気怠さとともに、一つの重い瞼が上がる。その者の視界には白い天井が映っていた。ゆっくりと身体に力を入れて、それは上半身を起こす。
それは人の形をした人外。
まだ幼い少女のような身体で可愛らしい小ぶりな胸。
透き通る程の白い肌で胸や秘所は丸見え。
手足はメタリックな輝きを放つ銀色の膜で覆われている。
少しウェーブのかかった黒髪は肩を隠す程の長さ。
そして、人の目よりも明らかに大きい“一つの赤い目”
白い大きな部屋で、少女が座っている場所はキングサイズとも言える白いベッド。二人以上寝ても問題ないくらいの大きさである。
単眼の少女は右側の手元へと視線を向ける。そこには白いシャツと下着を履いた15歳程度の少年が眠っていた。こちらも幼い顔立ちで、白肌に綺麗な薄緑の短髪である。
少年の姿をしばらく眺めた後、今度は反対の左側へ目を向ける。そこには20歳くらいの女性が寝ていた。少女や少年と違い、かなり大きい身長で白いネグリジェを着ている。また、少年と同じ薄緑の髪で、腰に届くぐらいの長さがあった。
「・・・」
少女は寝ている彼女の胸を見て、自身の胸を2,3回揉んでみる。どうやらその女性の胸の大きさが羨ましいようだ。
「・・・ん・・・」
「!」
寝ている女性から短い声が響き、それを聞いた少女が慌てて、両手を後ろに隠す。しばらくして、眠っていた女性が目を覚まし、少女に青い瞳を向けて呟いた。
「おはようございます、マイナ様」
「お、おはよう・・・セリア・・・」
気まずそうに答える少女の仕草に、セリアと呼ばれた女性が微笑む。彼女はゆっくりと身を起こし、ベッドから立ち上がった。
「朝食のご準備をしますのでお待ちください」
「う、うん・・・」
少女の返事を聞き、女性は近くのテーブルに置いてある呼び鈴を鳴らす。その音の響きで、部屋のドアから侍女服の少女が一人入って来た。入室してきた彼女が指示を伝えられている中、単眼の少女の隣で寝ていた少年も目を覚ます。
「あっ・・・ユー・・・」
「う・・・・・・あっ!・・・マイナ様、おはようございます」
ユーと呼ばれた少年は慌てるように飛び起き、正座するような姿勢で挨拶した。その行動が面白かったのか、単眼の少女は少し笑う。
「んふ♪ おはよう、ユー」
食堂の白いテーブルクロスが掛けてある長テーブル。その一番先端に、単眼の少女と、その右側に少年、左側に長髪の女性が椅子に座っていた。
単眼の少女は、衣服の類は纏わず、手足と同じ銀色の膜が申し訳程度に、胸の乳首と股の秘所を隠している。
少年は少し金の刺繍が付いた見栄えのいい白服を着ていた。白いブーツも履いているが、下が短パンなためにふとももが丸見えである。
女性の方は青色と十字の黄色で刺繍された白い神官服を纏っていた。頭にも金色の十字が付いた少し小さい神官帽子を被っている。
彼女らは侍女達が用意した朝食を食べていた。
「もうお皿を下げてもいいです」
「はい」
単眼の少女がフォークとナイフを皿に並べて置き、傍に居た侍女に下げるようお願いした。左右の二人も少し遅れてから、近くの侍女に食後の後片付けを指示する。
「・・・」
「ふぅ・・・あっ・・・」
「ユー・・・」
「マイナ様・・・」
「その・・・いただいてもいい?」
少女の恥ずかしそうな素振りに、少年は顔を赤くして両手で股を押さえた。彼の対面で座る女性は少年の様子を見て少し怒った顔をする。
「ユー・・・いつもの日課ですよ?」
「でも、姉さま・・・」
「マイナ様のためです。さぁ、ご用意を・・・」
「は、はい・・・」
少年は渋りながら単眼の少女へ身体を向けて、履いているズボンを下にずらした。下着ごとずらされたため、少年の陰部が晒されてしまう。それはすでにそそり立っていて、大人並の大きさまで膨張していた。
それを見た単眼の少女は、立ち上がって彼の元へと近付く。彼女は少年の足元で前に屈み込み、そそり立つ一物を手に取った。
「っ・・・」
少年の一瞬呻いた声を気にせず、少女は躊躇なくそれを口にくわえる。彼女の口内で動き回る小さな舌が少年のものに刺激を与えた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
耐えきれない快感らしく、少年の口から荒い息が漏れる。対する少女は舌を動かし、頭をゆっくりと前後に動かし始めた。
「うぅ・・・」
まだ成熟していない二人の淫らな行為。その異常とも言える光景に、周りに居た侍女達や神官服の女性は何も言わずに見ている。少し顔を赤らめてはいるが、まるでいつもの日常として見守っているようだ。
「はぁ・・・うっ! で、出る!」
「んぷっ!?」
数分間続いていた口淫で、少年が絶頂
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