俺のスクールライフは歪んでいる

俺、北原悠斗は今年で高校二年生になる、どこにでもいる普通で平凡な男子だった。特にこれといった夢もなく、平凡をこよなく愛し、普通の学校生活を楽しもうとしていた。しかし、それは俺に迫ってきている知り合いの魔物娘達によって叶わない願いとなったのだった。今回は、そんな俺の悩みの種になっていた奴らの話をしていこう。


《幼馴染のアマゾネス》

アマゾ「悠斗!なぜ今日の朝起こしに来てくれなかった!!おかげで遅刻してしまったぞ!!」

悠斗「うるせぇな、俺だって今日遅刻ぎりぎりだったんだ。起こす暇がなかったんだよ」

アマゾ「なんだと!私はお前がエプロン姿で部屋に入ってきて今だに眠っている私を起こしながら『もう
#9829;いつまでも寝てないで、起きないとダメだぞ
#9829;』とか言いながら目覚めのキスをしてくるのを今か今かと股を濡らしながら待っていたというのに!!」

悠斗「誰が言うか!しかもしっかり起きてんじゃねぇか!!あと妄想で興奮してんじゃねぇ!!!」

アマゾ「何を言う、キスをした後にそのままベットでギシギシアンアンするから準備をしているだけだろがJK!!」

悠斗「そんな常識があってたまるか!!」

アマゾ「おかげで朝から欲求不満だ!!というわけで、悠斗!責任とって今すぐ教室で抱かせろ!!」

悠斗「公衆の面前でなにしようってんだ!!俺を社会的に抹殺するつもりか!!?」

アマゾ「安心しろ!もしそうなっても私が責任とって一生お前の面倒をみてやるぞ!!」

悠斗「俺は嫌だよ!!」

アマゾ「私の婿になったら毎朝出かける前にいってらっしゃいのセックスもするぞ!!」

悠斗「そこは普通キスだろが!!朝っぱらからなにしてんだよ!!」

アマゾ「そして会社から疲れて帰ってきたら、玄関に裸エプロンの悠斗が出迎えて『おかえりなさい
#9829;俺にする?オレにする?それともお・れ
#9829;』と誘ってくるのだ!!」

悠斗「選択肢が一つしかねぇ!!?」

アマゾ「飯を食べた後は風呂に一緒に入り、小さな湯船で互いに密着して湯の温度と興奮で真っ赤になった悠斗がいじらしく腰を振って私に奉仕するのだ!!」

悠斗「狭くて腰が振れるかボケっ!!」

アマゾ「そして夜は生まれた状態の悠斗が裸になり、暗がりの中で『い、痛くしないでね
#9829;』と言って誘い、我慢できなくなった私がベットに飛び込んでそのまま夜の情事にもつれ込むのだ!!」

悠斗「お前の頭の中は俺とやることしかねぇのかこの淫乱が!!」

アマゾ「淫乱上等だ!というわけで悠斗!私のために毎日味噌汁を作ってくれ!!」

悠斗「なにがというわけだ、誰が作るか!!今の話を聞いて余計嫌になったぞ!!!」



《クラスメイトのヴァンパイア》

悠斗「んん〜・・・」

ヴァン「あら悠斗、どうしたのかしら。私の下僕であるあなたにそんな顔は似合わないわよ」

悠斗「あぁ、あんたか・・・というより何回も言うがいつから俺がお前の下僕になった・・・」

ヴァン「貴方が生まれた時からに決まってるじゃない」

悠斗「なんだそのあらかじめ運命で定められていたかのような時期!?」

ヴァン「まぁそんなことはどうでもいいわ。それよりなにを悩んでいるのかしら」

悠斗「どうでもいいって・・・はぁ、もういい面倒くさいし・・・これのことだよ」

ヴァン「あら、これは確か進路の・・・」

悠斗「大学に行くか就職するか、どっちにしたらいいか全然思いつかなくて悩んでるんだよ・・・」

ヴァン「・・まったく、貴方は馬鹿ね。そんなの第一希望が『私の下僕』で第二希望が『私の執事』、第三希望が『私の夫』で確定で悩む要素がないじゃない」

悠斗「あぁ〜なるほど〜確かに〜・・・って言うわけねぇだろ!!そんな進路があってたまるか!!」

ヴァン「そうね、もう進路じゃなくてすでになっているものね」

悠斗「なってねぇよ、勝手に決めるな!!」

ヴァン「私のファーストキスを奪ったあなたに拒否権があるとでも?」

悠斗「奪ったんじゃなくて押し付けただけだからな!!お前が俺の初恋の人の前でいきりなり―――




 ズキューーーーンッ!!



『初めての相手はあなたじゃない・・・このヴァンパイアよっ!!』



―――って言ってキスしただけだろがっ!!」

ヴァン「悪い虫がつかないようにしただけよ」

悠斗「初めてだったんぞこんちくしょぉっ!!」

ヴァン「ならお揃いね、このまま前と後ろもお揃いになりましょうか」

悠斗「前はともかく後ろは丁重にお断りします!!」

ヴァン「大丈夫よ病みつきなって『お尻を犯してくださいご主人様っ!!』って言うようになるわ」

悠斗「なってたまるか!!」

ヴァン「あっ、まずい・・・妄想したらちょっと濡れてきちゃっ
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