…
………
─── レロッ、レロッ ───
見せつけるように舌が亀頭を舐め回し、裏筋を這いずる。
「フフッ。耐えマスネ。これはどうデスカ?」
「…っ」
唇が亀頭を咥え、ハムハムとマッサージする。それでいて舌先が鈴口を往復し嬲るという、
見た目とは裏腹に意地の悪い過激な責め。
思わず腰が浮くが、彼女は気にすることなく責めを続ける。
それを耐えながら、先程のことを思い出した。
─────────
───
─
プカリ、プカリと宙に浮いた自分を運びながら、彼女はこれまでのことを話していった。
店で飲んだ水に薬が仕込んであり、魔術を使ってそれが体内の任意の箇所に対して、
特定の効果を発揮するようにしたという。
妙に甘かったのはそれなのね…
薬というが、聞くには魔術で機能するナノマシン的な物なのだろうか。
命は取らないと言われても、こんなことをされては流石に信用できず、
かといって逃げれるわけでもなく。
隙はあるかもしれないので大人しくしておこうと独り考える。
…
首から上は動かせるので見渡してみると、さっきとは変わってぼんやりと薄暗くなった寝室。
暖房がかかり始めたようで、暖かい空気がゆるゆると流れる。
彼女は大きなダブルベッドに自分を運ぶと、自分に向かってステッキを振った。
── 途端に男性器全体が熱を持ち、その熱が精液を吐き出せと、じくじくと性欲を高めていく。
「?!」
「アラアラ…
#9829; 」
強烈な潦りが腰を浮かし、ズボンにくっきりと形を作る。
腰辺りの感覚が戻っているので、そこだけ薬の効果が解かれたようだが、
そんなことも気にできないほどの異様な衝動。彼女が何かしたのか…?
快感を堪えていると、ベッドの側からしゅるしゅると衣擦れの音がして。
嫌な予感がして顔を背けていれば、ベッドが沈みこみ、思わず振り返ってしまう。
── 美しい。
出るところ、引っ込んでいるところはとても極端でありながら、
全体は崩れていないどころか調和している。
それは綺麗な美しさというより、言い方が悪いが品のない、エロスによって作られた美しさ。
見ているだけで男を勃起させて襲いかかれと挑発する、扇情的という言葉では
到底収まらないもの。
性欲のままに貪られ、生臭い生殖液に彩られ、快楽に浸されてこそ美しさが完成して、
輝くだろうと思ってしまうほどに。
ベッドに横たわりながらその美しさに惚けていると、裸の彼女が自分に跨って、
その巨乳が自分の胸で潰れるほどにのし掛かってきた。
首を動かせばキスが出来る距離に顔が近付いて、息が肌を撫でる。
「?!」
「ちゃんと見てくレレバ、ちょっとしたストリップショーでもしましたノニ…
お仕置きデス
#9829; 」
「?!?!」
抱えられた頭をメロンほどもある乳房の間へ埋められ、胸の谷間にグリグリと当てられて。
柔らかさよりも弾力と張りが勝る乳房は、強力に女の体というものを自分に叩き込み、
彼女がメスであることを顕にする。
それは獣欲をこの体で満たせと性の飢餓を自分に植え付けて、理性を攻撃する危険物。
─── カチャ、スルル ───
─── プチプチ ───
とても強くて甘いその体臭で意識がぼんやりとする中、自分の服を弄くる音がした。
体が動かない今はなにもできず、されるがまま。
一通りシャツのボタンやベルトを外し終わったのか、彼女は自分の体を起こして脱がしていく。
…
上半身を裸にされると、少しは明瞭になった意識が辺りを見渡す。
下半身に移動した彼女が、ズボンを脱がしているのが見えた。
何故かパンツはそのままだった。焦らしているのかね。
そのまま自分の股間を見て ──
でかい。
いや、明らかにおかしい。自分のモノはここまで大きくなかったはず。
彼女の体にばかり気を取られていたが、自分の体に感覚を集中させてみる。
…陰嚢は重量と熱を感じるほど重く、大きい。
隆起具合と下腹部の接触を考えると、陰茎の直径はいつもの勃起に比べて3割増しかそれ以上。
長さに至っては、ヘソを越えパンツのゴム部分を持ち上げていて、鈴口が直接見える。
亀頭3つ分ぐらいは伸びているのではなかろうか?
「アハッ
#9829; スッゴク大きいオチンチンデスネ。精力増強の魔法を掛けましたケド、
チョット効き過ぎたカモ
#9829; 」
やっぱり彼女の魔法のせいだったようだ。
最後の一枚となったパンツを脱がすと、その顔をチンコに近付けて、その口が ──
─
────
─────────
惚けるなとばかりに責めが変わり、思考が現在に引き戻された。
亀頭全体
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