「豊乃ー、起きろー」
「んー……」
朝。いまだに裸のままベッドで気持ちよさそうに眠っている豊乃を起こそうと、ガウンを着た樹が体を揺さぶった。
樹の、筋骨隆々の大柄の体に見合った、大きな手に揺さぶられて、豊乃がうっすらと目を開く。
「……いっちゃん、おはよぉ」
「おはよー」
「あれ、ここどこ?」
寝ぼけ瞼を擦りながら周囲を見渡す豊乃。
天蓋付きのダブルベッドや、大画面テレビとそれに向き合うように置かれた上品なソファとガラステーブル。私室として利用されるようなデザインではなく、客室のようなデザインの部屋だ。当然、樹や豊乃の私室ではなかった。
「昨日お前が発情して、勢いのままにラブホテル入った……はず。俺も興奮してたし、夢中だったから記憶曖昧だけど」
「あー……なんとなく思い出してきた」
ベッドに腰かけながら言った樹の言葉に、昨日のことを思い出した豊乃が頬を赤く染める。
そうしていると、部屋の扉の向こうから、ピー、という音が聞こえてきた。
「あれ、なに?」
「朝風呂入りたいかなあ、とお湯入れといた」
「わ、ありがとう、いっちゃん」
全裸のまま立ち上がる豊乃。シーツが落ちて、裸体が樹の眼前に晒される。
大玉のスイカほどありそうなサイズの乳房と、むっちりと肉が詰まったお尻。大きすぎるほどに実った胸や成熟した尻との落差のせいで、相対的に細く見えてくる腰つき。いっそ暴力的なほどに、豊乃の肢体は魅力的な体つきをしていた。
そんな豊乃の裸を見て、樹のち●ぽがガウンの下からでも雄々しくいきり立ち、自己主張をし始めるが、本人はそれを隠そうともせずに立ち上がると、浴室へと向かう。
「まあぶっちゃけると俺が豊乃と風呂はいってイチャイチャしたかったんだけどな」
「あはは。昨日結構イチャイチャしてたよ?」
「ベッドでするのと風呂でするのはまた別だろ?」
「そだねー」
頷きながら全裸になり、二人は浴室へと入る。そして湯気の漂う室内の光景に、豊乃が目を見開いた。
「わ、広いね」
「昨日は興奮してて頭回らなかったけど、豪華だよなあ」
浴室を見渡しながら話す二人。
広々とした浴室内には、木を基調とした壁面と白い床と、同じく白い大きなバスタブ。派手さはないが、だからこそ落ち着いた上品な雰囲気を醸し出していた。
「ま、それはそれとして入ろう」
「うん」
先にバスタブに浸かった樹の脚の間に豊乃も腰をおろし、朝風呂を堪能し始める二人。
身長2m近い大柄な体格の樹が悠々と手足を伸ばしても、そこに170cm台という女性としては高い身長と規格外の乳房をもつ豊乃が入っても、まったく窮屈にならない
ほどサイズに余裕のあるバスタブに、二人は感嘆していた。
「あったかーい、ひろーい……」
「あー、いいなあこれ……家のもこれくらい欲しいよなー……」
「二人で入ると、ちょっと窮屈だもんねぇ……」
「あれはあれで体が密着して気持ちいいんだけどな」
リラックスした様子で、どちらかともなく、ほう、と息をつきながら話している。
「それにしても、浴室テレビあるなんてすごいな」
「そうだねー。あ、ジェットバスもついてる」
豊乃がバスタブの底に取り付けられている噴出孔に気づき、何気なくスイッチを入れた。
バスタブの底から勢いよく気泡やお湯が噴き出て、豊乃の規格外の爆乳をたゆたゆと揺らしだす。
「めっちゃ堪りません眼福ですありがとうございますっ!」
「んきゃあーんっ」
辛抱堪らん、といった様子で後ろから豊乃の胸を鷲掴みし、揉みしだき始める樹。そのままじゃれ合い始め、二人とも楽しそうに笑っていた。
手のひらを何度も開いて閉じて存分に豊乃の胸を揉み、乳房の下に手を入れ、弄ぶ樹。上から下まで、ほぐすように触る。
乳房をずっと弄ばれた後、乳首に触れられて、豊乃の体が軽く跳ね、母乳を噴いた。
「ひゃんっ」
「ミルクでたな」
「いっちゃんが揉むからだよ」
「わーるかったって」
謝りながらも手は止めず、樹は揉み続ける。そのたびに母乳が幾度も吹き、愛撫の快感に豊乃が身震いする。
「ん、んー……!」
「……すっげぇしたくなってきた。豊乃?」
「うん、いいよー……」
胸を鷲掴みしたまま抱き寄せ、豊乃にキスをする樹。
互いに舌を絡め合い、触れ合い、唇を離した。
「どんな体勢で、する?」
「立ちバック、でいいか?」
「うん」
バスタブから、立ち上がる。自分の胸をわし掴んでいる樹の腕に、豊乃は手を添える。
位置を調整し、樹は一気に自らのち●ぽを、豊乃に挿入した。
「んあんっ!」
「うぉぉぉ……!」
挿入されて、豊乃が嬌声をあげた。その声に更に興奮し、樹は夢中になって腰を打ち付けて突き上げた。手も止まらず、ひたすらに揉みしだい
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