エリスと“おとなのおつきあい”

「えへへ
#12316;見て
#12316;お兄ちゃん!」
「だ、誰なんだ?」
「にしし
#12316;お兄ちゃんでもわからないか
#12316;?私だよ、エリスだよ!」
「う、嘘だっ!俺の知ってるエリスはもっとちんちくりんでぺたんこな典型的なロリっ娘アリスちゃんだぞっ!!」

 大抵の男性なら夢見たようなシチュエーションであろうが、俺は間に合っている。まず、俺には既に彼女がいる。名前はエリスだ。今の彼女を愛しており、他の女は全く眼中にない。だから見知らぬ人が現れてもお断りするだけだ。そしてもう一つ、俺はロリコンだ。昔から発達途上の女子にしか興味が持てず、幼女にしか性欲が沸かなかった。そんな種族がアリスのエリスは俺の理想だった。だから、そんな大人の女性が誘惑してきた所でこちらから願い下げするまでだ。
 しかし、眼前にいるこの女性は自分こそがエリスだと言うのだ。彼女のアイデンティティであるロリ体型を持たぬ彼女が、である。
そんな突飛もない出来事に俺はその場で慌てふためくことしかできなかった。

「『豊化の薬』……?」
「うん、ママが『さばと』ってところから貰ってきたんだって。『たまにはお兄ちゃんと“おとなのおつきあい”をしてみなさい』って」

 彼女に対する質問攻め、そして机の上においてある空瓶と置き手紙でこの見た目は大人、頭脳は子供なお姉さんがエリス本人だと漸く受け入れた。どうやらエリスは説明書も読まず、この薬を丸呑みしてしまったそうだ。
手紙には義母から一言添えた手紙が入っていた。

“お仕事の関係でサバトからお裾分けをいただきました。”
 たまにはエリスと大人のお付き合いを楽しんでね
#9825;

「いや、付き合い自体はしてるんだけどなぁ……」
「え
#12316;そんなことしたっけ?お兄ちゃん、いつも好きとか愛してる、って言うだけで教えてくれないじゃん」

 無理もない、アリスという種族は『永遠の処女』を体現した存在なのだ。性的な知識を一切吸収せず、セックスといった性的な体験の一切合切を行為後に全て忘れ去ってしまう。それどころか、身体も処女の状態を保ち、この身体から成長しないどころか、妊娠もしない。それに加え、行為後には処女膜が再生し、名実ともに処女に戻ってしまうのだ。そんなエリスの処女を俺はもう何百回と奪ってきたのだった。

「だけどなぁ……大人の身体は俺の趣味じゃないんだよな……」

 世間に魔物たちが浸透し、倫理観も大きく変化した。彼女のような(見た目、実年齢共に)幼い女性と性的な関係を持つことはタブーではなくなった。
 しかし、それでも女児を性的に貪る背徳感は消えることはなかった。ロリコンの俺は行為の度に発展途上のあどけない幼女を犯すことに悦びを感じていた。
 そんな俺にとって成熟しきった女性というのは黒ずんだバナナのようなものだった。甘みが増したと言われるその味を好きな人がいるのは理解できるが、俺はその外見を魅力的とは思えないし、食して味わいたいとは微塵も思わなかった。

「ねぇねぇお兄ちゃん、エリスに“おとなのおつきあい”を教えて!」

 しかし、たとえ見た目がナイスバディなオトナな女であっても、子供がそのまま大きくなったような無邪気な彼女は紛れもなくエリスだ。どうやら豊化の薬を以てしても、彼女の純情さは消しされなかったようだ。大人なロリという矛盾に満ちた存在。そんな彼女を見ていると心と股間に何かこみ上げてくるものがあった。

「よ
#12316;し、今日はお兄ちゃんがたっぷりと“大人のおつきあい”ってのを教えてやるぞ
#12316;」
「わーい!!やったー!!」


たまには黒ずんだバナナに挑戦してみるのも悪くない。心がロリならノープロブレム。人生は冒険だ。そんなことを心の中で呟きながら、俺は彼女と“大人の
#223;”をするべく、寝室へと向かった。



#12316;
#12316;
#12316;
#12316;
#12316;
#12316;
#12316;

「これがおっぱいか……うん、意外といい触り心地だな……」
「んぅん
#9825;お兄ちゃん、赤ちゃんみたい
#9825;やん
#9825;」
「当たり前だ、自分の赤ちゃんとお兄ちゃん、大切な人に触られるためにおっぱいってのはあるんだぞ」
「んぅ……じゃあ?これもオトナの、ひゃん
#9825;おつきあいなの……にゃん
#9825;」
「ああ、そうだよ」

 いい加減な性知識を刷り込みながら、彼女の永遠に発展途上な身体を弄ぶのは毎度のことだが、今回はわけが違った。
 生まれて始めて味わう成熟した豊満な女性の身体。そしてその最たる部分である、決して人工では再現できないような温もりと弾力を持つ彼女のおっぱい。俺はそれを好奇心の赴くまま
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