chapter 1-3 発見

そしてあれから数分…俺達はロビーに戻ってきたんだ
そして、各自思い思いに机に移動したんだよ!
ここから、俺達が捜索中に起こった出来事をナッカーサー達に伝えるんだけど…
たくさん…物は手に入ったんだけどなぁ…
サリィたちの手がかりを手に入れたかって聞かれたら…NOなんだよなぁ…

ケ「みんなお疲れ…何かいいものは見つかったかい?」
ナ「一応…旅行客を一人助けたんだ…もしかしたら有力な情報が聞けるかも知れない」
ド「あとは、一応使えそうな道具かな…?少ないが…デメトリオたちは?」
デ「えっと…これがたぶん役に立つんじゃないかなぁって思うけど…」


俺はそう言いながら、食堂で手に入れた書類をテーブルの上に投げたんだ
この中には、ゴーストの見分け方が書いているんだぜ?これは役に立つだろ?

ナ「……なるほど、そうやって見分けるんだな…」
デ「これ、すごいいい情報だろ!?もっと俺をほめてもいいんだぜ?」
ナ「しかし…この建物の中にいるのはゴーストだけじゃないぞ?」
デ「………えっ?」

そ、そんなバカな!?現に俺達はゴーストとしか会っていないのに…
それが言えるってことは、ナッカーサー達は他の魔物娘にあったってことだよなぁ?
と、とにかく!!俺の持って帰ってきたのは無駄ではなかったはずだ!

デ「なぁナッカーサー…ゴーストだけじゃないって…ほかにどんな魔物娘がいたんだ?」
ナ「俺達が出会ったのはスケルトンだったが…ゴーストともあった」
ユ「スケルトンがでたのか?ここで?」
ナ「あぁ…このことから、俺はある仮説を考えたんだが…」
ケ「その仮説って?」
ナ「もしかしたら…ここはアンデッド系の魔物娘が支配する場所なんじゃないかってことさ…」
デ「えぇっ!?で、でも…そんなこと聞いたこともないぞ!?」


アンデッドが支配する屋敷なんて…そんなの意味が分からないし…
そもそも、そんなところがあるなんて話は聞いたこともないんだ!
ナッカーサーの思いすぎだと思うんだけどなぁ…?


それからも、色々な話や仮説を話し合ったんだけど…
結局、話は出ても俺達の置かれている状況を説明するには、まだ材料が足りなかったんだ
で…今は各自、これからどうするかを考えていたんだ…
まぁ…俺は何もせずにチーズをかじってるけど…
だってさ、他の奴がたぶん…考えてくれるだろ?
だったら、俺が考えて変な意見を出し、場を混乱させるよりは…ねぇ?


ナ「とりあえずだ、ここでいつまでも話していてもきりがない…また捜索に行こうと思うんだが…」
ド「またといわれてもな…もう、デメトリオたちが下の階を調べたし…どこを調べるんだ?」
ヤ「そうだよなぁ…調べるところがないんだから…探しようがないし…」
ナ「いや…もしかしたら、俺達が見つけた鍵がどこかに会うかも知れないだろう?」
ユ「だがなぁ…予想だけで動くのは危険だぜ?」
ナ「……だったら、俺ともう一人で捜索しよう、動かないよりはましだ」


ナッカーサーはよく、こんな恐ろしい屋敷の中で捜索しようなんて考えるよなぁ…
まぁ、いい考えだとは思うよ?
別に俺が捜索するわけじゃないなら…いいんじゃないかな?
俺はここでその結果をのんびりと待っているから…よろしくたのむ!

ナ「ってわけで、俺と捜索してくれるやつを求めたいんだが…」
ド「おれは遠慮しとくよ…疲れてさぁ…」
ユ「ん?おれが行くと思うのか?いかねぇに決まってるだろ?」
ヤ「おれも…少し疲れたよ…」
ナ「そうか…だったら、連れていくのは決まったな…」

おや?誰を連れていくのか決まったみたいだな…
誰が
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