Warning!!Warning!!Warning!!
この話は作者の『ハッピーエンド至高主義』及び『甘くて変態チックでニッチな展開』をモットーに書いています。
ですが、この話においては以下の描写が含まれています。
・出血描写
・リョナを髣髴させる描写
・武器を身体に突き刺す描写
ですが、これらの要素を入れながらも、死亡描写、及び、苦痛を伴う描写は作者が見る限りありません。
そして、甘くてハッピーな結末を約束します。
それでも、こんなニッチなもん見たくねぇ!という方や上記の描写は見たくねぇ!!って方は速やかに戻るボタンを押してお引き下がって頂けると助かります。
そして、どうしてもこんな作品の掲載をゆ”る”ざん”!!という方はコメントの方で一定数の声があれば削除しておきます。
以上の事を踏まえた上でハハッ!!変態SS上等ォおおおおおおおおおおおおォォう!!な方や未知のエリアへ…!という好奇心の強く、探究心のある変態紳士の方は、このままスクロールして…どうぞお楽しみください。
「あ、あの……ここであってますかー…?」
とある魔物娘と人間が仲良く暮らす街からかなり離れた一軒家に訪れたコカトリスの少女は指定された時間に訪れ、中にいる人が聞こえる程度に声をかけた。
彼女の名はアトリ。町で育ったコカトリスでとても魔物の性格通りの恥かしがり屋である。走りやすいように短くされたショートパンツに動きを邪魔しないキャミソールを着ている。如何にも健康的なエロスを醸し出すが、彼女は大の恥かしがり屋であった。
そんな彼女が訪れたのは、すっかり日が暮れて三日月が美しく照らす夜。
鳥型の魔物である彼女は鳥目になって周りが見えないはずだが、魔力を無意識に行使している為通常通りに見えているようだ。
彼女は羽根その物となっている手でドアのノブを器用に回し、ギィィ…と扉に隠れながら開け、噂に聞いた調教師がいるであろう部屋の中をを覗いた。廊下には誰も見当たらないが、奥の方でやや低めの少女の声が聞こえた。
「奥の方へ来てくれたまエ♪」
妙なイントネーションを持つ声にアトリはびくりと驚いたが、彼女が噂の調教師であると確信し、弱弱しく一言「し、失礼します……」と言って部屋の奥へ恐る恐る足を運んだ。
うす暗く感じる廊下を歩くさ中、アトリは心の中で呟く。
彼女ならなんとかしてくれる……彼女なら、きっと。
そんな期待と、どんな方なのかという不安が混じった気持ちを抱きながら、声の主がいるであろう部屋の戸を開けた。
やはり、そこには声の主がいた。机といすとベットとクローゼットがある以外は、至ってシンプルな一室。
その一室にいるのにはあまりに浮いた、美しい少女が一人。しかし、雰囲気からしてどうも人間でないと言うのが何となくわかる。
肩とお腹が露出している赤みを帯びた橙色のチューブトップと、下着に見えて仕方ない黒色のホットパンツに黒のソックスと革靴をを身につけ、すらりとした右手には紅色に鈍く光る、鞘に収まった小型で細身のレイピアが手を握っていた。
そう、このレイピアが、人であらざるものであると言うのを物語っていた。
「やぁ、ようこソ。随分とお困りだネ?ワタシの名はククルであール!ささ、お嬢ちゃん、肩の力を抜きたまエ♪」
飄々とした妙な口調の彼女はベットの近くにある、質素な椅子に座って待っていた。
深みのある黄金色の髪が短くも整えられ、凛とした顔つきと好奇心で光らせている朱色の瞳は怯えるアトリを映し出していた。
「ひぃっ…!? …ぁ…えっと……アトリです。お、御噂を耳にして…こ、こちらに泊まってるときいたので…」
アトリはククルが持つレイピアを目にして一瞬怯んだ。
しかし、用件を思い出し、顔を真っ赤にして目を伏せながら、恥かしさで話が途切れない様に、なるべく相手の顔を見ずに話した。
「・・・フフフ、アトリちゃん、ワタシの目を見てちゃんと話さないと失礼だゾ?♪」
言葉とは裏腹に楽しそうに言う目の前の少女は席をすくりと立った。
すらり女性の中では比較的長身に見合わず、その身のこなしは早かった。
トンッ、と床を蹴る音をした瞬間には既にアトリの後ろに回り込み、肩に手を添えていた。
「ひゃうっ!?あの、すみません…!///わ、わた、わわわわたし、そそそそそその…恥ずかしくてぇ……///」
いきなり後ろを取られて驚き、か細い声で耳まで真っ赤にさせたアトリは羽で顔を隠し、肩にかかる程度の長さを持つ桃色の髪の毛を乱しながら、頭を横にぶんぶん振った。恥かしさで石化させない様にといった配慮だろうか。
しかし、その様子を面白おかしくクツクツと笑う少女はその羽根をどかせ、ア
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