僕の地元は兵庫県は神戸市にあると言われる、有馬。
数ある兵庫県の温泉の中でも、かの有名な将軍も利用していたことで名が知られている有馬温泉へ、僕は彼女と一緒に入浴していた。
暗くよどんだ昼の空には雪が深々と降り、辺り一面を銀世界に染めていた。そんな風景を見ながら温泉に浸かるのは誰にとっても、至福の一時であるだろう。
しかし、そんな一時を今は味わう所ではなかった。
魔界出身の魔王の娘・・・人一倍に裸のお突き合いに積極的であるリリムの彼女ディアに、温泉の中でも、しっぽりと交わされている。
普段なら僕たちに豊かな経済を提供し終え、これからの余生を贅沢で過ごすじいちゃんズで満員御礼の露天風呂も、今は貸し切りで、二人っきりで交わっているのだ。
さすが魔王の孫娘。
温泉宿に到着するなりに放った、彼女の「温泉貸してね♪」の一言で、店員だけでなく、女将共々平伏し、彼女に巻き込まれる形で僕にとてつもないVIP扱いを受けられた。
そう、今の日本は魔物娘も人権(?)も得て、どこでもと言うほどではないが、それなりに見かける。
しかし、彼女ほどの希有な魔物は早々に見かけないらしく、彼女と一緒にいるだけで、いなかった頃と見間違えるような食事や娯楽を享受できるようになり。
節約ばかりの一人暮らしが恐ろしいほどに快適になったのはいうまでもない。
何しろ彼女、今日活躍するカリスマ()モデルや国民的()アイドルだけでなく、歴史で紹介される絶世の美女たちが泣いて謝るほどに可愛く美しい容姿と、ぷるんっ、スラッ、ぷりんっな、ぱぁふぇくとぼでぃの持ち主なのだ。僕のどこに惹かれたのかはよくわからないけど、恐らく唯一の取り柄(僕自身は望んではいなかったモノだが)である、通常でも太く大きなムスコ♂と、そこから放たれる、果汁250%波のどろり濃厚な精液に嗅ぎつけたのだろう。いや、それしか考えられないんじゃないかな。まぁ、今はインキュバスにすっかり変わってより特化してしまい、どこぞのAVに出てくる50cmチンポ以上程では無いが、ディアのすらりとしたお腹にぼっこりと型が浮かぶほどの逞しいモノになったけど。
しかし、その分の代償もあるわけで、見かけた一般女性やBBAを魔物化させようとするのを止めたり、振り回されたり、未だ慣れないセックスをしたりと。
いろいろと振り回される日々を・・・強いられているんだ!という、うらやま死刑な日々で忙しくなった。
ついでに言うと、周りの野郎共の目がより怖くなったのは気のせいだと信じたい。
「ぐぁっ・・・あっ、ディアぁ・・・そろそろ・・・」
「うんっ・・・っ
#10084;ようくんのせーせき…もっとちょうだい
#10084;」
こんな感じでしっぽりと子作りの刑強制執行中である。
雪が降る中、お湯につかりながら、ぱしゃぱしゃと、波があら立つほどに腰を動かし、とろとろに顔をとろけさせた彼女を抱きしめながら楽しんでいる。
それもつい先ほどではなく、もう数時間ほど前からずっと中だしなうである。
そのせいか、当温泉では有名な「金の湯」と呼ばれる、黄金色に近い黄土色の湯が、半分白濁ので染まっているのだ。インキュバスの射精力なめんな。
ほかの利用者はどうするんだと抗議されても仕方ないことだろうと思うが、今は貸し切りで利用しているのでモーマンタイ。ウンディーネの力を借りれば美味しく吸収されてすぐ元に戻るし。
「うっ・・・あぁっ・・・!!」
これで何度目だろうか。
どぐっ、どぐっ。と、彼女の膣内で白濁が吐き出されていく感覚が体中に伝わり、彼女のおなかがまた大きくなったのがわかった。
生憎、射精音はどこからともなく響く、「カポーン」という温泉ではおなじみの乾いた音でかき消されてしまったが。
いったい誰がいるのかと詮索してはいけない。
「ふにゃぁぁ・・・っ
#10084;い・・・いっぱい出したね
#10084;」
ディアはぶるりと身体をふるわせ、にへらととろけた笑みを浮かばせながら、僕に密着するように抱きしめた。
「…もう十分かい?そろそろ・・・ディアの好きな饅頭がが食べごろになってきたと思うんだけどさ」
長い余韻という名の休憩を味わっていたが、ふと思いついたため、彼女を抱きながらざばりと温泉からあがった。
「ほんと?ちょうどよかったわぁ♪ようくんとエッチしてて…おなかが少し空いてた頃なの
#10084;」
彼女は少し恥ずかしそうに顔を赤く染めながら、にっこりと笑っていた。
精液でぽってりと膨らませるお腹でそんな事を云うのかとツッコンではいけない。
二人の身体は「金の湯」による黄土色の温泉成分と、精液が付着していたので、近くにある掛け湯で洗い落とした。
ほっこりとした身体の熱を冷ますかのように、外の寒い風が妙
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