作戦その01「無視」
サキュバス
「あら?こんなところで会うなんてね。」
男性
「……………」
サキュバス
「これもナニかの運命かしら?」
男性
「……………」
サキュバス
「ねぇ、ここで襲ってもいい?」
男性
「……………」
サキュバス
「ねぇったら!」
男性
「……………」
サキュバス
「もう、こうなったら……」
─一時間後─
サキュバス
「ほらぁ、これはどう?」
男性
「……ぅぅ…」
サキュバス
「サキュバスとして、意地でも喋らせてあげる!」
男性
「ぅぅう……んぁああああああ!!やめええええええええ!!!!」
サキュバス
「やったわ!」
完全勝利したサキュバスちゃん
作戦その02「冷たくする」
男性
「お前は本当に俺を気に入っているのか?」
ヴァンパイア
「なんだと?」
男性
「いつも奴隷みたいに扱って、抱擁の一つもしてくれないじゃないか……」
ヴァンパイア
「そ、それは……」
男性
「お前とはこれっきりだ、じゃあな。」
ヴァンパイア
「……ま、待ってくれ!」
男性
「なんだ……!?」
ズキュゥゥゥン!!!
男性
「ヴァンパイア……?」
ヴァンパイア
「すまない……今まで辛い思いをさせてしまって……」
ヴァンパイア
「今のお前としてしまうとダンピールが生まれる可能性があるんだ……」
男性
「なるほど、それで……」
ヴァンパイア
「お前が好きだ……いや、愛している!我が子にも取られたくないほどに!」
ヴァンパイア
「だから……だから!行かないでくれ!お願いだ!お前なしではもう生きていけないんだ!」
男性
「わかった……一緒にいてやるよ。」
ヴァンパイア
「ありがとう……私は幸せだ……」
男性
「計 画 通 り。」
粉バナナ!これはヴァンパイアをデレさせる為に仕組んだ罠だ!
作戦その03「罵倒(軽)」
男性
「いっつもいっつも僕に変態プレイを強要して!この変態!!」
ダークエルフ
「そう。(無関心)じゃあ開放してあげるわ。」
男性
「…ひどいよ。」
ダークエルフ
「あら?なぜかしら?開放してあげるって言ってるのに。」
男性
「……そんな変態な君が大好きなんだよ、バカ。」
ダークエルフ
(調教が完了するのは思ってたより早かったわね……)
軽めの罵倒じゃ揺るがないっぽい
作戦その04「怖がらせてみる」
男性
「驚けー!!」
ドッペルゲンガー
「ひゃあ!?」
男性
「べろべろばぁ!!」
ドッペルゲンガー
「いやああああ!!」
男性
(ようし……ならば魔物娘がもっとも驚くやつを……)
ドッペルゲンガー
「ビクビク……」
男性
「この俺と……結婚しろー!!」
ドッペルゲンガー
「喜んで!!!!!」
男性
「あれ?」
ドッペルゲンガー
「ふ…不束者ですが、よ……よろしくお願いしましゅ!!」
男性
(冗談のつもりが……どうしてこうなった……?)
どうやら嵌められたようです、魔物娘を侮るなかれ
作戦その05「忍法隠れ身の術」
男性
(ふふふ……男でありながら忍術を習得した俺ならば簡単に逃げられる!)
ツンツン
男性
「うん?」
クノイチ
「ドーモ。オトコニンジャ=サン。クノイチです。」
男性
「アイエエエエ!クノイチ!?クノイチナンデ!?」
クノイチ
「童貞頂戴仕る!」
男性
「グワーッ!」
本物には勝てなかったよ…
作戦その06「嫌がらせ」
男性
「ドーマウスの睡眠を妨げてみるよ!」
ドーマウス
「スー……スー……」
男性
「ほっぺたムニムニ!」
ドーマウス
「う〜ん……」
男性
「尻尾クリクリ!」
ドーマウス
「ムニャムニャ……」
男性
「口の中を指で掻き回し!」
ドーマウス
「モゴモゴ……」
男性
「…………」
ドーマウス
「男性さん……好きぃ……」
男性
「無理だ!こんな可愛い娘に嫌がらせなんて!!」
ドーマウス
「えへへぇ……ZZZ……」
寝ながら勝つとは流石ドーマウスちゃんやでぇ……
作戦その07「ここまでおいで」
チェシャ猫
「へ〜、キミ、意外と早いんだね?」
男性
「HAHAHA!ここまでおいで!捕まえてごらんなさーい!」
チェシャ猫
「じゃあキミの真横にお邪魔します
#9829;」
男性
「へ?」
チェシャ猫
「と見せかけて真後ろ♪」
男性
「うい?」
チェシャ猫
「と見せかけて……キミの足の間にいたり?」
男性
「ふえ!?」
チェシャ猫
「そしてキミの頭は私のスカートの中に!そうです!いつのまにかシックスナインだった!!」
男性
「何が起きたのか、さっぱりわからねぇ……!(怯え)」
こんな作戦が案内人であるチェシャ猫に通用するわけがなかった
作戦その08「罵倒(自)」
男性
「俺は、最低のクズ野郎なんだ!」
ワーム
「………………
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