クレアが落ち着いた頃、アルはゆっくりと目を覚ます。まだ眠たそうな表情であるがクレアと目があった後に目をパチパチと瞬かせてはどんどんと顔を赤くしていく。その様子にクレアはまた心の中で悶えながらも表情には出さずに微笑みながらアルを見つめていた。
(な、なんて可愛い反応…
#9825;だめだ、落ち着け…かなり動けるようになったが押し倒しでもして怖がられては本末転倒……ここは冷静に……)
「いい夢を見れたか?起きるまでずっと私の胸に頭と顔を押し付けていたが?」
「え
#8265;あ、ごめんなさい
#8252;」
アルは顔を真っ赤にしながら慌てて謝る。その反応にクレアはとりあえず安心する。キスをした時にアルが蕩けていたのはわかっているが冷静になったあとに、怖がられていないかを心配していた。そして、心の中ではクレアも謝っていた。
(こっちこそ、寝返りを打って離れそうなのを抱きしめて止めたりとか服から見える鎖骨とか夢中で観察してました!ごめんなさい!)
「ふふ、気にしなくていい。助けてくれたお礼にしては足りないぐらいだ」
心の中と外でかなり反応が違うクレアの心情をアルは察した様子もなく、許してくれた
クレアに対して嬉しそうに微笑んでいた。そして、アルはベッドから身体を起こすと改めてベッドを眺める。見たことないほどの立派なベッドに改めて驚きながらクレアを見る。
「大分動けるようになりましたか?クレアお姉さん?」
「あ、あぁ……まあ、本調子にはまだまだだが少しはしっかり動けると思うぞ」
「よかったですー。早く元気になってくださいね!」
アルの無垢な笑顔でお願いされたクレアの反応は簡単に想像ができるものであった。
「任せろ
#8252;すぐに元気になってみせよう
#8252;」
(はっ
#8265;早く元気になってはアルと仲を深める時間が
#8265;)
そんな後悔を内心ではしてしまいながらクレアは胸を張ってアルに宣言する。アルもクレアの言葉に頷いていれば、慌てた様子で顔と共に視線を逸らす。逸らしたアルの顔はまるで恥ずかしがっている様子であり、やっと落ち着いてきた顔の赤さもどんどん赤みを帯びいく。
アルの顔が赤くなった理由は簡単である。胸を張って宣言するクレア。クレアの胸は鱗に覆われて局部は見えないとは言えかなりの大きさと張りである。そのため胸を張った瞬間に揺れる様子に反応してしまい、顔を赤く染めて恥ずかしがっていた。その様子をクレアが見逃すはずもなく、密かに心を踊らせて、惚れ込んで行くのであった。
「それにしても、かなり時間が経ったからな。そろそろ夜も近づいてくる。一緒に夕餉にしないか?」
「たしかにお腹空いちゃいましたねー。でも、食べ物とかあるんですか?」
「しっかりと奥に保管してるのさ。さぁ、行こうか?」
そう言うとクレアは自然とアルの手を握っては奥の洞穴に向かっていく。ちょうど財宝が置いてある場所に続く洞穴の近くに人間サイズなら入れそうな洞穴がある。中を覗いてみればお魚やお肉、お酒などの嗜好品など様々なものがある。クレアはそこから適当な食材を手に取れば加減したブレスで火を起こしては焼いていく。調味料などはないが素材がいいのかそれだけでも香ばしい匂いが漂う。
「いい匂いですねー」
くぅ〜〜
可愛いお腹の音にクレアがキュンとしたのは言うまでもなかった。そして、焼けたお肉やお魚を、高級そうなお皿に乗せる。木のテーブルにお皿を置く。そして、クレアはあることに気づく。座る椅子が1つしかないことに。アルも気づいた様子どうしようかと悩んでいる様子である。
「簡単なことだ。アル、私の膝に座って食べればいいのさ」
「え…?えぇぇ
#8265;そ、それはその……だ、ダメですよ重いかもですし」
「竜の力を持ってすればアルの10人や20人、余裕さ」
「た、食べづらいかもですし……」
「私が食べさせてあげよう」
「ふ、2人だと、い、椅子が壊れちゃうかも……」
「私が重いと?」
ゴゴゴッッ……
「そんなことないです
#8252;」
どうにかして膝に座るのを止めようとするけど、墓穴を掘ってはクレアの威圧感に謝る。そして、観念したかのように頷けばクレアは椅子に座ると膝をポンポンとする。そして、アルが恐る恐るクレアの膝に座れば後ろからクレアが優しく抱きしめる。身長差から当然のように後頭部あたりに押し付けられる胸の感触にクレアから漂う女性の香りにアルのドキドキは相当なものになっていた。
「さっ、食べようか
#9825;」
「は、はい…」
笑顔で言うクレアにアルは頷く。そこからは完全にクレアにされるがままのあるであった。あーんと言われては口
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