ファラオ
アヌビスの項目で名前のみ登場してから約三年後にやっと目覚めた寝坊王。
ファラオと聞けばピラミッドを連想する方が多いと思われる。
実際にピラミッドにてファラオ(を守るアヌビス)の発見報告は多い。
しかし、古代の遺跡であればピラミッドじゃなくても存在する可能性がある。
なのでピラミッドじゃないからと言って油断は禁物である。
人間に近い外見をしているが、赤いひび割れのような模様が人間ではないことを証明している。
永い眠りにより神の力を宿すことに成功しているが、戦闘力はどのくらいかは不明。
少なくとも上位魔族クラスであることは間違いはないだろう。当然個人差はあるだろうが。
余談だがさり気なく人・魔・神のハイブリッドである。恐ろしや……。
ファラオになる前は神に人類を導くように命じられた人間達の王であったらしい。
ちなみに神が何者かは不明である。少なくとも主神ではないことは明らかとされる。
彼女達が主神教団を好く思ってないのと何か関係があるのではないかと言われている。
実は旧世代より大昔の人間であったらしい。別にそれだけだったのならいいのだが……。
つまりファラオの守護者であるアヌビスやスフィンクスも旧世代以前より存在することになる。
一体ファラオ達は何者なのだろうか……尚、本人はよく覚えていない模様。
もしかするとファラオ達は古代の勇者とも言える存在だったのかも知れない。
王の仕事も勇者の仕事も大変なのに、王であり勇者であった頃の苦労は計り知れない。
彼女達の昔の姿は略して勇者王と言うべきか。ガオガイガーは関係ないはず。
彼女達には是非、この新時代でゆっくりしていってね!!!欲しいものである。
ちなみに彼女達には一人に一匹だけ、とぐろを巻けば椅子に使えるほどの大きな蛇がいる。
この蛇はアンデッドなのか?ファラオとの関係性は?とかなり謎に包まれている。
例えば夫に懐いて擦り寄ってる蛇を見てファラオが嫉妬したりした現場が目撃されている。
他にも寝ているファラオを置いて外へ行こうとした夫を威嚇して引き返すようにしたらしい。
このことから「ファラオの一部ではないのか?」「いや、ペットでしょうね。」「いやいや、もしかしたら魔物ですらないかもしれないぞ!」と専門家の間で意見が分かれているとかいないとか。
余談だが王は男性が多いらしいので多くの王が性転換者、つまり元男の可能性が高い。
冒険者
「今回は小話ではなく、ファラオの『王の力』について補足させてもらおう。彼女達の『王の力』は「相手が心の底から嫌だ」と思う命令は効かないとある。それについてどんな感じなのかを小話で説明しよう。まずは効かない例からだ」
※不可能な命令集※
ファラオ
「夫を捨てろ!」
アヌビス
「嫌です!」
ファラオ
「夫を寄越せ!」
スフィンクス
「無理ですニャ!」
ファラオ
「夫を殺せ!」
マミー
「やだー!」
ファラオ
「自殺しろ!」
平民
「断る!」
冒険者
「……と、このように魔物娘への夫をどうこうって命令や死にたいと思ってない人に死ねと命じても意味ないってこと。特に魔物娘に夫を捨てろとか寄越せとか殺せとか命じても確実に効果なし」
冒険者
「成功確率ははっきり言って0%だ。だから相手が神の如き力を持ってなかろうが、こんな命令をしても無駄にしかならない……いや、そもそもファラオはこんな命令なんて絶対にしないだろうけど」
冒険者
「じゃあ次に、こんな命令なら効果はあるっていう例を見ていこう」
※可能な命令集※
ファラオ
「まだ人間?それがどうした!?今すぐいちゃエロしろ!!」
ヴァンパイア
「ヒャッハー!夫と朝までベッドで夜の運動会だー!!」
ファラオ
「勝ち負けなどに拘らずに今すぐヤってこい!」
リザードマン
「もう勝敗なんてどうでもいい!お前がずっと好きだったんだぁ!!」
ファラオ
「たまには逆の立場を味わってみたらどうだ?というわけで夫の性奴隷になるのだ!」
ダークエルフ
「今日から貴方がご主人様よ、早く元ご主人様におしおきをしなさい」
ファラオ
「私の婿になって平和に暮らそう!」
勇者
「嗚呼……逆らえない……」
冒険者
「このように、心の底から否定できない命令は効果があるんだ」
冒険者
「エロ関係の命令なら大抵は効いてしまう……魔物娘の悲しき性だな」
冒険者
「……え?ファラオの解説が妙に長くないかって?」
冒険者
「ここだけの話、実は図鑑世界の世界観とその謎にとって、彼女達は非常に重大な役目と意味を持つ種族なんだとか……だからここまで解説が長くなったんだと思うぞ」
冒険者
「まあ、本人達はよく覚えていないみたいだがな」
作者
「今回ちょっとクソ真面目過ぎやしませんかね……?」
アホピス
アポピス
冥府の力をその身に宿すと言われてい
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