「またやられた‥」
蔵に保存してある野菜を見て僕は愕然としていた。
残る手段はあと1つ。僕はそう決心して、夜から朝まで蔵の中で寝ずに待ち続けた。
そして……
深夜、外から羽ばたくような音が近付いてきた。ヤツは空を飛ぶのか。だからこそ、地面に置いたワナが効果を発揮しなかったのか‥。別の意味で感心している内に、羽の音が止み、蔵の門が開く音がした。ヤツに気付かれないように様子を窺うよりも‥暫くは好きにさせようと考え、何もしなかった。
蔵の真ん中に食べて下さいと言わんばかりに積んである白菜へと、その影は近付き、すぐには食べないで、ワナを探っているのか頭を動かしている。
何もないことに安心したのか、白菜にかじりつく音が響くと僕は音を立てずに、門の方へと近寄って内側から門を閉めた。
そして‥明かりをつけて、食い荒らしていた犯人を初めて見た。見るからに子供の魔物娘でその姿は‥ベルゼブブと目が合った。が‥ヤツは一瞬驚き、すぐに明るさまに不服を示している表情へと変わっていった。
「なにすんのよ!!閉じ込めないでよ!それじゃ出られないじゃないの!!」
文句を言いたいのは寧ろこっちの方だ。
「お前が野菜を食い荒らしていた犯人か?」
「食い荒らしなんてしていないわ!!これは落ちている物なの。なら、ここで腐らせるより私が美味しく食べた方がムダにならないわよね?」
平然と悪びれる様子もなく言い放っている辺りで、思わず頭を抱えそうになった。
「何をしているの?門を閉められたら出られないでしょう?だから早く開けなさい!!」
お持ち帰り用なのかその手にはしっかりと白菜を抱えたまま、僕に寄ってきて、そして……顔をジロジロと見て‥
「ふ〜〜ん‥。まぁ、及第点って所ね。なら、この白菜の代わりになりなさい」
「及第点?白菜の代わり?何の事だ?」
何を言っているか分からなかった。そしてヤツは目の前で羽ばたいて……突然のキス。
頭の中で状況の整理をしている最中、歯と歯茎を味わうように集中的に舐められた後、未練も何も残す事なく、あっさりと僕から離れた。
「思っていたよりも綺麗好きだったなんて、つまらない‥」
吐き捨てるように言い放ち、そして……
「これからは私のために歯を磨く事を止めなさい」
僕の喉元に爪を置き、今までの顔とは違う、強制をさせるための‥破ったときに何かの制約を課せるほど険しい顔つきと声。
そして…暫くの沈黙。
「返事は?」
「は、はい」
剣幕に負けて普通に返してしまった‥。
「見たところ‥汗はかいていないわね。なら、もう一つの体液の味見をするわ。そこに寝なさい」
身長上、見下ろされるのを嫌うのか、飛んで僕を見下ろして、顎で床を指し‥逆らう事を考えずに恐る恐る従った。
ズボンを勢いよく下ろすと、恐怖を表すように縮んだものに向けて、頭を埋めて一気に口に含んだ。そして、舌で丁寧に舐め始め‥この理解を超えた突然の状況に僕の頭は必死に整理しようと動いていた。
「何?何か言いたそうね?でも騒ぐなら、食い千切るからそのつもりでいなさい!」
口を止めて、睨むような視線と共に今、言ったことを難なく実行する。声からその決意も感じられる。僕は僕自身の将来を安否して声を上げずに、数回頷くと満足したのか再び口に含んだ。
時々上目遣いで僕の事をチラチラと見るなか、ゆっくりと腰を持ち上げていき‥膝をついてバランスを取ると、右手の爪を股の間に出し入れを始め‥「何見てんの?」といった無言の視線を送られている最中。その光景に魅入るように見つめて‥口に含まれているものが反応を示し、一段と大きくなっていった。
そして‥気持ち良さの限界を超えた事を表すかのように口の中に精を放つと、喉を鳴らして飲み込まれていき……飲み干した後、その残りを少しも逃さないように、全体を舐め回して、その後に僕の腿の上に座り、僕も目線を合わせるために身体を起こした。
「美味しかったわ。だからもっと、たくさん出しなさい!!」
強制させる声と共に、出したばかりのものの先端を‥出口の穴を爪を使い、傷つけないように絶妙な力加減で弄り始め‥時間を置かずに元気を取り戻しつつあった。そして‥
「そういえば…あんた1人が勝手に気持ちよくなっているのが気に入らないわ。だから、今度は私が気持ちよくなる番よ!そうよね!!」
再び吐き捨てるように言い放つと、硬さを‥直立するまで爪で弄られて‥僕の上で座っている足を‥腿の内側を見せつけるようにゆっくりと開き、爪でその中心を開いていき、その動きに引っ張られるように粘性のある体液が糸を引き、そして‥直立した先端に宛がい一気に飲み込んだ。
聞こえたのは叫びとも嬌声と取れる声。そして、耐えるように出している荒い呼吸と合わせて動いている小さな胸。顔からは脂汗がじんわりと浮かんでいる。
「だ、大丈
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