魔物娘も病気に掛かる

「これは精渇望症(せいかつぼうしょう)ね」

「せ、せ〜、精渇望症?」

1人の医師(魔物娘)が言う。
患者の魔物娘 "ホブゴブリン" 歩 力季(あゆみ りき)。
普段は専業主婦として夫を支える新妻。

「単純にこの病気は精液を膣(なか)に出しても満足しない病気です」

「は〜・・・そうなんですかぁ、それは治る病気ですかぁ?」

「はい、治ります」

医師が説明する。
しかし呆けているように見えるせいでちゃんと理解しているのか不安。

「という事で、お薬は出しますがその薬は旦那様に服用するようにしてください」

「は〜い、わかりました」

「ありがとうございました〜」と言って病室を出る力季。
その出る姿を見て「不安だ・・・」という1言呟くのであった。



1人夫の帰りを待ちながら夕食を作っていく力季。
しかし時折呆けては人参を見てはジィっと見つめる。

「っは・・・だ、ダメ・・・我慢、我慢」

料理に集中しようと首を横に振って集中する。
人参を切って、ピーマンを切っていくが早く夫が帰ってこないかそわそわしている。

「ん・・・んん・・・ああ、オナニーしたいぃ・・・」

ぐつぐつと、煮物料理に注意しながらおまんこを弄っていく。
ゆっくりと優しく、夫の事を考えて。
いつもしてくれる愛撫を再現していくと何時しか本格的にオナニーをする。

「んん〜ぁぁああっあ、ああ」

これはまずいと思い力季は、火元を消して完全にオナニーに集中する。
夫が帰ってくる前に、夕食を楽しみにしている夫が帰ってくる前に。

「ん、んっふぁぁ、はぁ、はぁっほ、欲しい・・・欲しいぃぃっ」

「精渇望症」のせいかいつも以上に精液を求めてしまう。
大胆に勢いよく、おまんこ弄り胸を揉んで。

「あぁぁっも、もう、もう・・・で、でりゅ!!」

そして勢いよく "ブシューーーーッ" っと潮を噴き出して台所が汚してしまう。
だがこの時、彼女は気づかなかった。
目の前に彼女の旦那、歩 那弦(あゆみ なつる)がいることを。

「はぁはぁ・・・あ、あ?」

そして2人は目と目が会うと2人は硬直する。
たっぷりと1分ほど黙ってしまう。

「た・・・ただいま、力季」

開口1番は夫、那弦だった。
すると一気に顔が赤くなる力季。

「ひ、ひきゃぁぁぁぁっ!!」



「う、うぅぅ・・・な、なっくんに、み、見られたぁっ」

寝室で枕をギューッと抱きしめ顔を伏せる力季。
あれから色々あって今は、落ち着いている。
しかしオナニーを見られたのがよほど恥ずかしかったのか顔を隠している。

「わ、悪かった、俺が悪かったからさ機嫌直してくれよ・・・」

なんども、なんども謝って機嫌を直そうとする那弦。
しかしよほど恥ずかしかったのかこちらを向こうとしない。
何とかこっちを向いてもらおうと色々と考えて、ふと思いつく。

「そ、そういえば今日病院に行ってどうだった?」

「あ・・・うん、じ、実は・・・」

那弦の言葉に思い出したかのように医師に言われたこと説明する。
今、自分は「精渇望症」という病気で、いつも以上に精液が欲しいという事を。

「精渇望症・・・つまり、いつも以上に精を力季に注げばいいってことか?」

「う、うん・・・あ、そうだ」

今まですっかり忘れていたかのように、鞄から自分に処方された薬を出す。
そして処方された薬を夫である那弦に渡す。

「あのね、なっくんこの薬はなっくんが飲まなきゃいけないの」

「え?ど、どうして」

「う〜んとね〜・・・この薬は、なっくんが飲まないといけないってお医者さんが言ってたよぉ?」

曖昧だが取りあえず処方された薬の用法と用量を見ると確かに "旦那様" が服用するための薬と書いてあった。
そして薬の服用する時を読んで、服用できるかを確認して薬を飲み込む。

「・・・どう?」

「・・・これと言って変化は」

なかった。
体が熱くなったわけでも。
妻、力季に物凄く体を求めることも。

「・・・ちょっと拍子抜けだったな」

「なっくん・・・そんなことより、SEXしたいよぉぉ」

すっかり元に戻った力季はベッドに横になる。
少しパジャマを肌蹴て那弦を誘惑する。
そしてそれに答えるように那弦も服を脱いで力季を覆う。

「なっくん、チュ〜」

「はいはい」

求められて、そのまま優しくキスをする。
唇を合わせたら舌を絡める。
ねっとりと貪欲に絡めていく。

「・・・ぷは、なっくんの舌・・・気持ちいいよぉ」

息を整えると力季は両腕を伸ばして那弦を抱きしめる。
豊満な胸に那弦の顔を押し込んでパフパフ状態で那弦を喜ばせる。

「ん、んん!」

すると那弦もそれに喜ぶようにチンポが勃起していくのがわかる。
だがパフパフされて少し窒息状態になる。

「ん、んん〜!!
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