天窓から微かな陽光が落ち始める。
日の出だ。これでまた日付が変わる。
これで、ちょうど32日。
この牢獄に囚われて、早ひと月が過ぎていた。
目を閉じて、状況を整理。
投獄32日目。晴天。
体調確認……問題なし。
ああ、そういえば。
最近、少し体が軽くなったような気がする。
癪な事だが、意外と順応できているのかもしれない。
二十秒ほどで整理を終える。
小さなことだが、貴重な気分転換になる。
日課を終えて、少しだけ眠る事にする。
あの男は日の傾くよりも前に訪れることは無い。
それに魔物であるこの躰は、夜分のほうが活力が湧く……今は少しでも気力がほしい。
xxx xxx xxx xxx xxx
【従順】……Lv1
【欲望】……Lv2
感度各位……良好
進行は良好。
予定通り、第一フェイズを修了。
明日より第二フェイズを開始。
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早いもので、アレの相手を始めてから一月以上が経っている。
そろそろ、上の方からもチラホラと催促の手紙が来る頃だ。ここらが潮時だろう。
「もうちょい、遊びたかったんだけどなぁ……」
まあ、何にせよ
ツールと条件は既に必要十分に揃えてある。
あとはプランを実行に移すだけだ。
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ぴちゃ ぐちゅ ねちょ ぬち……
「ん、はっ、あ……んぅ!」
窓の隙間から光が差し込んでいる。
もう朝だ。
「はぅ…ん、もっと。もっとぉ! もっとちょうだぁい♪」
眠気を追いやって瞼を上げると、腹の上でネチョネチョの黒子が腰振ってアヘ顔晒してやがるのが見えた。
見るまでもなく、俺のムスコはこの粘膜生物にパックリ喰い付かれてやがる。
夢ん中から続く妙な圧迫感と開放感はコレが原因らしい。
……ったく、ここ最近毎日これだ。
「おい」
「あは、あ…いっひゃ、イくぅ〜〜〜!!」
「おいつってんだろ!」
「ひっ、いぎ!?」
上体を捻るように思いっきり腕を振り抜く。
クリーンヒットの感触と共に、ようやく黒いのが俺の上からどいた。
無様に悲鳴を上げてたが……ま、知ったこっちゃ無い。
「クソ…朝くらいマトモに起きさせろつってんだろ!」
「ひっ、あ……う」
「返事は?」
「ご、ごめんなさいっ…!」
「違う」
蹴る。
どうせ向こうはスライム体。
加減なしで、踏み潰すつもりで振り下ろす。
「ひぐ…!」
「何度言やァ判る。ネダれ、勝手に食事なんざするんじゃ…ねぇ、っての!」
「……ごめんなさ、ぃぎ!?」
「さっさとやれ。取り敢えず何時も通りでいい」
「は、い……」
も一つ蹴飛ばして急かしてやる。
恐怖と苦痛が若干上がって、元々高い欲情値に拍車をかけた。
しっぽりと調教が済んで、いっそ清々しいほど「魔物らしい」淫乱スライムになった。
命令すれば、言われた通りに何だってするぐらいまでは進行している。
ここまで来れば、ほぼ完成。
すこし脅して急かしただけで、この通り。
獣みたいな四つん這いで尻を上げて、何時も通りの『挨拶』口上を述べる。
恥も外聞もとうの昔に捨てさせた。
「わたしはゴシュジンサマの寝込みを襲ってまでチンポを欲しがる淫乱娘です。
今日も我慢できずに言いつけを破ってツマミ食いした悪い子です。
だからどうか、このグジュグジュの体におチンポ突っ込んで、滅茶苦茶に掻き回して下さい!」
はい良く出来ました、と。
そんじゃま、望み通りにしてやりましょうかね。
「ん、あぅん…♪」
嬌声。振動。
さっきまで勝手にやっていたのもあり、特に予備動作もなくブチ込めた。
体組織を撒き散らさせるくらい乱雑にやってやるが、喘ぐばかり。
突くたびにイッてるのか、半個体の肉壷がガタガタブルブル暴れ回る。
いい感じだ。 人間相手じゃ味わえない。
だけどコレでも物足りない。
人間って〜のは欲張りだ。
「おい、どんな気分だ?あん?」
「は、ひい…キモチい、きもち、イイですぅ…ん、あん♪
あ、っは、う〜ぅ……もっとぉ♪」
「『もっとぉ』、じゃねぇ。
具体的に、淫らに、何がドコに欲しいのかいってみろ」
「は、ぁう…わ、わた、わたしのぉ・・・コアを、ふぁ♪ ごしゅ、ゴシュジンサマのチンポで、ズンって、ズンズンってぇ!あ、あぅ…うんぁ〜♪
わたしのコアを壊れるくらいに突きまくって精子ブッかけて下さひぃ〜〜!」
「はい、良く言えました…っと」
「あはゃ〜ぅん♪来た来た来たきた〜〜! こりぇ、コレ好きぃーー!
あ、もっとぉ!もっと突いてぇ!! あ、うぁん♪しゅご、しゅごすぎりゅのほ〜〜!」
呂律が回ってなくて何言
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