「・・・なぁ、ななせ。俺たち付き合ってどの位経つ?そろそろお前に襲われてもいいからシたいんだが」
俺の部屋でくつろぐ彼女に何となくきいてみた。
どこか物騒な単語が出たが、魔物娘の突き♂あいがオフィシャルになっている今の日本では特に問題視されていない。
「うーん、ごめんよ。なんだかそういう気分じゃないんだ。下は疼いてないし、お口は何というか・・・キミの大事なのを噛みつきそうな気がして出来そうにないよ」
しかし、俺のベットで寝転がり、薄い本をうつ伏せで読みふける同級生のななせは俺の欲求をその気ではないという言葉で返ってきた。
肩につかない程度の金塊を一本一本加工されたかのような綺麗な黄金色の髪、彼女のスレンダーな体つきはさながら人間の美少女とほとんど変わらない。
そんな美貌を持つ彼女が答える返事は、性欲を持て余してばかりの魔物らしくない返答だったが、わかっていた事だ。
何せ、彼女と付き合っている理由は俺が持つ大量の薄い本とマンガ目当てなのだ。
どうも彼女は比較的人間寄りなダンピールの中でも相当人間に寄っているのだ。
しかし、人間そのものというわけでも無く、時折俺に対して性的に接してほしいという風にもみられる。
その証拠に、薄い本のページをめくり、クツクツと笑う彼女の頬は赤く染まり、物欲しそうに隣に座っている俺に体をすりよせている。
おいそこ薄い本読んで興奮してるだろうとか勝手な判断すんな。
今読んでいる薄い本は薄い本でも、18禁物ではない、ギャグが詰まった健全な薄い本だぞ。
薄い本をエロ本だといつ錯覚した?
まぁ、そんなこんなで彼女のことは扱いが難しいなと思いつつもちゃんと恋人として好きである。
そんな健全な付き合いに壊す気まんまん、この俺の友人は「首に噛ませてやれば素直になるぞ」というのだが、そこまですることもない。
むしろ、ダンピールは一度吸血行為をすると性欲が止まらないと言う話があり、いくら彼女とシたいといっても延々スるのはよろしくない。
だからといって、このままシてくれないのオレも彼女も、色んな意味で体に悪い。
一体どうすればと考えあぐねる俺に、2週間前、友人の彼女(よりによってダーク♀プリーストだった)からとある物と秘策を授けてくれた。
その計画はその日から遂行し、そして今日はその秘策を発動させる日でもあった。
「むぅ・・・おーい、まもるぅ。冷房を付けてくれないか?暑くて仕方なくて・・・ほら、汗びっしょりだろ?♪」
均整のとれた、それだけでも男のハートを握りつぶされるかのような美貌にある夕暮れを思わせる橙色の瞳で俺を誘う様に見つめた。
今の彼女の格好は暑さのためか、相当な薄着になり、巨乳とは呼ばないが、見事な美乳を強調した白いタンクトップ(もちろんノーブラで乳首がばっちり見えるッ!)に、白と黄色のチェック柄の綿パンツを露出させた黒のホットパンツをはいていた。
そしてほんのり赤みを醸し出す腕には確かに汗が流れていた。
ふわりと香る甘酸っぱいその芳香はそれだけでも性欲を刺激するものだが、ここで手を出したら計画が台無しである。
しかし、暑さだけでここまで薄着には決してならないのだ。
ガードの固い彼女をブレイクしやすいように、纏いの野菜(※1)を使ったお菓子を日にちをかけて用いて徐々にガードを甘くしてやったのだ。
この野菜により、普段はそれなりに肌の露出が少ない服を着ていた彼女がここまで大胆にさせているのは、何もその姿を拝めたいわけでも、彼女の汗を舐めしゃぶりたい訳でもない。
「はいはい、気温を下げますよっと」
俺は部屋の温度を節電という単語も気にせず、28度から18度へ変えた。
「ふぃ〜〜♪冷房機という装置は本当に素晴らしい♪まだまだ人間も捨てたもんじゃないなぁ♪」
冷房機涼しい風が吹いてきたのか、彼女は満足そうにうなづき、今度は男の取り合いするハーレム物のラノベをにゅふふと笑いながら読み始めた。
・・・よし、完全に無防備になっている。今のうちだ。
俺は彼女にばれないようこっそりと後ろに回り、逸物を取り出した。
ちなみに俺の逸物はこの日のために禁欲生活を過ごしたのだ。
そのため、すっかりいきり立っていた。ほんの少しでもシゴけば大量に射精するだろうと確信した。
「はぁっはぁっ・・・う"っ!!」
俺のうめき声で彼女は「何だ?」という顔つきで俺を振り向いたときにはすでに遅い。
――――ドプゥッ。ビュクッビュクッ。
俺の逸物から吐き出された白濁はまくりあげたタンクトップの内側に侵入し、彼女のすらりとした背中、さらさらとした髪にべちょぉ・・・と張り付く。しかし、その精液は、しつこく居残り続け、彼女の肌を焼き付くすように張り付いて垂れなかった。
その大
[3]
次へ
[7]
TOP[0]
投票 [*]
感想