「ふぁ……やっ、あ、あぁん!」
暗い地下室。響く嬌声。
幼い声音、荒い吐息、苦しそうな声。
石壁に反響して、短いエコーを引いている。
その部屋にあるのは三人分の影。
牢屋のような鉄格子の中、獣脂の蝋燭が壁に影を映し出している。
その影は一つ、重なり合うような男女の姿がシルエットに浮かびあがる。
「…ん、ゃ…あ…んぅ……!」
『ふ……うく、ぐ…』
上がる声は二つ。
押し殺された、くぐもった吐息をもらす女。
隠そうともせず張り上げる、幼い少女の甘い声。
「…っと、そろそろ出るぞ?」
責め上げるのは一人。
低く、濁った声の男。
彼の言葉に、小さな悲鳴と幼い歓声があがった。
ビュ、ビュルルルル!!
とぷん……ドプ…とく、トットッ……
粘った水音ばかりが響く。
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お父さんに連れられて、私は地下室に下りてきた。
そこにいたのは、私と同じ黒いドロドロの体をしている女の人。
この人はきっと、私のお母さんだわ。
どうしてだかは知らないけれど、分かるの。
「ほら、挨拶してやんな」
お父さんが言う。
「なん…だ……?」
お母さんが言う。
あらあら、どうしてそんなに怖い顔をしてるのかしら?
私は こんなにも嬉しいのに♪
「えへへ…はじめまして、お母さん! ねえ、いっしょにキモチヨくなろう?」
そう言って私は、お母さんにギュッと抱きついた。
ぐちゅ…って粘液が崩れる音がして、私の体がお母さんの体と混ざり合う。
そして私は「私」の体をくちゅりくちゅりと動かして、お母さんの中へ潜っていくの。
あら、お母様。どうしたの?
そんなに不思議な事かしら?いいえ、ちっともそうじゃない。
だって私たちはスライム体、だって私たちは元々同じ。だから私は貴女の娘なのですよ?
ねえ、お母さん。だからね、私こう言うの……
「いっしょに…んふ、パパに…いっぱい、いーっぱいカワイがって貰おう?
お母さんだって、もう分かってるんでしょ? 自分はもう人間じゃないんだー、って
だから、ほら。楽しもうよ…♪ きっと貴方と一緒に冒険してたあの人も、今頃どこかでヨロシクしてるわ?」
「……ッ!!」
「あら、そんな怖い顔したってだめよ?
本当は…気持ちよくって、良過ぎて…んッ……もう、ダメになってるんじゃないかしら?」
私のコトバに、お母さんは下唇を噛む。
悔しいのかしら? それとも、我慢しているだけ?
聞いてみようかとも思ったけれど、気持よすぎて私もダメね、
包みながら包まれていく私達。
混ぜ合いながら溶けて、一つになって……それはとっても甘美で素敵な快楽の味。
僅かな身じろぎ、小さな呼吸。そんな小さな動き一つで、溶けこんだ私の体はくちゃぁ…と悦びに震える吐息をもらす。
そうしてそれは、お母さんだって同じこと。
溶けて包まれ一つになって、私お母さんの感じる事が分かるのよ?
私がちょっと動いただけで、ピクンと貴女のコアが揺れるの。
ねえ、とっても気持ちいいでしょう?堕ちてしまいたいでしょう?
だからそう、ほら……もう、我慢なさらないで?
「おやおや。母娘の感動のご対面かと思えばすぐコレか。
やれやれ…まったく、コレだから魔物は。く、くっ、くく…」
あの人が楽しそうに笑っている。
「ね、ぱぱぁ…おねがい、してもいい?」
「どうぞどうぞ…くっくく」
「うん、あのね? いつもみたいに、私を犯してほしいの。
おかあさまと、いっしょに」
「な、なにを……ん、んぅ!?」
私がおねがいすると、父様はまた面白そうに声をもらした。
お母さんは怖がって、なんだか今にも叫びだしてしまいそう。
……むう、そんな事されたら興が冷めちゃうじゃない。
だから、お母さんには私の身体を食べててもらう。
お口の中に私をたんと詰め込んで、喉の奥までドロドロ〜と流していく。
父様はこれをすると怒るのだけど、お母さんなら大丈夫よね?
だって私とおんなじなんですもの…♪
「ひ、ひっくく……よーし、そのまま口ふさいでろ。
そしたら、言う通りブチ犯してやんよ。いつもより、ちとハード目にな」
「ホント!」
「ああ。…だからって、そんな嬉しそうな顔すんなよ?『お母様』が怯えていらっしゃる。
く、くくっ…く、く、かかかか!!」
「ん……あ、…ゃ、いゃあ……!」
ああ、嬉しい。嬉しいわ あの人があんなに楽しそう。
イチモツをあんなに固く大きくして……、きっと私は…いいえ、私たちは、あれに貫かれてしまうのだわ。
ああ、なんて素敵! きっと私、今まで知りもしなかった悦楽に出会えるの!
……だから、お母さん
どうか、そんな辛そうな顔をしないで?
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