優しい鳥籠

「ようこそ、私の・・・檻の中へ」

男は戸惑っていた。

何故なら自分は "死んで" この世にはいない。

しかし目の前に女性がいた。
その女性は笑顔で優しく男の頬を触る。

「・・・」

あっけにとられ声が出ない。
 だがしかし男も分かっていた。

      " 彼女は人間ではない "ことを。

「冷たい頬・・・可愛そうに・・・でも大丈夫、私が温めてあげる♪」

いつしか両手を使って頬を触れられていた。
その温かくてまるで "自分を必要" にしているようにも思えてしまう程。

「どうしたの?私の顔に何かついてる??」

「・・・ここはどこだ、檻というのはなんだ俺は死んだはずだが?」

「確かに貴方は死んだわ・・・でも、その御霊・・・魂って言った方がいいかしら?その魂を私の檻の中に入れたの♪」

「・・・よくわからないが、要するにお前は人間じゃないという事か」

「お前じゃないわ・・・私にはパフュールという名があるの」

頭が痛くなると思いながら彼女とコミニュケーションを試みる。
ここで分かったこと、それは死後の世界とは異なる世界という事だけ。

「ところで・・・貴方の名前は?私は名乗ったんだから次は貴方が名乗るのが礼儀なんじゃない?」

「・・・時岡椿姫(ときおか つばき)」

「時岡椿姫・・・いい名前ね椿姫♪」

椿姫、椿姫と何度も何度も名前を繰り返す。
だが当の本人は嫌そうな顔をしていた。
その表情はまるで自分の名前を気に入っていない様にも見える。
パフュールは心配そうな顔で椿姫の顔を見て。
そして椿姫の顔をゆっくりと自分の美乳中へと埋めさせる。

「ん!?ふ、ふん!!」

「椿姫・・・大丈夫、ここには貴方を嫌う者も、拒む者もいない・・・私と椿姫だけ」

ゆっくりと椿姫の顔を持って目と目が合わせる。
そしてそのまま抱きしめて体を触りながら、頭も撫でる。

「ぱ、パフュール?な・・・何を」

頭を撫でられて戸惑うが。
しかし優しく撫でるその姿は何処か "母性" のような優しさとぬくもりがあった。

「大丈夫よ、辛いことは私が全部受け止めてあげるから」

「・・・う、うう」

辛いことがあったのか椿姫の目から涙があふれ流れていく。
ずっとため込んでいたストレスや苦しみに解放されたかのように。



涙を流し数分が経つ。
だが涙を流した椿姫は恥ずかしくなりパフュールから少し距離を離れて心を落ち着かせる。

「・・・ありがとうパフュール、おかげで色々と溜まっていたものが流れた」

落ち着いた椿姫がパフュールに話しかける。
話しかけれたパフュールはゆっくりと椿姫に近づく。

「いいの、だって私魔物娘だから・・・ねぇ、こんな私を椿姫は愛してくれる?」

「あ、愛する?そうか・・・パフュールも1人なんだよな・・・」

自分の事を親身に思う彼女。
もし演技だとしても、自分はもう死んでいる。
だったら、だったら自分を思う彼女と一緒にいたいと椿姫も考える。

「ああ、わかった・・・こんなおれなん・・・!?」

ねっとりと唇が触れて。
そのまま舌が入り込んで来る。
最初はわからなかったが今ならわかる。
自分は・・・今 "キス" をしているのだと。

「ぷは・・・こんな俺なんて言わないで?貴方はもっと誇っていいの」

「・・・そうだな、ありがとう」

再びキスをする。
今度は椿姫の方から、彼女にキスをする。
そして絡みあっていく2つの舌は他者が見ればとても情熱的だろう。

「・・・脱がしていいか?」

「もちろんよ椿姫♪あなたの好きなようにしていいの」

「じゃあ・・・脱がすより肌蹴させる」

ドレス服を肌蹴させて胸を露出させる。
ぷるぷると揺れた美乳をゆっくりと触れて揉み始める。

「ん、ん・・・椿姫の手大きくて温かい♪」

「ありがとう、パフュールの胸も柔らかくて温かい」

胸を揉みながら、ゆっくりと下半身の方にも手を忍ばせる。
そしてそのままゆっくりと下着をずらす。

「もっと、もっと私をめちゃくちゃに犯して?」

「ああ、パフュール・・・綺麗で素敵だ」

片手の人差し指をおまんこに入れてかき回す。
中は温かく、ぬるぬるしている。

「はぁん、んん、いい、もっと・・・おまんこかき回して椿姫」

喘ぎ声も少しずつ大きくなる。
それほど自分の指が気持ちいいのかと思い嬉しくなる。

「いい、椿姫の指、指・・・日も・・・ひ持ちいい!」

体がビリビリと痺れたかのようにビクン、ビクンと痙攣を起こしたその時。
おまんこから何かが噴き出る。
それは紛れもない "潮" だった。

「ああ・・・あああ・・・し、潮・・・出ちゃった」

ゆっくりと指を引き抜いて親指と人差し指を擦り合わせると。
糸がいておりその指を見たパフュールは恥ずかしくなり両手で顔を隠
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