どうも、神父です。
魔物娘は現れる場所を選びません。
今回は皆さんの住む現代に起きた不思議な出来事をお話ししましょう。
その日は、雨がしとしとと雨が降っていました……。
「クロビネガで更新だ!見に行かなきゃ!」
レインコートを着た少年がパソコンの前に走ってきます。
パソコンを開くためにすぐに走ってきたようです。
「ふう……あ、レインコート脱がなきゃ」
少年がそう言って雨具をつけたままだったことを思い出したようです。
そのままパソコンの前から去ろうとした少年にどこからか声が聞こえます。
「はい、調子いい?」
なんとパソコンの中からゲイザーちゃんが顔を出してきました。
どんな魔法なのでしょう?
少年は思わず腰を抜かしました。
「図鑑の二次創作作った?」
ゲイザーちゃんを驚きのあまり凝視していた少年は慌ててぶんぶん首を振ります。
「えー!もったいない。せっかくだから新しい魔物娘で書いたらどうだ?
もし出来上がったらあたしが絵でも小説でも宣伝してやるぞ?」
その言葉に少年はパソコンの前に座ろうとしますが、慌てて叫びます。
「そんなこと言って初心者お断りの難易度なんやろ、騙されんぞ!
てかそう言うのはバフォ様かリャナンシーちゃんの役目だろ!」
「いや、ルールさえ守れば図鑑ほど初心者ライクな作品はないぞ。小説は本家で登録さえあればできるし、
Twitterがあればピクシブでも投稿所でも#魔物娘図鑑二次で検索されて閲覧数も増える。
書くキャラに迷ってんならあたしとかお勧め!熱心なファンも多いし!」
「すごい!そんなに熱心なファンがいるなら僕が書かなくてもOKだね!じゃ、僕魔物娘さんでオナニーしてくるから」
「まてや!」
流石少年、鋭い。しかしゲイザーちゃんはそんなことで諦める性格ではありません。
「そんな精液を無駄使いをする前にこれを見ろ」
ゲイザーちゃんの手に握られているのは、なんと。
「サバトグリモワール!」
「そうだ、今なら書籍版図鑑とワールドガイドシリーズもつけるから、かけ」
その言葉に少年も悩みますが、なかなか答えが出ません。
「おう……まあ気持ちは分かるよ。評価されるか心配だもんな。
でも最初はみんな初心者なんだ」
「すぐ評価される?」
「え、いやそこは個人差が……」
ゲイザーちゃんの言葉に心動かされた少年。しかし質問に対してゲイザーちゃんはきょどりましたが、すぐに笑顔になります。
「図鑑はいいぞ、少年……」
「二次創作は絶対楽しいから……」
本に手を伸ばす少年。ゲイザーちゃんの目が怪しく光り……
「書いてお前も魔物娘を嫁にするんだよ!」
そう言って少年の手を掴み、ギザギザの歯をむき出しにします。
「あー!!」
叫んだのもつかの間、少年はそのままパソコンの中にに引きずられていきました。
……少年はそのまま図鑑世界に引きずり込まれ、食べられた(意味深)後、そのままゲイザーちゃんと結婚しました。
あのときはつやつやしている新婦とは対照的に新郎は呆けた顔をしていましたが。
魔物娘は皆さんの世界にも表れるかもしれません。
それでも恐れないと言うのなら、あなたも二次創作を書いて、魔物娘さんに愛情をぶつけるのといいでしょう。
なお、図鑑世界に行けるかどうかは私は責任を持ちません。
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