おおなめくじの彼女と清い交際をして約一月。その1ヶ月間、彼女はよく「なんの取り得もない私をどうして選んだの?」と聞いてくる。だから天気予報を見て、今夜の天気が晴れる事を確認した後に準備を済ませると、彼女との待ち合わせ場所に行き、夕方のデートが終わった後に僕の家に連れてきた。
夜。頃合いを見計らって、カーテンを開けるとすぐに部屋の明かりを消して‥そして、部屋は月から射す光で満たされると、彼女の手を引いて、用意した大きな鏡の前までエスコートした。
「これが‥私…?」
彼女は自身の姿を見て、口を手で覆い、声を失うと同時に目尻には粘液とは違う液体。涙が溜まり‥僕はその液体を口で吸った。
全身の粘液が月の光を浴びて、反射することで艶かしい光を放っている。彼女のこの姿こそ、僕が心奪われた最大の理由と同時に僕だけが知っている彼女の魅力。
もっと見たい気持ちを抑えつけて、ゆっくりと目を閉じて、彼女の粘液に沿っ滑らせるように、手の感触だけを便りに細い腰へと手を回して、抱き寄せるようにキス。
彼女も積極的に舌を絡め、口の中に彼女の粘液が満たされると嚥下した。お互いの身体の一部を‥体液を取り込んで、これで彼女と僕は本当に1つになれた。だから‥
「きれいだよ」
目を開けて‥彼女との近すぎる距離での第一声。瞬時に紅潮していく顔に時間を忘れて、一番いい所で眺められる幸せに浸った。そして‥お互の瞳の中には互いの顔しか映らないまでに深く見つめ合い、言葉を発することなく、タイミングを合わせたように頷くと、彼女は豊満な胸をはだけさせて、僕に押し付けると、ズボンへと手を伸ばして…ゆっくりと下ろして、僕も合わせるように彼女のスカートを捲り、中に指を入れた。
「ひゃっ‥」
驚きを含んだ小さな悲鳴を口で塞ぎ、指の腹で内側の壁に沿って這わせていくと、合わせるようにもぐった声が口伝いに聞こえる。そして‥彼女も僕のを優しく、粘液を塗るように竿から手で触れて、今は袋を優しい手付きで揉まれている。
ただでさえ発射寸前なのに‥気持ちよさで、手に出してしまいそうだ。
「気持ちよさそうな顔してる」
いつの間にか口が離されて、「いつから目を開けていたの?」と疑問に思うちょうどその頃。危惧してものは現実のものになった。
彼女の手の中で爆発するように、脈打ちながら出すと、手の粘液と捏ねるように混ぜて、手のひらを舌先で舐めるように味わっていき、最後に唇についた精を指で絡めとると指を舐めていった。
「ごちそうさま」
その一連の様子に、出した直後なのに、再び硬さを取り戻しつつあった。全て舐め終わると次は体勢を低くして、出した直後のものを口に含み、先端に残っている僅かな精まで舐めとり、そして……
ダメだ‥。弱い所を集中的に責める舌使いに今にも負けそうで、2回目も出してしまいそうだ。でも‥発射寸前て舌は止まり、身体を上げて僕と目線を同じにした。
「出したい。出したい。って言ってる。だから‥次は中に……」
僕は軽く頷くと彼女を抱くように腕と手を滑らせて、腰と腰をゆっくりと合わせて、挿れていった。
ぬるぬるしてと温かい彼女の中で……何かを突き破るような感覚、そして‥一瞬、彼女の顔が強ばり、僕に向けて、笑顔で首を横に数回軽く振った。
「ごめん」
これ以上、腰を深く入れるの止めて思わず謝った。
「なんで謝るの?こうして、1つに‥一緒になれて、私‥すごい幸せだよ」
僕は何も返さずに、痛みを堪えた時に溜まった目尻の涙を口で吸い、額にキスをした後。身体を横にして、彼女の痛みが引くまで、お互いに愛を語り、時に囁き合った。
痛みが引いてきたのか、彼女の方から腰をゆっくりと動かしてきた。動く度に粘液が空気と混ざり合い、いやらしい音を奏でている。キスを‥互いに口を塞いでいるからこそ、彼女が感じる度に短く、もぐった声が聞こえる。それらが重なりあって、性的快感はすぐに限界へと達していき‥程なくして、彼女の中で果てて、彼女の中も精を一滴残らず絞り出すように、よりキツく絞まっていった。
行為が終わった後、身体を繋げたまま呼吸を整えて、ゆっくりと身体を起こして‥
鏡に映った僕は彼女の粘液に包まれれた事で月明かりの中。艶かしい光を放っている。
「あのさ‥その…。これから先、僕の家で一緒に暮らしてくれないかな?」
言葉を失い、喜びを表すように、両手で口を押さえて、目からは涙が止まることなく溢れ、意思表示を伝えるようにコクン。コクンと頷きを繰り返すと、涙は顔を流れて…と同時に、彼女の身体はみるみる縮んでいき、その変化に合わせて、徐々に顔も幼くなり‥そして…。胸も身体に合わせるように小さくなっていった‥。
変化が終わった時に僕は自分の目を疑った。
元より胸が大きかった彼女だけど‥僕の目の前にいる彼女は……一言で言うなら
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