(ドワーフ『はぁ……』
溜め息ばかりついてしまうドワーフのモルル。ソロバンを机で走らせて気をまぎらわせるが。…この気持ちが晴れるわけでない
(モルル『はぁ……』
二度溜め息をした所でお客様が来た!。お客様はメデューサだった
(メデューサ『あらモルル。随分と落ち込んでるわね。何かあったの?』
モルルは悩んだ。目の前にいるメデューサのリーシアは相談をしてくれて、いつも解決法を出してくれる救世主だ。しかし話していいのやら…
(リーシア『その顔、誰かに好きな人を取られた?』
(モルル『…!』
(リーシア『やっぱりね。じゃあ詳しく話してもらうわよ』
リーシアに全て隠さずに、モジモジしながら話すと笑っていた。その頃
(ダグ『んじゃ、また拾いに行ってくるぜ!。』
(セリナ『外は危険だから気を付けるのよ。じゃあ帰ってきたら、ご飯の用意とコレで沢山楽しみましょ』
セリナは鞭を取り出す。あの日から随分ダグは…どMになってしまい、セリナに相談したら喜んで女王様役をしてくれた!。本人もどうやら好きな趣味らしい
(セリナ『ま、待て!。出かける前に…』
セリナが目を瞑って待っている。凄い恥ずかしいなコリャ。キスすると舌を絡めて口内をなぞってきた!。
チュパ…レロ、レロ〜
チュルルル……
そしてキスが終わって出かけると、ダグはしゃがんだ
(ダグ『うぉぉぉ!。下半身がビキビキだよ〜ん!』
しばらく扉の前から動けずにいた。そして目的のアイテムを拾う場所に行くと……
洞窟の入り口付近に何やら妙な人達がいるではないか?。黒いアーマーナイトがズラリと……
(ダグ『な〜んかヤバくねぇか?。危険な感じ120%ってところだな。さ、帰るか』
ダグは引き返そうとしたら奴等に見つかった。ヘルムのアイガードの隙間から目が光って、
赤い ! のマークが全員頭に出た
(アーマーナイト『誰だ!?』
(ダグ『誰だって言われても誰だか…』
(アーマーナイト『貴様……親魔物派だな?。我等の後をつけていたとは……死んでもらう!』
(ダグ『え゛!?』
そこでアーマーナイトの奴らが走ってきた。凄い迫力だが素早さが劣っているから大丈夫……と思ったら
(ダグ『おっわ!。騎馬騎士いるのかよ!?』
後ろから馬に乗った騎士がランスで刺そうとした!。それをスレスレで避けた!
(騎馬騎士『くそ!。やはりこの機敏さ…人間じゃないな!。』
(ダグ『待てって!。俺っちは魔物娘に拐われた奴のアイテムを拾いに来たセコい奴だ!。魔物じゃねえよ』
ダグは手を上げて武器を持ってない事を見せると
(騎馬騎士『危ない!。奴は魔法を使ってくるぞ!。散開して盾を上手く使って狙え!』
と言って必死に説得するが勘違いされ、アーマーナイトが盾を構えながら接近してしまった!。
(アーマーナイト『フン!!』
斧を垂直に振り落とす!。それを素早く転がって回避して後ろに回り込む
(アーマーナイト『く!。我等を嘲笑うかのようだ……素早さがとんでもない』
アーマーナイトを後ろから蹴飛ばして倒すとダグは斧を取り上げる。立ち上がるのを諦めたアーマーナイト
(アーマーナイト『こ……殺せ……』
しかし持ってた皮製の袋に入れるダグ
(ダグ『だから分かってくれよ!。魔物じゃないって言ってるだろ!?。俺っちは素早いが武器は無いし魔法使えないし、マジで不運な奴なんだ。一体何があってアンタら襲ってくるんだ?』
隊長らしき人物が仲間と話している。先ほどのアーマーナイトも仲間の場所にいく……しばらく話して
(アーマーナイト『……分かった。信じよう』
(ダグ『や〜っと分かってくれたか。一体何があって狙ってきたんだ?』
(アーマーナイト『あぁ…我々は反魔物派でな。人を喰らう残虐な魔物を討伐する為に派遣されたのだ。手を貸す親魔物派は悪でな…』
(ダグ『はぁ?。人を喰らうだとぉ?。そんな迷信マジで信じているのか?』
(騎馬騎士『迷信だと!?。教祖様が教えになった事を迷信だと!?』
(ダグ『あんたら可哀想だが、その教祖って奴に騙されてるな。じゃあ間違いなのかどうか証明してやるよ。親魔物派の町に来れば分かるから』
(アーマーナイト『待て、その前に斧を返してもらうぞ。』
(ダグ『仕方がないなぁ。売れば高そうなんだが』
(アーマーナイト『お前、もしかして人間だけど盗賊なのか?』
(ダグ『う……盗賊っぽいという事にしてくれ』
そうしてダグはアーマーナイト達を町にへと案内をする。ガチャン!ガチャンっと不気
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