両親が夫婦水入らずの旅行に出かけた、その日の夜。
少年は、近所のコンビニに出かけていった。
(しばらく一人かぁ…何をしようかな)
店を出ながら、少年は今後の予定について考えを巡らせていた。
(あれ? 誰かいる?)
帰路についた少年は、通り道である路地裏に誰かが座りこんでいるのを見つけた。
「…………えっ?」
少年は、その人物の姿を確認すると言葉を失った。
それは、少年の近所で一人暮らしをしている、女子大生の魔物娘だった。
前々から知り合ってはいたが、どのような魔物なのかは把握していない。
赤い顔を見るに、どうやら泥酔して眠ってしまっているようで、全く反応がない。
「Zzz…♪」
少年は、見知った顔のだらしない姿に戸惑いを隠せない。
まして、「近所の綺麗なお姉さん」だった彼女がそんな姿を見せているのだ。
「…だ、大丈夫ですか?」
声をかけるが、反応はない。
肩を叩いたり、揺さぶったりしても、起きる気配はない。
「…………どうしよう」
困惑しながらも、少年は彼女の身体から目を離せずにいた。
ワイシャツははだけ、豊満な胸の谷間とブラ、細い腰とヘソまで見えている。
あぐらをかくように座っているため、短いスカートからは白い下着がモロに出ている。
こんなにも、無防備。
少年は、思わず股間に圧迫感を覚えてしまう。
辺りを見回す。
人影は全く見当たらず、近所の家にはもう明かりが点いていない。
家の方角に目を向ける。
ここからたったの20m。彼女の家にも遠くはない。
自分の家の中の様子を思い返す。
両親はしばらく不在で、自分一人。
そして目の前には、無防備に眠っているお姉さん。
「…………」
不純な思いが芽生えてしまっても、誰が少年を責められよう。
少年はその女性を背負い、注意深く辺りを見まわしながら歩きだした。
自分より身体の大きな相手を背負うのは大変だが、足は動いてしまう。
このまま、彼女自身の家まで送り届けることもできる。
家の鍵を探らないといけないが、そうするのが一番無難だろう。
しかし少年は、そのまま自分の家へと向かう。
そして彼女を背負ったまま中に入り、鍵をかけてしまった。
・
・
・
少年は、彼女を自分の寝室のベッドに横たえた。
豆電球のみで薄暗い部屋の中、彼女はまだ眠ったままだ。
「…………」
今ならまだ、「一旦自分の家に運んだだけ」と言ってしまえる。
外に置いておくのは物騒だったから、でも彼女の家の鍵を探すのも大変だったから、と。
ここで部屋を出て、朝まで別の場所で眠る。
起きた彼女に事情を話して、自分の家に帰す。
それで、問題はないはずだ。
しかし、少年はもう、劣情を抑えきれなかった。
近所のお姉さんの、こんな無防備な姿を見せられて。
辺りに誰もいない、家にも誰もいないなどという状況で。
興奮で吐息が荒くなる。
震える手で、恐る恐る彼女のワイシャツに手を伸ばす。
大きく唾を呑み込み、辛うじて留まっていたワイシャツのボタンを慎重に外す。
外し終わると、そっとワイシャツを開いた。
大きく、柔らかそうな乳房が、一方で細い腰回りが、すべて露わになる。
まだ引き返せる。
少年は一瞬だけそう躊躇ったが、結局はその手を止められない。
ゆっくりと、その柔らかそうな乳房に手を近付けていく。
そして、その胸に触れた。
少し触っただけでも、そのマシュマロの様な、フワフワとした柔らかさに魅了される。
ゆっくりと、その胸を揉む。
手の中で、ブラ越しにも分かる柔らかな感触が、簡単に形を変える。
彼女の表情を見るが、眠ったままで、反応はない。
こうなると、もう突き進むしかない。
生憎とブラの外し方は知らないので、上の方にずらしてみる。
ブラの下から、綺麗な桃色の乳頭が顔を覗かせた。
恐る恐る、その小さな突起を指でつまむ。
少し触ると、その突起は固くなり、弾力を感じるようになった。
再び、彼女を見る。これでもやはり、特別な反応はない。
少年は思い切って、乳房に顔を寄せる。
そして、その乳首にゆっくりと吸い付く。
流石に母乳などまだ出ないが、少年の舌にはその突起の感触がはっきりと残る。
胸を吸いながら、その体勢のままで彼女の顔を見る。
化粧もしていないのに綺麗な顔が、無防備にすぐ近くにある。
少年は顔を彼女の顔へと寄せて、その唇に唇で触れた。
つい一時間前までは、こんな形でファーストキスをするなんて思いもしなかった。
そして少年は、彼女の下半身に目をやる。
むちむちとした太ももが、短いスカートから伸びている。
もう、ここまで来たら。
少年は彼女のスカートに手を伸ばす。
捲りあげると、先程も見た白い下着が姿を現す。
幸いにも左右に紐が
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