棒へと擦り付けた。
「入れちゃうわね……」
「はい……」
そう言って潮里はゆっくりと腰を降ろしていき、秘所に肉棒を挿入した。ぬるぬるのお湯のおかげでいつも以上にするりと奥まで入っていく。
「あんっ」
「くぁっ」
挿入の快感に呻きつつ、夏と潮里は本能的に腰を動かしていた。
バスタブに二人で密着しながら入っているためあまり激しくは動けないが、ぬるぬるとした湯が二人の動きをサポートしているおかげで十分すぎるほどの快感を感じている。
「ん、はは、なんか、面白いし楽しいですね」
「あん、ん、ええっ、そうね」
性感帯ばかりでなく互いの顔や首筋、脇腹など色んな所を触り合いながら、二人は未体験の感触を楽しんでいた。
「ん」
「ちゅ、ん」
ゆったりとしたペースで交わりながら、触れ合うだけのバードキスを繰り返す。
「夕飯はシチューでも作ろうと思っていたんだけど、夏君は他にも何か食べたいものはある?」
「潮里さんのごはんはなんでも美味しいですから、逆にこれ、ってものはないですね」
「あら、そんなこと言われたら頑張って腕を奮っちゃうわ」
余裕も出てきたようで、互いに全裸で繋がったままのんびりと話し始めた。
「年末年始は旅行にでも行きましょうか」
「あ、いいですね。潮里さんと温泉旅館とか行ってみたいです。お風呂上りで浴衣姿の潮里さん、きっと色っぽいですから」
「もう、夏君ったら」
挿入したまま和やかに話し込む。ゆったりと話しながらセックスすることで心が満たされていく。
「ん、そろそ
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