あれから数日経って・・・。
「今日はね。これ使って遊びたいな。」
どこかそわそわている狐火ちゃん、抱えている箱の中には玩具の食器が入っていた。
「おままごと、かな?いいけどどうしてまたおままごとなの?」
「えーっと、いつもご飯作ってくれてて。私まだ料理を覚えてないから形だけでもあなたに食事を作ってみたくて・・・。ダメ?」
「・・・。ダメなわけないじゃないか!!」
献身的な心遣いに思わず心が高ぶり、涙が出そうなるのを堪えて彼女に¨だいしゅきホールド¨をしてあげる。
精を吸収し、成長を続けていく思考。
生活に必要な知識をとんどん学び、後はそれを行い実践していくことだけなのだが。
ごっことは言え狐火ちゃんから性に関して以外でして上げたいといわれたのだ。
ここで応えられない男は、男じゃないだろう。
「きゃ!?もう危ないよ。」
「ごめんごめん。でもこれ予行練習になるね。」
「予行練習?」
「そう、新婚さんの予行練習。」
「やだぁ!気が早い!」
顔を紅くしながら恥ずかしがる彼女。
可愛いなと思いつつ、将来こうなる日も近いということを自覚していき。
「それじゃ、おままごとをしよう。どこから始めようか?」
「お仕事から帰ってくるところ!」
「分かった。じゃあそこからやろうね。」
準備をするために部屋から出て、呼ばれるのを待つ。
なんだろうこのどきどき感とワクワク感は・・・。
少しの間だけだがこの時間を長く感じ、そわそわしながら襖の前に立っていると。
「入ってきていいよ〜。」
部屋からお呼びがかかり、逸る気持ちを抑えて中へと入っていく。
「ただいま〜。」
「おかえりなさい。あ・な・た
#9829;」
出迎えてくれたのは、エプロンを付けて頬を紅く染めている狐火ちゃん。
種族の標準的な格好だからだけど・・・、裸エプロンじゃないですか!!
全部見えるより少し隠した方が淫美に見える・・・。
昔の紳士は上手いこと言ったもんだ。
「どうしたの?じっと見つめて・・・。」
「君に見とれてました。」
「えっ?ちょっと何言ってるの。そ、それよりもご飯にする?お風呂にする?そ・れ・と・も、わ・た・し
#9829;」
上目遣いでそれを聞いてくる彼女。
隙間から見えるふっくらと膨らんだ双丘の谷間、いつも見ているはずなのに妙な興奮を覚えて自分の分身がいきり立ち始めた。
日に日に増していく狐火ちゃんの色香、一つ一つの仕草が誘うようなものになっていき朝に繋がり、昼に繋がり、夜に激しく繋がっているという状態だ。
そしてもちろん、この問いかけの返事は決まっている。
「狐火ちゃんに決まってるじゃないか!!」
「きゃん♪」
徐に押し倒して彼女の唇を奪い中へと舌を侵入させていく。
出会う舌同士、だが待ってましたといわんがばかりに絡みつき唾液を舐めとられて喉を鳴らして飲み干された。
そして今度はお礼のつもりか、自分が生成した唾液を舌で運び口内へと送ってくる。
甘く、脳まで痺れるような甘露な液体を啜りながら互いの味を堪能していると、やはり興奮してきたのか股間の分身が盛り上がり服の上からでもはっきりと自己主張しているのがわかってしまう。
キスに夢中になってて気がついていないだろうな、この状態に。
触って欲しいが名残惜しくもある。
相手を身近に感じることができ、息を、温もりを分かち合い、互いに自らが作ったものを交換できるのだ。
こんなに素晴らしい行為はない。
だからやめたくないのだが・・・。
「んふふ・・・。んっ。んっ。」
「んっ?」
布越しに当たる感触、それが艶かしくなり彼女がズボンのジッパーを下ろし勃起したペニスを解放し。
それを合図に次へと進まなくてはいけなくなり。
口を合わせたまま狐火ちゃんは息子を擦り先走り液を溢れさせるように丁寧に扱いていき垂れてくる液を全体に塗りたくりながら上下に手を動かしていく。
渇いた肌と湿り気を帯びた肌が合わさりあい、その中に水っぽい音が混ざり始め。
次第に音も粘着質のものへと変わっていき、弱い刺激が強い刺激へと変化する。
絡み合う舌と奉仕されてる手が織り成す快楽。
与えられるだけのものに只々浸っていき射精の時を待つ。
身体は光悦の感覚に震え、分身は張りあがっていき、熱く、射精することしか考えられなくなって。
「んんっ♪」
「んっ!?んんんっっ!!」
白い光が頭の中を駆け抜けてると同時に大量の精液がエプロンに向かって発射され、吐き出されていった。
染め上げるように続く射精。
薄蒼い手を白く塗り、うっとりと顔を崩しているが最後の一滴まで搾り出すように動きを止め
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