少年は、緊張で少しだけ震えた手で、インターホンを押す。
彼の両親は、結婚記念日にかこつけて、今日は夫婦水入らずの旅行に出かける。
二人は、留守番させてしまう少年を心配し、一日、知人の家に預けることにする。
そうして、旅行に向かう道すがらで、こうして少年を送っていったのだった。
インターホンの音が鳴って、しばらくすると、玄関の扉がゆっくり開かれた。
中から出てきた女性は、少年を見るなり笑顔を見せた。
「キミだね。よろしく♪」
「あ、は、はい! お、お世話になりますっ」
少年は、その姿を見て背筋をピンと伸ばして答え、その家の中に招かれていった。
細くて、先にフサフサの毛がある尻尾。
頭からは、短い二本の角。
そして何より、タンクトップでむしろ強調された、とても豊満な胸。
その女性は、ホルスタウロスだった。
少年は、ホルスタウロスの後ろについて行く。
客間にでも通されるかと思いきや、それらしき部屋は通過していった。
「いらっしゃい♪」
「え…」
少年が連れてこられた部屋には、ベッドがあった。
パステルカラーで彩られた内装。
いくつかの棚には、小物が置いてある。
クローゼットらしきものも見える。
明らかに、ここで誰かが生活している、という雰囲気の部屋。
そう、そこは間違いなく、彼女の私室―寝室だった。
その部屋の中央に座布団が敷かれており、二人はそこに座る。
いきなり女性の寝室に通された少年は、緊張で言葉が出ない。
すると、ホルスタウロスの方が話しかけてきた。
「えっと、覚えてるかな? キミが小さい頃、何回か会ったことあるけど」
「え…? えぇっ、と…」
「そういえば物心つく前だったかな? 流石に覚えてないよね」
「そ、その…すみま、せん」
「いいのいいの♪ 気軽にお姉ちゃんって呼んでくれていいからね♪」
そう言うと、ホルスタウロスはいきなり少年を抱きしめた。
「ふえっ!?」
「いーっぱい、甘えていいよ♪ お姉ちゃんに、いっぱい甘えてね♪」
少年の顔が、その豊満な胸で包まれる。
突然のことに、少年は事態が把握できない。
「あ、あの…」
「照れなくてもいいよぅ♪ いつでも、なんでも、遠慮なく、甘えていいんだよ♪」
年頃の少年が、こんな状況で、「なんでも」などと言われてしまえば。
顔がみるみるうちに赤くなるのが、自分でも分かった。
そしてホルスタウロスは、少年の耳元で囁く。
「えっちなことでも、いいんだよ♪」
「…ッ!」
自分の耳を疑った。
向こうからは見知った間柄であるとは言え、家に入って十分も経たないうちに…
「そ、そっ、それ、は、っ…」
「でも、したいでしょ? だってほら…そこ…♪」
少年は胸に包まれながらも、とっさに下を向く。
とっくの昔に固くなってしまっていた肉棒が、テントを張っていた。
「あっ、あのっ、これはっ、その…」
「今…えっちなこと、したい?」
追い打ちをかけるように、耳元で囁かれた。
「…………っ」
もはや、我慢する意味が、どこにあるのか。
甘えたい、このお姉ちゃんに甘えたい。
少年は、ゆっくりと頷いた。
「いい子、いい子♪ じゃあ、早速…♪」
ホルスタウロスは優しく少年の頭を撫でると、タンクトップを上にずり上げた。
白く、柔らかそうで、豊満な乳房が、少年の目の前に投げ出されて揺れる。
「あ…」
「触っても、吸ってもいいよ♪ 私のおっぱいに、いっぱい甘えて…♪」
躊躇も、我慢も、もう溶かされてしまっていた。
少年はゆっくりと、ホルスタウロスの乳房に触れる。
ふわふわ、ぷにぷに、もちもち。
どのような擬音を用いれば分からないほど、柔らかな触り心地。
手に力を入れる。
その柔らかな乳房が、少年の手にあわせてムニムニと形を変える。
この揉み心地だけで、一日が過ごせてしまいそうだと思えた。
その乳房の先には、綺麗なピンク色の突起。
少年は唇を近付ける。
口に含み、舌で撫でる。ピンと張ったそれの弾力が、舌の根まで伝わる。
少し力を入れて吸うと、すぐに、甘い、甘い母乳が口の中に流れ出す。
「ん…♪ 美味しい?」
軽く頷いて返答すると、もう片方の胸にも吸い付く。
揉みながら吸うと、口内に甘い香りが充満し、夢中でそれを飲む。
ほんの一、二分で、少年の思考は蕩かされてしまった。
片方の手で乳房を揉みながら、もう片方の手は自分のズボンへと伸びていく。
下着ごとずり下ろすと、ガチガチになった肉棒がぴょこんと跳ねた。
「おっきい…♪ どこで…する…?」
「…………おっぱいで、したい…」
「うん、いいよ…♪ じゃあ、ベッドに座って…♪」
少年がベッドに座ると、ホルスタウロスは膝立ちになって、胸と肉棒の高さを合わせる。
「いくよー
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