「しんくん、おっはよ〜♪」
その声が聞こえたのは、自室のベットで軽く二度寝をしていたときだった。
いわゆるモーニングコールである。
しかし、その声がしたところを察するに、今日顔を出したばかりのお天道様の日差しがまぶしく照らしている窓の方から不法侵入入ってきたと思われる。
ちなみに名前は慎吾だが、女の子―――特に魔物娘―――からはしんくんと呼ばれている。
目つきが鋭く長身である以外は特に紹介するような特徴は無い。多分。
「・・・おはよう、アンジェ。毎回日光が差し込む方から入らないでもらえるとうれしんだが」
暗かった部屋が一気に明るくなると目が痛い。
そしてなかなか目が開けられない。窓の鍵を閉めない俺も俺だが。
「えへへ、毎日ごめんね?けど、こうしないとしんくんなかなか起きないもん
#9829;」
部屋の明るさに慣れない為、目が見えないのだが、彼女―――アンジェ。俺とは同級生であり、俺の嫁その1である―――の鈴のような声が聞こえ、心地よい重さが下半身から感じられた。
俺が二度寝をしようとしてたあたり、彼女のしていることには悪意は無く、説得力はある。
そして今の時刻は6時半だ。
学校があるのは9時頃であり、とても時間に余裕はあるのだが、早起きが日課になりつつあるので、別に怒るようなことでもない。
しかし、♂の生理現象が収まっていない朝方にあまり腰を前後に動かさないでもらいたい。
間接的とはいえ、このままだと布団やら何やらと汚れてしまいかねない。
「まぁ、確かに言うとおりだよな・・・んんっ」
上半身を起こして軽く背伸びをし、少ししてようやく目が慣れた時、太陽の光を背にした彼女がはっきりと見えた。
海のように蒼く大きい瞳と、ピュアな心を象徴しているかのような真っ白い肌にほんのり赤く頬が染まり、小さく瑞々しい唇が小さく微笑んでいる。
これが天使の笑顔というものだ。
朝起き一番の笑顔はいつ見ても幸せな気分になれる。
その笑顔を合図に俺は彼女の頭を撫でてあげるのだ。
彼女のふわふわっとし、黄金よりも気品さを感じられる黄金がかった銀色の、腰に届きそうなウェービーヘアを軽く撫でる。
そのあまりの感触の良さおもわずにハフハフしたい衝動を抑えないといけない。
ほんのりと石鹸と蜂蜜の甘い匂いがするのでより抑制しないと朝っぱからヤってしまいそうだ。いや、これからするんだけど。
まぁ、向こうはあれでも魔物という存在なので願ってもないだろう。
が、今日は普通に学校があるので休むわけにもいかない。
「にゅふふー、しんくんに撫でられるのきもちいいよぉ
#9829;」
一方の彼女は手の温もりにすっかり頬をゆるめ、俺の方に体を預けるように寄りかかった。ここで彼女を抱きしめてもう一眠りしたい。
今日がなぜ休みでないのかと神に恨んでしまいそうだ。いや、今では神ではなく、堕落神だったか。
「・・・・・・ん」
ひとしきり撫でた後には軽くキスをする。軽くといっても、ディープで舌を絡めるのだが、それもほんの数秒だ。
「んっ、ちゅっ、ちゅる・・・♪ぁふっ
#9829;」
唇が離れる名残惜しさを少しでもなくすために、彼女を後ろ向きにさせ、そのまま抱きしめる。ついでにベットに腰掛ける。騎上位は好きでないのでね。
「ほんと、アンジェは朝から元気だなぁ」
「だ、だってぇ、体が疼いてしかたないの
#9829;ね、早くちょうだい
#9829;」
そう彼女は布団を横にどかし、俺にのっかったまま起用にパンツをずりおろした。ちなみに俺はどんな季節でもパンツ一丁で寝る。着替えが楽でいいのだ。
「んっ、んぁあ
#9829;はいってきたぁ
#9829;」
ずぷんっ、とやや間の抜けた水音がしたかと思うと彼女の口からあられもない声が漏れた。
どうやら彼女の方は最初っから準備万端のようだった。
ここにくる以前に下着をはいてないからな。
同時に♂の方からも強烈な締め付けと熱さと快楽が全身に伝わってくる。
残念な美少女その1。
朝一番の愛の結合である。
できるなら手料理を起こす前に作ってくれるとすごくありがたいが、これでも彼女の愛情表現であり、うれしくもある。
彼女の方はいつでも準備万全といわんばかりに濡れていて、水気0の♂をすんなりと挿入していった。
「っく、ふぅっ・・・全く朝から健康的だな、おぃ!」
そう皮肉りながらも、俺は至ってノリノリである。ベットのバネを利用して、腰を上下に動かし、彼女の控えめに膨らんだ胸をやわやわと揉んだ。
「はぁぅぅっ、おっぱいはだめぇ、びんかんだからからだがびくびくしちゃうよぉっ
#9829;
#9829;」
先ほどの天使の笑顔が淫らに歪み、さながら淫魔の如く妖しくなっていた。
通常ならこれでダーク♂エンジェルとなり、容姿が豹変するが、彼女は
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